デジャヴ  うっそ~~ん!嘘つきは泥棒の始まりなんだぞ! | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。



2007・米     ★★★☆☆(3.7)


監督:トニー・スコット

出演:デンゼル・ワシントン  パーラ・パットン  ヴァル・キルマー  ジム・ガヴィーゼル



ニューオリンズ生まれで、ニューオリンズ育ちのダグ・カーリン(ワシントン)。

ATF捜査官として、日夜仕事に追われる毎日である。


大勢の人々を乗せて出航したフェリーが橋の袂で凄惨な大爆発を起こした。

ATF(アルコール・煙草・火器)に関わる事故・事件の場合には、直ちに現場に急行するダグ。

現場は、フェリーの乗客の家族や捜査関係者や消防・救急等でごった返している。


一通りその辺を見回ると橋の方に歩いて行くダグ。  大きな爆破の際に橋の欄干の裏に付く物質を調べる。



すると、FBI捜査官のプライズワーラ(キルマー)にダグの相棒は何処にいる?と尋ねられる。


実はダグの相棒は、先日些細な事で喧嘩して行方をくらましていたのであった。

相棒との喧嘩も日常茶飯事で、相棒の行動も今に始まった事ではなかった。

ダグは仕方なく「休暇中だ」と答える。  橋の欄干の裏には確かに爆破物の燃料らしきものが付着していた。


河岸には、どうやら爆発物に使用されたと思われるコード等が吹っ飛んで落ちていた。

対策本部ではプライズワーラ達FBIも、この爆破が事故か事件かを決めかねていた。
そこに証拠品と共に「間違いなく、爆破事件だ」と報告に行くダグ。


543名もの死者を出してしまったこの事件の犯人は、テロリストなのだろうか?



事件後、市警察から被爆した女性の遺体が見つかったとダグに連絡が入る。

見つかった状況がどうにも解せないダグは、検死に立ち会うのだが…。


フェリーの爆破で、河に飛ばされ流されたにしては遺体が河の上流に流れ着く筈が無い。

女性の死亡時刻が、爆破時刻より前であるという事。  

そして、何故か右手の指が鋭利な刃物で切られ、破損していた。

彼女は、フェリー爆破の事件に巻き込まれたモノと見せかけた便乗の殺人事件であろうとダグは推測する。



案外早く、彼女の氏名や素性が分った。  

名前はクレア(パットン)、アパートに一人住まい、元彼氏との所有のトラックを売りに出していた。

クレアのアパートに行って、調べて見るダグ。



クレアの留守電にダグのメッセージが入っていた…。  

その上に、部屋には血を拭ったと思われる布が沢山捨てられていた。  クレアの血なのか?


冷蔵庫のドアにマグネットで書かれていた言葉を見て、ハッとするダグ。 

其処には「貴方は、彼女を助けられる」と…。  タダ単なる偶然のメッセージなのだろうか?



ダグの的確でずば抜けた捜査能力を買ったプライズワーラの上司は、ダグにFBI特別捜査班に

協力する事を要請する。

爆破犯とクレアには、必ず何かの接点があると感じたダグは、プライズワーラに連れられ厳重な警備を

通過し、研究室の様な場所に通される。


そこには、政府が極秘に開発した「タイム・ウィンドウ」と呼ばれる映像装置が置かれていた。

一体、その装置で何を捜査するのだろうか?

クレアの部屋を捜査した鑑識から、「手袋もせずにその辺を触りまくっただろう」と苦情がダグに寄せられる。

確かにクレアの部屋に入った時には、手袋を着用した筈のダグだったのだが…。

何が、一体何が起こっているのであろうか?






《***》

何時もながらに予告だけを観て、誰の記事にも目を通さず、どんな批評文も読まずに「デジャヴ」を観た。


こんなにマンマ予告に騙されたのは、久しぶりぶりで御座います。

本来なら、「なんじゃぁ~~、あの予告はなんなんじゃァ~~!」と卓袱台バッコ~~ンだったりするのですが

そこがそれ、制作のジェリー・ブラッカイマーと監督のトニー・スコットが手を組んだ作品。


兎に角見せ方が上手い!

何せ、始まって間も無く老若男女の乗ったフェリーが目の前で、大爆発を起こすのである。

もう、掴みはOK過ぎるぐらいOK。  さぁさぁ、デンゼル君が登場したよ!

