ロストガールズ(未) | 新・伝説のhiropoo映画日記

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                

2020・米     ★★★☆☆(3.1)

             

監督:リズ・ガーバス

出演:エイミー・ライアン  トーマシン・マッケンジー  ローラ・カーク  ウーナ・ローレンス

                    

                  

2020年に配信されたアメリカ合衆国ミステリー映画。

                       

監督はリズ・ガーバス、主演はエイミー・ライアンが務めた。

                      

本作はロバート・コルカーが2013年に上梓したノンフィクション

「Lost Girls: An Unsolved American Mystery」を原作としている。

                    

                          

                        

ブタ

実はレンタルDVD も4本見たのに、書ける作品皆無。 まぁ、今のところ大作関係は劇場で

見た奴で、上映はコッソリしたが…とか、未公開作品とかを予告を見てレンタルしてるのに…。

まぁ、次回のレンタル作品に賭けよう。  という事で、今日もマタマタNetflix作品。

                           

                             

2010年、24歳の女性、シャナン・ギルバートが行方不明になった。

                          

シャナンの母親、メアリーは直ちに警察に通報したが、電話手の反応が余りにも鈍かったため、

警察署に乗り込むことにした。

 

強硬手段に出た結果、警察はようやく重い腰を上げるのだが、シャナンが

クレイグスリスト(ローカルサイト)を介して売春を行っていた事実が判明した途端に

警察はまともに捜査しなくなっってしまう。

                             

                      

警察官達の見るからに、激しいコールガールへの差別意識。

業を煮やしたメアリーは自ら娘を捜索することにした。

                               

シャナンの失踪から半年以上が経過した後、ロングアイランドでコールガール4人の

白骨死体が発見される。

                     

これを受けて、ようやく警察は本気で捜査に取り組むようになったが、世間は事件を

面白おかしく垂れ流すばかりであった。

                  

メアリーはそんな状況に憤り、シャナンと他の被害者達の尊厳を守るためにも、

事件の真実を必ず解明するという決意を固めるのだったのだが…。

                             

<この方が、実在の娘を必死で探す母親(写真は行方不明の娘)>

                          

本作は、実際の事件が起こり、其れに基づいた小説の映画化作品。

                             

                 

先ずは、実在の母親がどうなのかは分からんが、本作のおかん・メアリーの口がとんでもなく悪い。

                        

同じ娘が行方不明でも、このおかんの娘となると、警察に来る度に皆が顔を顰める。

「又来たで、あのおかん」ちゅー感じ。

               

しかも、いなくなった場所は高級住宅地で、おかんが行方不明のビラを貼ったりしようもんなら

速攻で警察が呼ばれる。  おかんの時は、即効なのに、娘が警察に助けを求めた時は40分も

ほったらかしだった…。

                  

おかんの怒りは、娘がコールガールだった事での差別や、助けを求める電話をしても

すぐに駆け付けない警察に向く。

                

その上に、半年後に見つかった白骨遺体も、警察犬を「偶然」放した時に見つけたもの。

まるで、真剣に捜査もしていなかったのが、其処で判明。

                               

                    

けれども、4人の白骨遺体にはシャナンは含まれていなかった。

                

本腰になって調べ始める警察。 となると、ほじくり返されたくない過去も全て見えて来る。

下の娘達には秘密にしていた、シャナンを産んですぐに養女に出していたとか…。

             

それでも、このおかんだって、ダブルワークで何とか生活している。

そんなおかんを見兼ねて、コールガールをしてお金を家に入れていたシャナン。

                  

シャナンが居なくなった異変に一番最初に気付いた次女のシェラ。

おかんは、聞かせたくない事もあるから、下の娘達には捜索を手伝わせていなかったが

シェラは、心配だからと率先しておかんを手伝う。

                 

                      

おかんも段々と諦めかけてきた時…。 白骨遺体が見つかり判明した家族達との出会いが

おかんをもっと強くした。

              

自分と彼女達は、そう変わらない境遇の女達だったから…。 でも、何処にでもいる同じ人間。

                         

                  

何度ともなく、シャナンは何処かで生きているのでは? と、一縷の望みを持つ一方

此処までマスメディアにも登場しているにも拘らず、母親思いのシャナンが、連絡してこない筈はない

となると…。

              

おかんの気持ちの中でも、葛藤は毎日の様に続く。 そして、下の娘達の前では泣く訳にも行かない。

                    

中には、核心に迫った情報をくれる人も…。

あと少しで、犯人に迫れた気がするが、「はい私が犯人です」等と言う奴もいないし

この連続殺人犯の情報が殆ど無くて、妄想の中ではドンドンと怖いモンスターに思えて来る。

                     

そして、遂に連絡が…。

                      

                 

次女のシェラ役は「ジョジョラ・ビット」の匿われていたユダヤ人の少女・エルサを演じていた

トーマシン・マッケンジー氏。

                         

 

                                         

コスモス

ここからは、ネタバレなので知りたくない方は飛ばしてね。

               

                 

今現在も犯人は捕まっていない。  おかんは、今尚犯人逮捕に向けて、情報を収集し

行動を起こしている…。

                   

辛いよねぇ~。  そして残るよ、ムカムカ。

                        

                    

                

おかんの口の悪さや激烈な態度に、担当刑事もタジタジですが…。

やっぱドラマのように、ストリートに立つコールガールであっても、真摯に捜査して事件を

解決!なんて事には、そうそうならないのよね。

               

                   

と、エンドロールの前に実在の母親の映像等も流れますが。

もしかしたら、今でも犯人は同じ事を何処かで繰り返しているとしたら…。

いやぁ~、其れも又、誠に恐ろしい話で御座います。

                       

                       

                     

 

                

 

 

 

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