２０２０・韓国 ★★★☆☆（3.7）
監督：イ・チュンヒョン
出演：パク・シネ チョン・ジョンソ キム・ソンリョン イエル イ・ドンフィ
イ・チュンヒョン監督の韓国のスリラー映画。
パク・シネとチョン・ジョンソが主演。
この映画は、異なる時間からの電話を介して接続する２人の女性を中心に展開する。
映画の公開日は、進行中のCOVID-19パンデミックの影響を受け、2020年11月27日に
Netflixで配信になった。
お次のホラー作品は、韓国産っすよ。これも配信ホカホカ作品。Netflixで見ましたの。
幼い頃に父親を亡くし、母親との関係は上手く行ってはいないが、
母親が入院した為実家に戻ったソヨン。
どうやら帰省途中の電車の中で携帯電話を紛失した為、仕方なく物置に片付けてあった
古いコードレス電話機を再び電話線に繋ぐ。
待っていたように鳴り始める電話…。最初は悪戯かと思われた電話だったが。
何とそれは「過去」からの着信であった…。
電話相手は１９９９年を生きている、ヨンスク。
２０年前にソヨンの実家に住んでいた、前の住人で、ヨンスクはソヨンと同い年の女性だった。
話が弾んで、彼女の好きな歌手が再活動している情報等を電話で話す２人だったのだが…。
←このタイトルなので、多分見ていないと思う。
最初にお知らせしておきますね、本作は「恐怖ノ黒電話」の韓国産リメイクで御座います。
色々調べた結果、早々にオリジナルの方を見たいと思っております。(英産)
(予告を見た段で、かなり面白そうなんですけど～)
まぁ、オリジナルと比べるのは、オリジナルの記事でって事にして、此処からは本作について。
最初に「ホラー作品」と書いたのですが、サスペンス要素の濃いホラー作品かな。
なので、驚いたり、ビビったり、泣き叫んだりは無いのですが、何気に恐ろしい事に。
偶然が重なって、電話が繋がり友達になるソヨンとヨンスク。
年齢も一緒で生い立ちも似ている。
携帯を落としてしまった今、ヨンスクからの電話を待っているソヨン。
ヨンスクは過去なので、電話の子機が最新。音楽を聴くにはカセットテープ。
そんなヨンスクに「疑問な事が有れば、すぐに調べられるよ」と…。
そんな２人の間で、ある事を行い歴史が変わってしまう…。(←大袈裟な言い方だけど)
ヨンスクのお陰で、父親が生きており、幸せで楽しい生活を送っているソヨン。
(その時は、お嬢様風の服装で髪も長い)
幸せを掴むソヨン。でも助けてやったヨンスクの電話にも、忙しくて余り出なくなってしまう。
と、私のお陰なのに…と、ひがむヨンスクの気持ちがドンドン膨らんで来てしまう。
養母から、日常茶飯事的に虐待を受けているヨンスク。
それなら私がと、ソヨンが過去の事件等を捜して、ヨンスクに知らせる…。
本当なら、２人共にそれぞれの幸せを掴めるはずだったのだが…。
電話だけで、相手が見えないと言うのが、凄く上手く使われているストーリー。
きっとオリジナルを見たら「韓国らしい」リメイクだと思うんだろうなって、
想像しているけれど。
段々と「真骨頂」に迫っていくと…。韓国産ホラーの実力発揮でっせ！
思わず「うひょひょひょ」って思う部分もあった。
配信間もないので、あまり言えないけれど、ヨンスクの養母が、
もう少し活躍して欲しかったな。
＜養母役のイエル氏＞…「トッケビ」では、謎の赤い服の女でしたね。この方も好きだな。
本作は設定の勝利なんでしょうけれど。あぁ～、早くオリジナルが見てみたい。
リメイク版も、ソコソコ面白かったですよ。
本作だけを見たら、やっぱやるな韓国産ホラーって思ったと思うけれどね。
まぁ、オリジナルを見てからのお楽しみという事で…。
↑勿体ぶってるのでは決してないですよん。
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