夜の上海  この映画には、全然グラッとはならないけどね! | 新・伝説のhiropoo映画日記

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そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

クチコミネタ:グラッと来る異性の仕草

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本文はここから


2007・日本・中国     ★★★☆☆

監督:チャン・イーバイ
出演:本木将弘  ヴィッキー・チャオ  西田尚美  塚本高史  ディラン・クォ  竹中直人  サム・リー


何時しか、自分の名前の前に「カリスマ」だの「セレヴ」だのが付く様になってしまった水島直樹(本木)。
今や業界のトップを走る、ヘアーメイクアップ・アーチスト。
当の水島は、女性を綺麗にしてあげる事だけに没頭したかったのだが…。

5年前には、確かに恋人と言う立場に居た美帆(西田)。  その時は愛していたし、ずっと傍にも居たかったのだが。
今は、仕事面でのマネージャー的存在が関係の殆どを占めている。
美帆は、確かにこういう仕事に向いている。  先回りが得意な女性である。
ついでに言うと、とってもズルイ僕は美帆が別れ話を切り出してくれるのを待っていたのも真実…。
そんな有耶無耶な関係のまま、ずるずると仕事優先で此処まで来たのは、全て僕が悪いと思う。


音楽祭の仕事で上海に降り立った。  広告代理店の山岡(竹中)が空港に迎えに来ていた。
口先だけの山岡に送られて会場にやって来たのだが、現場での言葉の行き違いが有った為かスタッフ達が
困った顔で、僕を迎えた。


               
「ノープレグラム!」僕の仕事は、何もないところから作り上げる仕事なんだから…!
テキパキと仕事をこなして行く…。  唯一分かる「綺麗だよ」と言う中国語をモデルや歌手達に言いながら…。

何とか、ラストの仕事を終えて一息付いていると…。  「火を貸してくれませんか?」と若い男(塚本)に言われた。
「煙草は吸わないので…」そう言うと、男は「有難う御座いました」と自分のポケットからライターを出して
煙草に火を付けた。
そう言えば、この男何度も仕事場で見かけた事がある。  スタッフでは無いのだが…。
そうだ、美帆に言い寄っている若い男…、龍一。  美帆が呼び寄せたのだろうか?
そんな詮索をするのも、既にどうでも良いと思う。  それ程、美帆とは冷え切っていると言っても良い。


そんな事を思いながら、会場から一人フラッと上海の街に出た…。
公園で、サッカーをしている子供達。  中国の楽器・二胡を弾く人の演奏を聞いていると夢中になってしまった。
演奏が終ったので行こうとしたら、又音が鳴りだしたの振り向いた瞬間、僕は空中に飛ばされていた。



突っ込んで来たタクシーに跳ね飛ばされてしまったのだ…。
運転手の林夕<リンシー>(チャオ)は、驚いてボンネットに伸びている僕をブッ叩いている。


実は、タクシー運転手のリンシーは、自分が怪我をしない程度に事故るのが実は楽しみだった…。
と、言うのも片思いの東東<ドンドン>(クォ)が車の修理工だった為。
車をぶつける度に、ドンドンに逢えるのだった。  その度に優しく車を修理してくれるドンドン。
でも、決して本心は言わずに自分の心に仕舞っているリンシー。  髪だって寝癖のままだし、ノーメイク。
シャツのボタンも互い違い…。  こんな私がドンドンを好きだ何て絶対に言えないもん…。


気が付いた僕は「大丈夫」と言ったのだが、言葉がまるで通じない。
どうやら、リンシーはタダでタクシーに乗せてくれるらしいのだが…。
カバンも持たずに出てきてしまった僕は、宿泊先のホテル名もパスポートも財布すら持っていない…。

言葉が通じないなりにも、リンシーにショックな出来事が起こった事を読み取る僕…。
夜の上海で、一体僕はどうなるのやら…。  どんな一夜を過ごすのやら…。


そして、どんな新しい日を迎えるのだろうか…?



《***》
昨日の今日なのに、又梅田に出ようと企む私。  
まぁ、多少身体がダルイ気もするけど、重いのは何時もの事だし(この体重ではね!)、自分でも
余りに酷いグルグル状態に、少々ビビッている所も有り「又、突然なったらDo~しましょう!」等と考えない事も
無いのだが…。

私って、案外○っ気があるのかしら?  もう少し耐えてみろ!とか自分の体に言い聞かせたりしてしまう!
「立つんだ!立つんだジョ~~!」と腹の何処かに「丹下段平」が棲んでいるのかもしれない…。ヲイヲイ!
まぁ、無理はしていませんので…。  ご心配をお掛けしました…。  25歳はお肌の曲がり角だしねぇ~!


