2019・韓国 ★★★☆☆(3.2)
監督:リ・ゴン
出演:クォン・サンウ キム・ヒウォン キム・ソンギュン ホ・ソンテ ウ・ドファン
クォン・サンウ主演によるアクション。
身寄りのない少年が囲碁の棋士として、精神と肉体を鍛え上げていく。
キム・ヒウォン、キム・ソンギュン、ホ・ソンテらが脇を固める。
クォン・サンウは本作の役作りのため3か月以上にわたるトレーニングで
6キロ以上増量し、体脂肪9パーセントという肉体で撮影に臨んだ。(シネマトゥデイより抜粋)
本作もスクリーンで見たかったけれど、泣く泣く落とした。 今週は、韓国産の記事が映画も続くよ。
レンタルで見た。
父が自死し、母にも捨てられた貧しい少年グィス。
その上に、最愛の姉をも失い、天涯孤独の身になってしまったグィス。
彼がこの厳しい現実を生き抜く唯一の手段は、生前に父から伝授された囲碁だった。
ある一匹狼の左手が義手の棋士にその才能を見込まれたグィス。
山寺での猛特訓によりその潜在力を開花し、師匠と共に下山する。
それからは、師匠とバディを組み、各地を回りながら勝負する。
しかし、師匠が勝負している様に見せかけ、実際にはグィスの陰からの指示で囲碁を打つという
詐欺行為がバレて、グィスは寸での所で逃げ延びるが、師匠は無残にも殺されてしまう。
心身共にたくましい大人へと成長したグィスは、情報通のマネージャーのトンと先生と共に
数々の裏社会の凄腕棋士達を撃破する。
そして姉を死に追いやった最強棋士ファン・ドギョンへの復讐を果たすため、人生の
全てを懸けた戦いに身を投じるのだったが…。
「神の一手」のスピンオフ作品だそう。 神の一手には、大好きな「ウソン」氏と「アン・ソンギ」氏が
出演しておったが、本作の目玉は、「クォン・サンウ」氏のみか?
<今や売れっ子のウ・ドファン氏>
神の一手もそうだったが、普通に囲碁の勝負をするだけでないのがこの作品の楽しみの1つ。
神の一手では「半裸で、冷凍庫」(ホンマに首をかしげるけど)
本作も、オリジナルを凌ぐ「変態勝負」が続々と見られる。
其の勝負をする1人。 殺傷能力を備えた特殊な碁盤で勝負する、ウェトリ役の「ウ・ドファン」氏。
ウ・ドファン氏自体は悪くないのだが、グィスとウェトリは子供の時に出逢っているのだが
その時は、同い年位に見えた。 でも、大人になって再会すると、オッサンと若者って感じで
到底同い年位には見えない。
闘うシーンもあるけれど、グィス役のサンウ氏が短髪のせいで、余計にオッサンに見える。
実年齢も16歳の差だもの、もう一寸年上でいなかったのかな?
(どうしても、ウェトリは不気味な青年ではなくて、悪戯小僧に感じてしまう)←私だけやも。
<鉄橋の線路上の勝負> 何故にワザワザって思うけれど…。
<占い師相手に占いをされながらの勝負> この勝負が結構好きだったな。
碁石も両者、透明の碁石で、碁盤の上が凄く綺麗。 でも、この占い師が師匠の左手を奪った輩。
碁盤の横に腕を切り取る装置が設置されている…。
<師匠との小屋の扉に阻まれて盤が見えずに闘う> やっぱ、このシーンが一等好き。
師匠役の「キム・ソンギュン」氏も、カメレオンだな。 本作ではかなり二の線でカッチョヨスだった。
そして、「クォン・サンウ」氏とくれば、絶対にあるよ!な毎度あり~な、この腹筋。
囲碁勝負の作品で、何故にこの腹筋がいるのか? 逆さづり腹筋で鍛えねばならないのか?
この辺は、オリジナルの「タチャ イカサマ師」と被るよな。
そう、師匠が一等最初に教えるのは、体力作り、早く走る、戦い方を学ぶ。
一見、何の関係もなさそうだが、裏の勝負事なので、その場で勝っても素直に帰してくれないとか
いざこざに巻き込まれても、自分を守りながら逃げるノウハウを先ず叩き込むのよねぇ~。
(このヤクザな世界感が好きなんですわ)
それにしても、見事ですなサンウ氏。
私だけかと思うのだが、サンウ氏に限って腹筋は思い出すが、彼の声が思い出せない。 てへっ!
アクションシーンも満載で、特に狭い路地での戦いぶりは、惚れてまうやろだな。
こうなると、オリジナルの「神の一手」を見直したくなるのよねぇ~。 絶対に見よう。
まぁ、其れなりに楽しめるのだが、「ドキドキ、ハラハラ」しなかったんだな。 なんでじゃろ?
もう1本、サンウ氏の作品が有るので、そっちに期待かな? え?しない方が良いのん?
如何どす? 神の次は、鬼ですってよ。
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