2019・邦画 ★☆☆☆☆(1.3)
監督:安達寛高
出演:飯豊まりえ 稲葉友 忍成修吾 谷村美月 染谷将太 諏訪太朗
飯豊まりえが主演を飾ったホラー。
鈴の音と共に出現し、視線を逸らしたが最後命を奪われるという「シライサン」の呪いを描く。
小説家・乙一が安達寛高名義で長編監督デビューを果たし、脚本も担当する。(シネマトゥデイより抜粋)
今日は、悩みに悩んで本作と「フォードvs~」を潰した。 10日以降、見たい作品ワンサカで
既に何作かは落としておりますが…。 何時もは行かない金曜日も座席予約済。
レストランで食事中に、親友のショッキングな死を目の当たりにし、立ち直れずにいた
女子大生の瑞紀。
弟を亡くしたばかりの青年・春男と出会う。
亡くなった2人は同じバイト先の同僚で、その変死の異様さが共通していた。
一緒に死の真相を探り始めた瑞紀と春男は、2人とバイト仲間で、亡くなる直前に3人で
温泉旅行に行ったことが判明する。
3人目の詠子を訪ねると、温泉旅館で聞いた怖い話を教えてくれるのだったが…。
その異様な変死状況の情報を得た雑誌記者の間宮は、2人とは別方向から取材に臨むのだった。
点と点が重なり合って、間宮と出会った瑞紀と春男。
各々の情報を出し合って、更に調べていくのだが、俄かに信じがたい事が判明する…。
一体、3人は異様な変死を回避する事が出来るのか?
小説家としても好きだが、彼のエッセイもかなり好きだ。
その彼、「乙一」氏が脚本と初監督を仕掛けてきたと知り、「これは見ねば」と相成った。
でも、元々は見ないつもりだったし、ポスターや予告を見ても全然怖そうにないので
本日レディースデイに。
これが、誰狙い?って思う程予約した時はガラガラだったのに、結構高い年齢層のおばちゃんで
一杯でびつくりこいた。
まぁ、予想通りと言っては何ですが、全然怖くないし、う~~ん「残念」とさえ。
だってね、「乙一」小説の良い所は、読み終わって「ゾクゾク」ってさせて、「やられた」って思うよね。
確かに映画だから、視覚効果も大事かもしれないけれど、いっその事部分しか最後まで
見せないでも良かったんじゃね?
↑手の甲を貫いた紐が鈴を付けて結ばれている手。
「目が異常に大きい女」と言うのが特徴的ではあるけれど。
実際に何度も写ると、「兎さん」みたいで、結構可愛らしいやも。←変態村の村長ですから
やっぱ、染谷氏。 この人やっぱり上手いよね。 同じ話でも、彼の語りに一番聞き惚れたかな。
どのシーンも、決定的な部分を見せていないので、何かモヤモヤが残るし、「ホンマに死んだのか?」
「助かったのか?」も良く分からん。
ショッキングなシーンで怖がらせたくはないって言う思いは分かるけれど。
間宮は家庭持ちなんだから、其処をもっと上手く使えば、彼が段々と焦って狂ってくるとかになれば、
面白味も増すのにな。
春男も、メッサ正義の人じゃない方が絶対に面白いのにな。
本作で一番怖いやん!って思ったのは「シライ」さんの漢字を知った時かな。
(それが正解かも分からんがな…)
てかさぁ~、この事が本まで出版されているのに、誰も読んでないって事なん?
結構小さく纏まってるな「シライサン」。
「犬鳴村」も待っているけど、いやぁ~、多分見ないと思いマッスル。
なのに、未体験の邦画以外のホラーには、心が動いてしまうのは何故なんだろう? 謎な乙女心。
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