ブラッド(R-15)  珍しく、ルーシーが脱いでるんだけど…。 | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。



2006・米     ★★★☆☆(3.2)


監督:セバスチャン・グティエレス

出演:ルーシー・リュー  マイケル・チクリス  ジェームズ・ダーシー  カーラ・グギーノ  マコ



LAウィークリーの敏腕記者のセイディー(リュー)。  嬉しい事に自分の記事がタブロイド紙のトップを飾った。

喜んでいる所に「面白いものを見つけた」と同僚から連絡が入る。

謎のカルト集団に絡む取材で面会した若い女性・トリシアに関する情報であった。


彼女は他の信者とは違い、何度インタヴューしても一切話してくれる事は無かったのだが、手に入れた彼女の

偽の電話番号から連絡をくれた同僚が彼女が開いているサイトを見つけ出した。

そしてポルノサイトを3日間も見ずに頑張ってサイトに隠されたメッセージを解き明かしたのであった。

スグにでも、そのサイトで見つけた場所を探りに行こうとセイディーを誘ったのだが…。

その日の金曜の夜は、セイディーは妹と母親との食事の約束があった為に断ってしまった。


週明けに、上司から若い女性の惨殺遺体の写真を見せられた。

その写真の女性は、どう見てもトリシアであった…。  

もしかしたら、同僚が彼女の事を何かを探ってくれたかもしれないと思ったが、土曜も今日も欠勤だと言う。


サイトから割り出した、同僚から教えられた場所に、先ず行って見るが…。

血だらけの現場が残されているだけで、同僚が関わったと思われるものもない…。

同僚の自宅を訪ねてみると、部屋中が荒されていて散らかりまくっている。

肝心の同僚の姿は無い。  すると、見た事もない男が声を掛けてきた…。

返事に困っていると、催眠スプレーを掛けられ気を失ってしまうセイディー。



気が付くと、知らない屋敷のベッドに寝かされていた。  そして、若い男女がセイディーを襲った。

記憶は、所々しか残っていなかった…。  次に目が覚めた時には、遺体安置室の箱の中であった。



ローリンズ(チクリス)刑事は、最近離れてしまっていた娘と遺体で再会する事になってしまった。

最愛の娘、トリシアを何故こんな目に遭わせねばならなかったのか…。  守れなかった自分を責め続けていた。

又もや、同じ手口の遺体が出たと連絡があった。  

同僚達は、この捜査から離れろと言っていたがどうしても自分の手で解決したかった…。

その若い女性の遺体はセイディーのものであった…。



遺体安置所からこっそりと抜け出したセイディーは、少しだけ残っている記憶を思い起こしながら闇雲に歩き出した。

そのセイディーの様子を物陰から見ながら後を追う男がいた…。

一夜の宿を求めて教会に集まるホームレス達に混じってセイディーも、小さく膝を抱えていたのだが…。

深夜になって、震えが止まらなくなる。  その上に、喉の渇きを覚えるセイディー。

セイディーの欲している物は、飲み物では無い…。  人間の血であった…。  どうしてそんなものが?

自問自答を繰り返しながらも、病気で弱っているホームレスの口を枕で押さえて殺し誰にも見つからない様に

手首の所をかじり、流れ出た血をむさぼり飲む…。


そう、あの男女に襲われた時にヴァンパイアにされてしまったセイディー。

自分のしている事に嫌悪感を感じながらも、本能にはどうしても勝てない自分を更に呪う…。

鏡には自分の姿が写らない事を確認し、本当にヴァンパイアになってしまった事を全て無かったものとする為に

陸橋の上から、道路を目掛けてダイブした…。



次に目覚めた時には、体中に包帯が巻かれていた…。  助けたのは物陰からセイディーの様子を伺っていた男。

「トラックに牽かれたんだ、痛い筈だ。 だが、お前は普通の人間の様には死ねないんだ…」

男は何もかも知っている様子だった。  

そして、セイディーの意思を確かめセイディーをヴァンパイアにした男女に復讐する方法を教える。



全ての元凶は男の方にある様だ、ビショップ(ダーシー)と呼ばれるヴァンパイアを倒す為に、周りの仲間達を

一人一人殺して行くセイディー。


そして、この事件を追っていたローリンズ刑事と手を組むのだったが…。






《***》

今日は、「パーフェクト・ストレンジャー」と「エディット・ピアフ」に行こうかな?と思っていたが、

朝寝して時間になったので起き様と思ったら、部屋中が回ってしまって立てない状況になっていた。

眠りながら、目が回っている気がしていたが…。  夢だと思っていたが、夢ではなく現実だった。


あんまりにも凄い眩暈で、横になっていても頭をちょっと動かすとグルグルなので「今日は無理かな?」と思いながら

もう、小一時間程寝たら起きれる状態に戻っていた。

迷いに迷ったが、時間的に早く帰って来れる「ブラッド」を見に行く事にした。

その後は、全く平気になりました。  何が一体起こったのかも分かりませんが…。



珍しくルーシー・リュー主演のヴァンパイア作品。  

昔のヴァンパイアでは無く、日の光に当たっても多少弱くはなるが死にはしない。


この作品も、かなり舌足らずで…。  

特にセイディーを助けて、ビショップ殺す方法を教える男は何者かが良く分からん。

多少、説明台詞は有るものの、その時しか出てこないしね。


最愛の娘を亡くし、一人自力で捜査を始めるローリンズ刑事ことマイケル・チクリスは

「ファンタスティック・フォー」の岩に変身しちゃったあのお方。

でも、何気にちょっとカッチョ良かったよ!



主役のルーシー・リューは、バッチリは見えない程度にマッパになっておいでです。

でも、やっぱり地味だし、花が無いし、とても綺麗とは言えないし、カッチョイイとも言えない。

主役を張るには、ちょっと無理ではなかろうか?  

そう考えると演技が下手でも「バイオ・ハザード」のミラ・ジョヴォヴィッチはやっぱ美しいしね、見応えもあるよね。

うん、この作品を「24」のキンバリー役のエリシャ・カスバードがやったら、良いんじゃないかな?


まぁ、こんな作品でも少々のお楽しみはビショップ役のジェームズ・ダーシーが「良いじゃんか!」と

思った事位かな?


ちょっと、「アシュトン・カッチャー」に似ている感じだったし!てか、「アシュトンが出てるのか?」と思ったりしたもん。

怖さとか、壮絶感とか、全然無い作品でゴワス!

まぁ、ちょっとダルイ身体を押して見に行ったけれど、タダで見たから暴れないけどね!

もうちょっと、キャスティングにも気を使ってよね!  そう思わせられる作品でした。あせる



明日は…。  朝起きてから体調を考えて行きましょうね。

マイヤンガー・シスターから「アーサーとミニモイの不思議な冒険」は姪っ子と吹き替え版を見たらしいけれど

ガックンの吹き替えが妙にお気に入りのご様子で「レンタル」にしたら吹き替えの声も聞けるし、その方が良いのでは

と教えて貰ったので、レンタルで見る事にしま~~す。