2017・米 ★★★☆☆(3.6)
監督:ザック・ブラフ
出演:モーガン・フリーマン マイケル・ケイン アラン・アーキン マット・ディロン
モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンというオスカー俳優たちが
一堂に会して放つコメディー。
ひたむきに働き権利を得た年金を打ち切られた高齢の男性3人が、銀行強盗に及ぶ姿を
生き生きと描写する。
メガホンを取るのは『WISH I WAS HERE/僕らのいる場所』で監督と脚本と主演を
こなしたザック・ブラフ。
主人公たちのぶっ飛んだ行動が見どころ。(シネマトゥデイより抜粋)
今日はレディースデイなので、本作と違う劇場で上映している作品、2本を見てきた。
本作を上映しているシネコンは、レディースデイはめっさ混んでいるので、一応予約で座席を
抑えておいた。 読みは当たって、ほぼ満席で御座いました。
同じ会社で40年以上も真面目に働き、定年後は慎ましくも不安のない年金生活が
送れるはずだったジョー、ウィリー、アルの親友3人組。
しかし会社が買収された途端、年金の支払いが一方的に打ち切られてしまう。
おまけにジョーは、住宅ローンの理不尽な仕組みのせいで自宅差し押さえの危機に直面していた。
そんな時、偶然にも銀行強盗の現場に居合わせた彼は、その手際の良さに感心し、
自分たちも奪われた年金を取り戻すべく、銀行強盗を決行しようとウィリーとアルに持ちかける。
そしてまずは腕試しにと、行きつけの食料品店で万引きを試みる3人だったが…。
3人の平均年齢82歳だって、ぷぷぷ~ですよね。
私は、アラン・アーキン様狙いですわ。 大好き爺さんでゴワス。 本作では「絶倫爺さん」演じてました。
本作は「お達者コメディ/シルバー・ギャング(未)」のリメイク作品らしいですが、オリジナルとは
かなり違うらしいっす。
しかも、セオドア・メルフィ氏の脚本なので、計算されているのに、それが表に出ずに
優しい作品なんですよね。
そして、アラン爺さんの他にも、大好きな「マット・ディロン」氏が。
おまぬけFBIで、顔も「銭形警部」みたいで、1人で笑ってました。ははは。
ジョー爺さんが、偶然出会った銀行強盗は、プロの仕事をし、そしてジョー爺さんには
優しかった為に、「ちょっと憧れちゃった」部分もあったのだろう。
年金が打ち切られ、シングルマザーの娘と目に入れても痛くない孫娘と暮らしているジョー爺さん。
それだけでもピンチなのに、住宅ローンの金利が上がって、支払いも怠って、自宅を
奪われる大ピンチに。
通りの向かいに、2人で住んでいる、大親友のウィリー爺さんとアル爺さん。
3人で銀行強盗をしようと持ち掛けるも、アル爺さんが「刑務所で最期を迎える様な事は嫌だ」と
話に乗って来ない。
アル爺さんは、結構正義の人。 根が真面目なんだろうね。
今でも、女子に人気モノです。 でも、何とかなるさと試しにスーパーで万引きをしてみるけれど。
こんなんで、銀行強盗なんか絶対に無理!って思うんだけど…。
「狼たちの午後」を見て、勉強したり。←ラストのオチを知っているので、最後まで見ない。
そういう所も、凄く笑える。
ジョー爺さんとウィリー爺さんには孫娘がいる。 その孫娘と同じぐらいの年齢の女の子が
メサメサ良いのよ。 なんでかって? それは見ないと教えられないわん!
こんなゆるゆる爺さんトリオなのに、メッサ綿密なアリバイ工作とかするし。
そういうメリハリも、凄く上手く出来ていた。
タダ、あくまでも映画だって事でね。 どうぞ、最後まで楽しんで下さいませ。
私は、結構爺さん作品が好きなんで、なんか久々笑顔になれる作品でした。
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