日の名残り | 新・伝説のhiropoo映画日記

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                 

1993・英     ★★★☆☆(3.3)

            

監督:ジェームズ・アイヴォリー

出演:アンソニー・ホプキンス  エマ・トンプソン  ジェームズ・フォックス  クリストファー・リーヴ

                

                  

2017年にノーベル文学賞作家となったカズオ・イシグロの小説を映画化。

                          

貴族の館に仕える執事が、自身の過去を回想しながら嘗ての秘めた恋に思いを馳せる様を描き、

第66回アカデミー賞で作品賞など8部門にノミネートされた。

                               

監督はジェームズ・アイヴォリー。

アンソニー・ホプキンスとエマ・トンプソンが共演し、ジェームズ・フォックス、ヒュー・グラントらが

脇を固める。 (シネマトゥデイより抜粋)

                     

                           

                     

ブタ

今日は、文学的な作品をチョイス。  ジュリーの「ときめきに死す」を途中まで見たが、もうあかん!と

途中でリタイアした。  昔見た時は、そんな事なかったと思うけどな…。(どんくさ過ぎ…ボソッ) 

                       

                       

1956年。

ダーリントンホールで長らく執事として仕えて来た、執事スティーブンスは、新しい主人の

ファラディ氏の勧めで、イギリス西岸のクリーヴトンへと小旅行に出かける。

               

旅の目的は、前主人のダーリントン卿亡き後、屋敷が売り渡される際に熟練のスタッフ達が

辞めていってしまい、人手不足に悩んでいたが、嘗て屋敷で共に働いたベン夫人からの手紙に

職場復帰の希望も書かれていた為に、彼女に会って復職して貰えれば人手不足が解決すると

考えた為であった。

                     

                      

けれども彼には、もう1つ解決せねばならぬ問題があった…。

               

旅の途中で、前の主人のダーリントン卿に使えていた頃の様々な出来事を思い出すスティーブンス。

                             

                       

スティーブンスは、結婚の為に退職したベン夫人の事を思い出していた。

                            

                         

結婚前は、勝気で率直で、隅々にまで気の付く、旧姓ミス・ケントン。

彼女をホールの女中頭として雇い、後には、多くの女中達をに教育する、スティーブンスにとっては

頼りになる同志でもあった。

                       

彼の父親で、ベテランのウィリアムも執事として雇う事に。

スティーブンスはケントンに、父には学ぶべき点が多いと言うが老齢のウィリアムはミスを重ねる。

                           

                     

実の父親だが、大事なお客様の多いお屋敷で、もし失敗したら…と、最後には掃除する事を指示する。

父親だからと言って、特別扱いは彼の中では全く考えれない。

                       

                           

ある時、入念な準備を重ねて、秘密裏に国際的な会合がダーリントンホールで行われる。

                     

その会合も残すところ、最後の晩餐の途中に父親が亡くなった事を耳打ちされるスティーブンス。

この場を完璧に終えてからでしか、父親に会う事は出来ない…。

その事に気付いたミス・ケントンはウィリアムの瞼を閉じて、最期を看取ってくれた。

 

                        

そんな彼女と再会し、再び一緒に働けることに喜びを隠せないスティーブンス。

                          

                        

けれども、再会した彼女のから言われたのは…。

                             

                       

生真面目真面目カブトムシではないですが、執事であることに誇りをもって、日々を歩む

「これぞ、執事の鏡」ともいうべきお方、スティーブンス。

               

そのスティーブンスを「レクター博士」が。  いえ、名優アンソニー・ホプキンス氏が。

ミス・ケントンをエマ・トンプソン氏が演じます。

                        

この2人が、物凄く対称的な人物設定。

スティーブンスは、機械のように正確で、しかも出しゃばった部分も全くない。

客人に意見を聞かれても、まるで何も聞いて無かった様に「私にはお答えできません」という。

                   

ミス・ケントンは、スティーブンスの事が好きなのが「見え見え」状態。 人間らしいというか。

でも、ミス・ケントンにも、何時までも距離を置くスティーブンス。

                        

                

たった1度だけ、↑「おぉ~」って言う雰囲気になるのだが…、それにも「大事なプライベートな時間」と

拒否ってしまう…。  つれない御方…。

                

勿論、職場恋愛禁止と面接の時に、ミス・ケントンにスティーブンスが言ってるしね。

                    

でもなぁ~、見ている方としては、此処で「ちゅう~」位はあって欲しかったんだけどな。

                  

            

原作の方には、2人の恋愛話はナッシングだそうです。 あくまでも実直な執事一直線のお話らしい。

                         

               

後の屋敷の主人となるアメリカ人のファラディ氏役をスーパーマンが。

(私の中のスーパーマンはこの人しかいない。見てないけど…あせる

                 

クリストファー・リーヴ氏。 

                         

                   

ダーリントン卿が名付け親のカーディナル役のヒュー様。 

                     

               

良き執事のストーリーって、あると思うけれど、本作のホプキンス様も良いのだけれど。

なんやろう、もうちょっと恋愛エピソードが盛り込まれると良かったんだけれどな。

               

その方が、映画的ではなかろうか?

                   

               

そうそう、原作はノーベル文学賞作家となった「カズオ・イシグロ」氏で御座います。

その時に本作も話題になったよね。  レンタルできなかったのよ、その時。

             

今日は、Netflixで見ましたわ。

                

                                           

オリンピックも1年位延期になったそう。  分かったから、早く終息してちょんまげ。

って、東京は北海道を抜いてしまったらしいです。  姪の入学式もないそうです。

            

どうか皆様、お気をつけくださいませ。  私も冬眠絶賛続行中。

                   

                       

                        

                       

                                   

 

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