2013・邦画 ★★☆☆☆(2.8)
監督:吉田良子
出演:岩佐真悠子 渕上泰史 伊藤久美子 古舘寛治 奥浜レイラ
直木賞候補となった姫野カオルコの小説を実写化した、異色のドラマ。
恋愛やセックスに対して深く考えてしまう女性が、局部に出現した人面瘡と奇妙な
共同生活を送っていく。
メガホンを取るのは、『《ポルノチック》 惑星のかけら』などの俊英・吉田良子。
岩佐真悠子が主演を務め、全裸もいとわない熱演を披露する。
奇想天外な物語や何かとヒロインをののしる人面瘡のキャラクターも要チェック。
(シネマトゥデイより抜粋)
本作を見るのに、迷いに迷ったけれど、お腹も空かなかったしで見る事にした。
幾らなんでも、満額では見る勇気が無かったので、ポイントでタダで。
修道院育ちで汚れを知らない天涯孤独の乙女、フランチェス子。
いつまでも愛やセックスについて難しく考えては悶々とし、結果的に禁欲的な人生を
送っていた。
そんなある日、彼女の股間に謎の人面瘡が取り憑いてしまう。
しかも流暢にしゃべり出し、フランチェス子に対して“ダメ女”と悪態を連発する始末。
けれどもどうすることもできないフランチェス子は、健気にもそれを“古賀さん”と呼び、
罵倒に耐えて苦難の共同生活を続けていくのだったが…。
もっと、凄い人面瘡を想像していたのだが、結構シンプルでそれ程面白くない。
でも、結構力とかがあって、フランチェス子が自力で歩けない位。
しかも、めっさ口が悪い。
フランチェス子が清らかな汚れを知らぬ女子なので、その辺の受け答え等も楽しめたが。
笑いの方が多いので、そんなに「エッチィ作品」とも思わなかった。
それにしても、原作は読むつもりもないが、これが直木賞候補なの?
余程、表現力が豊かな文章なんだろうなぁ~。
(原作の批評等を読んでみたが、かなり面白いらしい…、いや読まないが)
私が見た上映の回は、私ともう1人の女性。 後は男性で御座いました。
でも、女性が劇場で見ても、そんなに困る様な作品ではないし、結構笑える作品です。
とは言え、自宅で家族で見る作品では御座いませんので、お気を付け下さいませ。ははは。
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