え?「デジャヴは?」等と思っている暇も無いぐらいの展開と私なんかには到底理解不可能な装置の説明。


デンゼル君扮するダグも、本当は分かっていなかったね!  きっとね。


理解できない分、少しでも見逃す事の無い様にスクリーンを見るじゃんか、当然ね!

そうすると、段々分ってくるわけですよ。  装置の原理の事は今も分んないけれど…。(爆)


誰がどうで、これがそうなるって…。  「ははぁ~~ん!そうなんだね」てなもんですね。



ちょっと、「フライ」を思い出したりしちゃいましたが…。 皆さんが盛んにSF作品と言うのもそんな所からでは?  

此処の所は、あんまりお話できません。


タイトルの「デジャヴ」は、この作品の場合<既視感>ー始めて体験する事なのに、以前何処かで

体験した様な奇妙な感覚を表したものです。


前にも何処かに書いた様に、私自身は<予知夢とか正夢>と呼ばれるものを私自身が初めて行く所や

始めて会う人(この場合会話する)には、100%の確立で先ず夢で先に行ってから、後に訪れる。

勿論、それだけでは無く親に叱られる時、テストの点やTV番組に至るまで30代前半までは頻繁に見ていた。

夢で見ても、それが何時起こるかと言うのは分らない。

タダ、先に見た夢で新しい勤め先のデスクであったりロッカーの位置も分かっているのである。

親に叱られそうになる時に、「あっ、このときの夢だったのか!」と思うことはあっても回避は出来ない(;´▽`A``


しかも、私自身に起こる事だけなので天変地異を予言したりする能力は無い。

まぁ、言っちゃなんだがクソの役にも立たないものなのである。  多少の心の準備が出来るぐらいである。


私の事は、置いておいて…。

この作品については、私の様な予知夢めいた能力を持ったデンゼル君の活躍の作品なんだろうと思っていたが

マンマと食わされてしまった。

でも、やっぱり見せ場のシーンを的確に見せると言う腕を持っているよね!

あんなに小難しい説明で、チンプンカンプンだったけれどスクリーンから目を離せない。

そういう意味では、かなり面白い作品だったと言えるんですが…。


疑問や矛盾点は山の様に有りましてよ!  ブラッカイマー様!

本当に上手く、してやられたという感じです。


それは、俳優にも言えることなのですが…。  本編見るまでず~~と、クレアはハル・ベリーだと思ってました。

しかも、クレアの父親が見せた写真を見て「え?ハル・ベリーじゃ無い!」って気付いたのです。

そう、検死を受けているクレアを観ている時も、ハル・ベリーと思っていました…(汗)



やっぱり、デンゼルは良いよね。  でも、「マイ・ボディーガード」の時の方が好きだけど。

監督は、「トップガン」でトム君と人気を二分したアイスマンことヴァル・キルマーを忘れる事が出来ないのでしょうか?

もう、面影すら無いデカイお顔になっておられました…。汗


そして、帰宅してからざっと色々な記事やレヴュー等を読みましたが、誰もやっぱり触れてはいませんでした

不運な名優(勝手に言ってるだけよん!)「ジム・ガヴィーゼル」君。

メッチャ、分けのわからんオイシイ役だったじゃ無いですか!

しかも、何気にやっぱカッチョ良いのよ。  今回は、なんじゃ?変な奴でしたがね。(爆)

色々出ているうちに、人気も上がってくるかもよ!  苦節何年やねん! まぁ、良いんですけれどもね。


そうですね。  特別にスクリーンで見る必要はあんまり無いなぁ~。

掴みの爆破シーンは、ちょっとびびったけど。 (爆破は予知できたけれども、余りにも大きな爆破でね)

観ている時は、結構夢中で見れると思いますが。  後々の事は考えない事にしましょうね!




《+++》

今日、読者になってくれているHARさんから、プレゼントが届きました。



有難う御座いました。  今日のシネコンの行き帰りには、聞かせていただきました。

「うんうん、全体的にはおとなしめなんだけれどもね」
プレスシートは、私は試写会で見たのでちょーどパンフも買っていなかったし、嬉しかったです。


でも、HARさんお仕事が忙しくなられて、映画のジャンルを変更されるかも…。とのことです。

でも、映画を観た時には作品の感想を書いてねん!

<リンクが出来る様に挑戦してみようと思ったけれど、時間が無くって又の機会に!ごめんね>


明日は、2本を狙っていま~~~す!  起きれたら…。ぐふふべーっだ!