２００８・邦画 ★★★☆☆（3.6）
監督：吉田恵輔
出演：宮迫博之 仲里依紗 麻生久美子 濱田マリ 近藤春菜（ハリセンボン） ダンカン
水道工の磯辺裕次郎（宮迫）は、８年前に妻（濱田）が家を出て行って以来、高校生の一人娘・咲子（仲）との
２人暮らし。
無気力な毎日を送る裕次郎だったが、ある日、父親が急死して多額の遺産が舞い込むことに。
元妻の麦子が別れて以来、遺影に線香をあげに自宅を訪れる。
久々に家族で顔を合わせたと言うのに、些細な事で言い争いを始める裕次郎と麦子。
こう見えても、バラバラな様で注文するモノは同じだったりするのだ…。
仕事を辞め、ダラダラする裕次郎は、偶然入った喫茶店でマスターと美女がイチャついている姿を目撃して、
喫茶店を始めることを思いつく。
そして、あきれる咲子をよそに、いい加減な経営方針を掲げながらも、近所の商店街に“純喫茶磯辺”を
オープンしてしまう。
余りにも行き当たりばったりの裕次郎の事を咲子は、相談に麦子の働くスナックに行くのだが…。
麦子はまるで驚きもせずに「何とかなるんじゃない？」等と、まるで他人事である。 他人ですけど～！
咲子は渋々店の手伝いを始めるが、案の定、客の入りはサッパリ。
そんな時、美人の素子（麻生）がバイト志願にやって来る。
裕次郎はさっそく、元々いたバイトの江頭（近藤）をクビにして素子を採用。
すると、素子目当ての客が増え、ほどなく店内は常連客で賑やかになっていくが…。
類は友を呼ぶかのように磯辺に集う客はみな、おかしな客ばかりで…。
純喫茶磯辺は、一体どうなるのか？
裕次郎の恋心は？
《＊＊＊》
２００６年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で、「なま夏」がファンタスティック・オフシアター・コンペティション
部門でグランプリを受賞。
翌２００７年に初の長編作品「机のなかみ」が、話題を呼んだ吉田監督の最新作。
（早速、「なま夏」と「机のなかみ」をレンタル予約した）
前作品は、「エロ」とは切っても切れない作品だったらしいが、今回の作品は監督が言うには「エロは封印した」
との事らしい。
仲里依紗の演じる咲子の入浴シーンと風呂上りシーン。
麻生久美子が着ちゃう、磯辺の制服（メッチャミニ）で後片付けする時に見えそうで見えないアングルとか。
まぁ、少々ながらもサービスショットは御座いましたが…。（爆）
主役のダルダル父ちゃんの宮迫。 俳優としての宮迫は、かなり私は買っている。
でも、この役は是非とも関西弁でやって欲しかったなぁ～。
そしたら、もっと「えぇ～味」が出たのになぁ～。
珍しく、台詞も何もかも新境地ですヤンかの麻生久美子は凄く良かった。
で、あのコスプレ紛いのピンクの制服が目茶目茶似合うのよね！
ラスト辺りで、来ている人と比べて欲しかったけど…。（大爆笑）
咲子役の仲は誰かに凄く似ている気がするけど、誰とは思い出せずに撃沈。
彼女が、元々もっと裕次郎を嫌いで、でもラストには…って言う、変化をもう少し見せて欲しかったなぁ～。
その辺のメリハリが利いたら、もっと好きな作品だったろうになぁ。
ダンカンと揉める場面も、もっとカッチョヨスな場面に仕立ててくれたらなぁ～。（下心はミエミエでもさ！）
私の気になる和田君も出演していました。
ミッキー・カーチス、美味しい役すぎ！ （何にも演技して無いじゃんか！
）
もうちょっと、ストーリーで泣き笑いが出来れば、ベストなんだけどね。
笑いの場面は、結構面白かったよん。 まぁ、前作２作を見た暁に、監督の事をもう少し掘り下げましょう。
それにしても、今週末はちょっと忙しそうなので、行けるうちに行っておこうと京都に２本見に行った。
開場３０分前にエスカレーターを上がった所で、既に嫌な雰囲気だった…。
チケット売り場辺りは、芋の子を洗う状態。 「あちゃ～～～」見事に、此処の劇場でお立ち見になってしまいました。
まぁ、割とお気軽な作品だったので、大丈夫でしたけれどもね。
昨夜は…って、今朝は！かな。 ４時間ぐらいしか寝ずに電車に乗ったので、「寝ちゃうかも？」と思ったけれど
お立ち見だったせいもあって、寝る事も無く楽しませて頂きました。
もう、今後は土日は、余程の事が無い限り此処は来ないぞ！と心に誓いましたとさ！
《＋＋＋》
８月の見ましょう作品ＵＰしておきます。
○ 
インクレディブル・ハルク … 取り敢えず、上映初日に抑えマスタ！
○ 純喫茶磯辺 … 役者宮迫がお気に入りなので！
○ 歩いても 歩いても … 一緒に見て来た作品です。 明日にＵＰの予定です。
○ スカイ・クロラ … 「キルドレ」と言う言葉に、心を鷲掴みにされています。
○ 闇の子供たち … 江口も出演しているので。 でも、あんまり期待はしていないのですがね。
○ 屋敷女 … 一緒に纏めて見ようかと…。
○ 闘茶 … 香川の演技と戸田ちゃんが、ちょっと予告で良い感じだったので。
○ あの日の指輪を持つ君へ … シャーリー・マックレーンを見ましょうね。
○ たみおのしあわせ … オダジョー出演で、意外な人が監督です。
○ きみの友だち … 重松清の原作なので、見ましょう。
○ ベガスの恋に勝つルール … キャメロン・ディアスは綺麗でしょうか？珍しく見て見ましょう。
○ ジャージの二人 … 鮎川誠の博多弁が堪らん！
○ ＢＵＧ … これも、待っていたんですよ！
○ ホウ・シャオシュンのレッド・バルーン … 「赤い風船」のオマージュ作品らしい。
○ デトロイト・メタル・シティ … これで、松ケンアウチ！なら、今後は出演作品考えましょうか？
○ ハムラプトラ３ … 試写会に誘って頂いております！
○ セックス・アンド・ザ・シティ … ドラマ未見でも楽しめるでしょうか？
○ ひゃくはち … 凄く見たかった作品。 高校野球部の補欠のストーリー。
○ 歌えパパイヤ … シンガポール映画なんですが、目茶目茶可愛い主人公なんですけど。
○ アクロス・ザ・ユニバース … 想像では、私の今年の５本の指に入る作品かも？と…。
○ 庭から昇ったロケット雲 … やっと、見ますで！
○ 旅するジーンズ・１９歳の旅立ち … 是が非でも見たい、続編。でも、驚くほど少ない上映日と上映館。