2018・米 ★★★☆☆(3.7)
監督:マックス・ミンゲラ
出演:エル・ファニング レベッカ・ホール アグニェシュカ・グロホフスカ ズラッコ・ブリッチ
エル・ファニングを主演に迎えた青春音楽ドラマ。
歌手のオーディションに挑戦する少女の未来が描かれる。
ケイティ・ペリーやアリアナ・グランデらの楽曲を、「ラ・ラ・ランド」の音楽スタッフがアレンジ。
俳優マックス・ミンゲラが監督を務める。
共演はレベッカ・ホールら。(シネマトゥデイより抜粋)
今日は帰りに雨になるだろうなって思ったけれど、先ず「見たい」モノから兎に角潰そうと2本見た。
本作と「チキン屋さん」←noriさん安心してください書きます。(爆)
イギリスの田舎で母親と2人暮らしをしているポーランド移民の17歳の少女ヴァイオレット。
父親は彼女が幼い頃に出て行ってしまい、生活の為に学校とバイトに明け暮れる毎日。
母親は、何時か父親が帰って来る筈と、家を何があっても手放さない。
孤独な彼女の夢は歌手になること。
ある日、場末のパブで歌っていた彼女は、偶然そこにいた元オペラ歌手のヴラドと知り合う。
そんな中、国際的なスターを輩出した国民的人気公開オーディション番組の予選の予選が
地元で行われると知り、参加を決意する。
学校の同級生も大勢参加し、教会の聖歌隊で歌っているヴァイオレットの事を馬鹿にしていたが
エージェントも参加する、本格的な予選に参加できる資格を得たのは同級生ではヴァイオレットだけ。
けれども、翌日の予選に参加する条件に未成年のヴァイオレットは、保護者同伴と。
母親は「歌が歌いたいなら、神の為に精一杯歌えば良い」と歌手になるなど大反対。
そんな母親が同伴してくれる筈もなく、考えた末予選に同伴したのはヴラドだったのだが…。
ダコちゃんも好きだが、今や私は「エル」ちゃんに首ったけ。←意味分るかな?日本語だ~よ。
本作では、完全にダコちゃんを「抜いたな」という印象を受けた。
(ダコちゃんも堪らん作品は多いけれどね)
ストーリーはわりと凡庸で、すっごく感動しまっせって言う部分はそんなにない。
ただ、本作の何処を切っても「素敵なエルちゃん」が見れる。
そして、本人が歌っている歌声が凄く良い。 結構上手いと思う。(鳥肌ものではないけどね)
一寸胡散臭いヴラドとの関係が最高。 うらぶれヴラドだけれど、こう見えて紳士。
そして、偽りなしの昔オペラ歌手だった。(しかも有名)
体型的にも見た目的にも、そうかもしれんなって感じなのも好印象。
一見分からず屋さんに思えるヴラドは、意外に褒め上手で難しい年頃のヴァイオレットを
上手く転がす。 (勿論、訳があるよね)
バッチリメイクよりも、自然な感じの方が余計にピュア度が上がる感じ。
↑この髪をくるりとお団子にした時が、本当に美しい。
ほんの一瞬「フラッシュダンス」のテーマが流れ出す。 いやぁ~、其れだけでテンション上がるわ。
それでも、上手く行き過ぎだったり、何故にサインしなかったのかという理由も、うやむやに
なっちゃっているのも、ちょっと引っかかるけど。
年の離れた師匠とオーディションにっていうので「リトルダンサー」を思い出すという
レヴューも多かったが、そのリトルダンサーのジェイミー・ベル氏は、本作の製作に参加だそう。
最近気になるお方です。(ジェイミー・ベル氏)
本作も、上映館が少ないです。 もしご覧になられる機会があれば是非どうぞ。
エルちゃんの透明感溢れる演技と歌に惚れてくださいませ。
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