インクレディブル・ハルク  マーベル・スタジオならではのラストが、憎いねぇ~! | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。


                        

2008・米     ★★★★☆(4.1)

                           

監督:ルイ・レテリエ

出演:エドワード・ノートン  リヴ・タイラー  ティム・ロス  ウィリアム・ハート  タイ・バーレル

                        

                                  

科学者のブルース(ノートン)は、恋人ベティ(タイラー)の父、ロス将軍(ハート)の命令を受けて

人体への放射線抵抗を研究していた。



                     
ところがその研究実験中に事故が発生、多量のガンマ線を浴びたブルースは、怒りや興奮を感じて

心拍数が200を越えると約2.7メートルもの巨大な緑色のモンスターに変身する特殊体質となってしまう。


しかも、モンスターに変身したブルースは怒りで体中が満ちてしまい、自分自身では意識を制御出来なくなり

実験中に変身した彼は、最愛のベティさえも傷つけてしまう…。

そんなモンスター=ハルクに変身してしまう自分を恥、そして呪う様にベティの前から姿を消す。


だが、その体質に気付いたロス将軍は、ブルースの血清を軍事実験に利用すべく、執拗に彼を追い続ける。



                           
ブラジルに身を隠して治療薬開発と細胞の解明に専念するブルースだったのだが…。

ふとした出来事からブルースの居場所が割れてしまい、ロス将軍によって送り込まれた特殊部隊員

ブロンスキー(ロス)らに包囲されてしまう。



                       
だがその時ブルースはハルクへと変身、部隊を一蹴し、間一髪のとこで逃亡に成功するのだったが…。



元の身体に戻したい一心のブルースは、HNがミスター・ブルーというアメリカの科学者とネットでコンタクトを取り

自身の細胞の秘密を解き明かそうとする。

何度も、ミスター・ブルーの勧める薬草等を試して見るのだが、どうも上手く行かない。

やはり最終的には、ブルースの体の細かい資料がどうしても必要だと言う事になる。


潜伏していたブラジルからアメリカに戻ったブルースは、最愛の女性ベティと再会。

しかしロス将軍とその部下のブロンスキーが再び彼の捕獲作戦を実行するのだが…。


   





《***》

何か、この間までの暑さが余りにも凄すぎて、最近ちょっと「秋めいてる…」等と、朝の5時頃思ってしまいますが

まだまだ、8月が始まったばかりで、これからが夏本番なのですよね~。


暑中お見舞い申し上げます。打ち上げ花火

と、言う事で…。 サマージャンボは今日までの発売でしたが…。(え?さっさと映画の感想に行け! ラジャグッド!
8月1日でファーストデイで、今日から上映開始の「ハルク」を見ようと…。

                 

混んでいるだろうと、繁華街の劇場は避けようと昨夜までは思っていたのですが…。

電車に飛び乗って、つい考えてしまった。  

電車賃と乗車時間は少々掛かるけれど、駅から炎天下歩く事を考えれば、やっぱ繁華街の方でイイや!と。


まぁ、そんなに驚くほどは混んではいませんでしたが…。

今年は、アメコミ作品の映画化の多いこと、多いこと…。

この前に「ダークナイト」の時にも書きましたけれど、「ヘルボーイ」でアメコミ作品も結構良いヤンか!と

思い直した私は、本当に珍しく初日にハルクをチョイスした訳です。


                 

今回の主役には、エドワード・ノートン。  

特別、彼の事は好きではないけれど来日の度に大阪弁を披露する彼に、何処と無く親近感等を覚えたりしちゃう。

                     

ハルク (ユニバーサル・セレクション2008年第4弾) 【初回生産限定】

何せ、前回の「アン・リー監督」のハルクが「うわぁ~、やっぱり!これだからアメコミ作品は嫌いなの!」って
マヂで思った。
                         
その作品を敢えて、撮ると言うのはDo~なんだろうか? そう、思わないでも無かった。
男前もTVスポットを見る度に「絶対に面白無いわ!」と言うぐらい。
                           
エドワード・ノートン自身も先ず話が来た時に脚本を見て断ったそうである。 余りにもお子ちゃま向けだった為。
でも、マーベルから説得された際に「脚本を書き直しても良いのなら」と出演に踏み切ったそう…。
実は、ノートンは脚本の制作にも参加し、非公式ながらプロデューサーもこなしたそうである。
                             
何と言っても、2回のオスカー受賞者だしね。  
その辺で、ぐっと大人が見ても充分楽しめて、その上アメコミの面白さも壊していない、そんな作品に
仕上がっていた。


                                
ベティ役のリブ・タイラーもハルクと共演なら、顔のデカサも気にならない…。 m(_ _ )m
そして、モンスターパニック作品から、ラヴロマンス重視の作品になっていた。
                           
心拍数を計る時計の存在も、面白いよ。

                      
ヅラをつけたら、全然気付かなかったウィリアム・ハート。 偉い変わるもんだわ。
                  
そして、ハルクの強靭な力に憧れ、その力を我が物にしたいと望むブロンスキーのティム・ロスも怪演でしたわ。

                          
そしてね、ラストのワンシーンがもうタマリマセヴンです! 思わず、身をよじって喜んでしまいましたが…。
何故かは、ちゃんと見てちょんまげ!
                        
                             
「ダークナイト」の方が、映画作品としては良く出来ていると思う。
けれども、アメコミの映画化と言う、何処かに2次元のペラペラの漫画本が飛び出て動くと言う、憧れや
驚きが「ダークナイト」からは、感じられなかった…。


が、「インクレディブル・ハルク」には、それらもちゃんと備わっている上に、変身したハルクにさえ「漫画チック」は
感じなかった。 (見ながら、荒唐無稽で「フン!」って言う気持ちには全くならなかったもん)


112分も、全く長く感じる事無く、凄く良い気分で帰宅する事が出来ましたわ!
でも、満点じゃ無いジャンか?って…。  うん、胸がねキュンとなる場面が、何処かに有ればね。
↑画像で「雨の中でのベティとの再会のシーン」はちょっと、良かったんだけどね。 もうちょっとね。

あんまり、上映劇場は多くないみたいですけど、思ったより満足感の味わえた作品でした。



合格 もう、午前3時になってしもうた!  明日の記事に必ず、8月に見たいのだ!作品をUPしますね。

   今日、偶然に見つけた! あの続編も上映されるんだよ! お楽しみに~!