2019・オーストリア・英・独 ★★☆☆☆(2.8)
監督:ジェシカ・ハウスナー
出演:エミリー・ビーチャム ベン・ウィショー ケリー・フォックス キット・コナー
新種の植物がもたらす恐怖を描いた異色のスリラー。
ジェシカ・ハウスナー監督が、科学技術の発展の裏に潜む危うさを映し出す。
主演のエミリー・ビーチャムは、本作で第72回カンヌ国際映画祭の女優賞を受賞した。
共演はベン・ウィショーとケリー・フォックスら。 (シネマトゥデイより抜粋)
言い訳! 実は実は、長い新作を見たが、ほぼ寝てしまい「アウチ」となり、慌てて課金して
サクッと見れるモノを見たが、「また寝てしまった」←でも課金してるし(ポイントだけどね)
もう記事を書こうと思ったら、えぇぇっぇ~なお方が出ており、これはいかん、今日の記事を
書き終えたら、もう1度ちゃんと見直す事に決めた。
しょうがないので、本作を誤魔化しながら書いておく…。 レンタルで見たよ。(結構前に…スマヌ)
息子のジョーと2人暮らしのシングルマザー、アリス。
バイオ企業で新種の植物開発に携わる女性研究者である。
実は彼女は、ワーカホリックでジョーときちんと向き合えていない事に罪悪感を抱きながら
毎日を過ごしていた。
ある日彼女は、持ち主に幸福をもたらす美しい真紅の花の開発に成功する。
そして会社に内緒で持ち出した一鉢を息子にプレゼントする…。
「リトル・ジョー」と名付けられたその花を大切に育てるジョー。
そんなジョーは、次第に奇妙な行動が目に付くようになってくる。
リトル・ジョーへの不安が芽生える中、同じようにリトル・ジョーの花粉を吸い込んだ
助手クリスの言動にも違和感を抱き始めるアリスだったのだが…。
<予告を見ると、なんかおどろおどろしいホラー作品に思える>
この予告を見て、新作の時に即座にレンタルしたのですがね。
メッチャ淡々とストーリーは進みます。 そして…、終わっちゃう。 そんな感じで御座いました。
めっさ怖い事が起こりそうな雰囲気はあるけれど…。 (その雰囲気が不気味な事は言うまでもない)
がぁ~、怖い事は何にもない。
言わば、視覚効果と笛や太鼓の和を基調とした伊藤貞司氏のサウンドの融合映像作品って感じ。
キャスト達は、あくまでも「リトル・ジョー」の為の付け加えであり、主役はこの真っ赤な華。
実は、「リトル・ジョー」は匂いでハッピーになれる遺伝子操作で開発された花で、生殖力がない。
(匂いでハッピーって、「麻薬」を連想させるが、人体に影響は及ぼさない)
しかし、しか~~し、花粉を吸いこんだ後の人は、吸い込む前とは「何かが違う…」
しかも、吸い込んでない人でないと、その違いに気が付かない。
なので、「皆で吸い込めば怖くない!」となるのだが…。 けけけ。
研究員達も、ちょっと変わった人が多いので、誰がどうなったのかも、分かり難かったり…。
アリスが密かに持ち帰った事から、ジョーに変化が…。(思わず「リング」を連想する)
主人公の名前が「アリス」なのも、一寸意図的なのかな?と、勘繰ったり…。
兎に角、静かで驚かせたりもないし、「寿司」を食べたり流れるサウンドも「和」なので
日本びいきに思えるかもしれないけれど、本作を見る時は予告の時から思ったけれど
絶対に「寝転がって見てはいけない」←私はね。 絶対に寝ちまうに3000点。
いやぁ~、全く怖くもなく、期待通りの驚愕の事実もなく、なのに「何だか何処かに不安が残る」
「世にも不思議な~」って感じの世界。
どなたかは「ウルトラQ」の世界ってレヴューされていたけれど、ホンマにそうやなと頷いた。
貴方様も「リトル・ジョー」を育てて「幸せになる」って言うのも良いのかも…。 (良いのか?)
「リトル・ジョー」が教えてくれる「幸せ」とは? 一体? ふふふ、もう貴方様は見たくなる。
<私はもう1度見たら、きっと寝てしまう。 あれ程寝ても、眠れると思う…>
決して退屈と言う意味ではないですのよ。←けれど、もう少し刺激も欲しいズラよ。(私はね)
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