で、「レディースデイ」の今日は大事を取って同じビル内の劇場で見れる作品をチョイスしました。
本当は、一番近いシネコンに行っても良かったんだけど…。  見たい作品の予定をザッと立ててみると。
水曜日は、取り敢えず見ておきたい作品で埋まってしまう。

どうしても観たい作品「キャンディー」を1800円の満額で見るのは…。  
等と考えて、梅田に出て「キャンディー」の前売りをゲットしてから、この作品の映画館へ。

「夜の上海」は必須アイテムだったのですが、もう1本を何にするか迷った挙句…。  その記事は明日UPしますね。
メンゴメンゴ! 前置きが長すぎますね~~。


主役のもっくんも、「撮影現場でも余り言葉の疎通が出来ずに、上手く演じ切れなかった」と舞台挨拶でも言ってた。
ストーリーその他を見ると、まるでこれは私の大嫌いな韓国のラヴコメかい!っと言う作品でした。
ラヴコメと言っても、キスシーンも無いのだけれど。  ハートフルコメディと言い換えておきましょうか?

何でしょうか!血の通っていない、一昔前のトレンディードラマ風作品と言いましょうか…。
映画を舐めてますか?と監督に言いたくなる作品でしたが、この監督…。
前作も同じ感じの作品作っているし…。  しょうがないのかな?


でも、キャスティングだけは結構私好みだったんだわ!
主役のもっくんは、顔はモチのロン男前だし!(声がね、私はあんまり好きじゃ無い。ってか、喋らない役が好き)

相手役のヴィッキー・チャオは可愛いよね。  菅野美穂に似てないかい?


          
その、タクシードライバーの彼女の片思いの相手は、ディラン・クォ。  私はもう一つタイプでは無いけど。
タッパもあるし、かなりのイケメンでは有るよね。  また、ドンドンはリンシーに優しいんだわ!


そして、アシスタントスタッフ役で出演の和田君は、ちょっと孤独が好きな大人な男子を演じていましたドキドキ

それとは、真逆のキャラでサム・リーは怪しい日本語を使う通訳。
この前見た、「ドッグ バイト ドッグ」で魅せた刑事役とは似ても似つかない演技でした。


男前の修学旅行先が中国で、「嫌だ!」と言っておりますし、父兄の中にも旅行先を変更して欲しいと言う要望を
出す方もいらっしゃいました。
私も、どうも暗い・汚いイメージしか持っていなかった中国・上海はとっても近代的な所なのですね。

台湾や香港の様に夜景も素晴らしく、美しかったですよ。


でも、あのストーリーでは…ねぇ~。  だめだ、こりゃ~!って感じでしょうか?(私だけ?なの…)



《+++》
あんまり、長く放って置く訳も行かないので…。
口コミの御題。  <グラッと来る異性の仕草>


映画の中でのなら…。  やっぱ、海外の俳優は顔の表情が豊かだから…。
最近、特に気に入っているのが「片眉だけ、動かす」って言うの…が好きだな。

メチャメチャ好きな仕草は、十字を切った後に自分のペンダントとかにキスをする仕草。
思わず、私も改宗しちゃおうかしら…、等と不埒な考えを起こしてしまうほど好きな仕草。
やっぱ、神父さんフェチだからでしょうか?  神に祈るなんていうのも良いなァ~~。
これ、日本だと全然駄目ですけどね。

邦画で、グラッときた仕草は…。  好きじゃ無いけど「虹の女神」の市原隼人が、自分の車を運転するシーン。
ハンドルを掴まずに掌で、グルンと回すところに、本当にやられてしまって…。
この映画の市原は好きだ!と思ってしまった…。
虹の女神 Rainbow Song

何か、あのシーンでやたらに大人を感じさせたんですけど…。 (これも、私だけ?)



映画じゃなくて生身の男子の仕草では、なかなかグラッとは来ないですけど…。

やっぱ、付いている顔もカッチョヨスでないと、なかなかグラッとは来ないでしょう~~ねぇ。  そうじゃ無い?


仕草では無いけれど、行動と言うのは如何でしょうか?

私が二十歳そこそこの乙女の頃、海外で挙式した友人の披露パーティーに大きな薔薇の花束を肩に担いで

やって来た男性がおりました。

顔は大した事無いし、身長も高くなかったけれど…。  メチャメチャ大人な雰囲気に一発でやられてしまいました。
女性に、当たり前の様に花束を手渡す日本男児って…、余りにも意外性が有り有りで…。

此処で、少しでも恥ずかしい等と言うオーラを決して出してはいけない。 

慣れているんだもん、当たり前ジャンか!と言う顔で手渡さないと駄目です。 今なら、そういう男子は多いのかな?

Do~~かしら?  私は、本気でグラッと来ましたがこの時…ラブラブ