2011・仏・スペイン ★★★☆☆(3.4)
監督:ドミニク・モル
出演:ヴァンサン・カッセル デボラ・フランソワ ジョセフィーヌ・ジャピ セルジ・ロペス
禁欲生活から情欲の世界へと身を落とし悪魔に魂を差し出した破戒僧の姿を描き、160年もの
長きにわたって禁書となっていた小説「マンク」を映画化した驚がくのスリラー。
残虐で背徳的な僧を演じるのは、ヴァンサン・カッセル。
男装で主人公に近づく黒魔術師を、デボラ・フランソワが演じる。
メガホンを取るのは、『ハリー、見知らぬ友人』のドミニク・モル。
中世の修道院を舞台にした、エロチックで陰鬱な世界観に引き込まれる。(シネマトゥデイより抜粋)
もっとホラーチックな作品かと思って、1週間レイトショー作品を見て来た。
ちょうど、7月5日までのタダ券も有ったので…。 ギリでセ~~フ!
カッセル氏演じるのは、生まれたての赤ん坊の時に、カプチン派の修道院の門前に捨てられていたのを
僧に拾われ、この修道院で育ったアンブロシオ。
やがて立派な僧に成長した彼は、誘惑に負ける弱い心を戒める力強い説教で人々の尊敬を
集めていく。
ある日の事、火傷の為に仮面を被った見習いの修道士が入って来るのだが…。
モチのロン、修道士や神父さんフェチの私としては、逃す訳にはいかない作品。
とは言え、もう少しアンブロシオも、悪の誘いから心を鬼にして突放して欲しかった。
最初は仕方ないとしても、まるで反省も無しで、あまりにもズルズルなんだもの…。
しかも、スーツなんかの時は結構セクシィ~な感じを受けるカッセル氏なんだけれど、本作では
全然エロティックじゃないんだよね~。
修道院以外の外の世界を知らないアンブロシオだものしょうがないよね、って感じがしたな。
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- やっぱ、↑このお方に勝てる「ひとでなし野郎」って、そうそういないよね。
- もう少し、濃厚な演出とかがあれば、良かったんだけど。
- 確かに、キリスト教徒にとっては、かなりの問題作だよね。
- 映倫の何の規定もないみたいだけど、お子様は見ちゃ駄目な作品でゴワス。
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