窮鼠はチーズの夢を見る(R-15) | 新・伝説のhiropoo映画日記

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そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                       

2019・邦画     ★★★☆☆(3.1)

               

監督:行定勲

出演:大倉忠義  成田凌  吉田志織  さとうほなみ  咲妃みゆ  小原徳子

                        

                       

水城せとなのコミック「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」を映画化。

                        

主人公が久しぶりに会った同性の後輩から告白され、翻弄される様が描かれる。

                  

大倉忠義と成田凌が出演。

行定勲が監督、堀泉杏が脚本を務めた。(シネマトゥデイより抜粋)

                     

                     

                          

ブタ 

確か、この間まで上映してたよな?って思ったが、「ロングラン」だったのか? このキャストならな。

コロナでなくても劇場で見る気はなかったけれど、気になる作品ではあった。(時間がね~。)

Amazonプライム、無料で見れたぞ。  ホンマにありがたやぁ~。

                          

                          

優柔不断な性格から不倫を重ねてきた、広告代理店勤務の大伴恭一。

                         

                        

そんな恭一の前に、卒業以来会う機会のなかった大学の後輩・今ヶ瀬渉が現れる。

                            

今ヶ瀬は、恭一の妻から派遣された浮気調査員として、恭一の不倫を追っていた。

不倫の事実を恭一に突きつけた今ヶ瀬は、その事実を隠す条件を提示する。

                       

それは「カラダと引き換えに」という耳を疑うものだった…。

                         

                     

恭一は当然のように拒絶するが、7年間一途に恭一を思い続けてきたという今ヶ瀬のペースに

乗せられてしまう。

                      

そして、恭一は今ヶ瀬との2人の時間が次第に心地よくなっていくのだったが…。

                              

                         

我が家では「ジェームズ」と呼ばれているお方の「大倉忠義」氏。 苗字は知っていたが名前は

今知った…。  スマヌ、ファンのお方達。  こんな程度の知識の人間が書く記事ですので…。

                     

                 

<原作は同タイトルの「水城せとな」氏のBL漫画の実写化作品。>(続編も合わさって本作らしい)

モチのロン、未読っす。

                          

大倉氏演じる恭一は、良い様に言えば「優しい」、悪く言えば「優柔不断」(と言われているけど

「八方美人」に近いんじゃね?) 付いた渾名が「流され侍」。←笑った。(粋な渾名や)

                   

決定的な事が言えずに、相手に流されてズルズルしちゃうタイプ。 妻がいるのに、不倫している。 

けれども、不倫相手が「好きで」とかではなく、「そんな関係でも良い」と相手が言うから…って。

顔はイケているけど、中身はメッチャカッチョ悪い奴。

                           

そんな恭一を大学時代から好きだった成田氏演じる今ヶ瀬。 彼は「ゲイ」で、興信所に勤務。

                      

偶然、恭一の妻からの浮気調査で、再会する2人。

妻に不倫がバレない様に今ヶ瀬の願いを聞く事に…。  始めは拒否していた恭一だったが…。

                           

↑このシーンがメサメサ好きだったな。  凄く自然な普通のカップルだよな。

               

成田氏の「惚れてまうやろ」的な化け具合がたまりまセヴン。

好き過ぎて、恭一の事を何から何までチェックする。 携帯も勝手に見たり…。

                

これが妻だったり、不倫相手だったりでも、きっと恭一は怒らなかっただろうな。

そんな恭一に元カノだった夏生が言った台詞。「あんた、本気で人を好きなった事ないでしょ」。

                

的を得た一言だったけれど、こんな恭一には「えぐる」どころか、「刺さり」もしなかったのでは?

                           

恭一と今ヶ瀬に絡んでくる、女性達もまた魅力がなかったのが残念。

                     

                      

今ヶ瀬どころか、「ゲイ」自体を馬鹿にした様な事を2人の前で言い放つ夏生↑

(元サヤに戻りたい元カノ)  彼女はもっとクールビューティだったら良かったのにな。

                         

童顔だが、案外策士なのか?と思った、同僚のたまき。 恭一に好かれよう好かれようとする。

(実際、指輪まで貰うのだが…)

                     

↑これは、恭一でなくてもやられるぞ!って思ったけれど。

(こんなバンビみたいな子、守ってやりたいって絶対に誰でも思うよね)

           

たまきは、絶対に2人の関係には気付いていたと思うけれど…。 問い詰めて嫌われるのは…と。

最後まで気付かない振り…。  そんなにまでする魅力があるのか?恭一に。(其処も分からん)

                         

                   

何故かカップルは海へ行く。  ははは、海が近くない私には「何故?」といつも思う。

                       

十人十色の他人の恋愛に、色々言うつもりは毛頭ない。

けれども、同性愛がテーマなら、それなりに「枷」が欲しいのだけれど。

                

親や、会社の上司や、世間体を盾に文句を言う人が出て欲しい。(韓流じゃないって?)

夏生が、何やかや言ったところで、刺激にはなるやもだが、「枷」にはならない。

                 

                   

2人は、こうやって「ウダウダ」しながら、行くのだろうな~って思ったけど。

                            

                      

今ヶ瀬の「天使座り」が、コレマタ超お気に入りな私。 (「ゴッド・アーミー」に出て来るのん)

体重も落としたのかな?ほっそりした体形に、この座り方が合うのよね。

                    

とは言え、成田様もこういう従順な役処ではなくって、イケイケな悪い奴の役の方が好きっす。

                     

                    

確かに、体当たりの演技でしたがね。 でも絶対にその前につくんだよね。

「良くジャニーズが許したよね」  そう言う意味では大倉氏もお気の毒ですが。

               

                                                

この先は、本作のファンの方は読まないでね。

見終えて、思わず一言言った。  「温いな」ボソッ! 反転でどうぞ…。

 

 

                   

                          

                                          

 

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