ブラッディ・マリー(未) 鏡に向かって唱えてごらん!マリーが迎えに来てくれる。 | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。



2006・米     ★★★☆☆(3.3)


監督:リチャード・バレンタイン

出演:ジェイソン・シモンズ  キム・タイラー  マット・ボーレンギ



州立精神病院。

看護師達が、あるゲームの為に集まっている。

泣きながら、「嫌だ」と言うニコルの服を全て剥ぎ取って、懐中電灯を一つだけ持たせて

廃墟と化した病院地下のフロアに向かわせる。

特に同僚のジェンナは、「秘密を喋った」とニコルに不満げに冷たい態度を取る。


泣きながら、全裸のニコルは懐中電灯の明かりを頼りに通路の角に取り付けてある割れた鏡の前に立つ。

そして、呪文の言葉を何度も繰り返しながら言う。

「ブラッディ・マリーを信じます…」  何度も繰り返すニコルの後方からニコルを襲う手が伸びる…。



「もう止めようよ」ニコルを助けたい友人達は、このゲームを終りたがっていた。

「皆一度はやる事に決まっていたでしょ。私もやったのよ」ジェンナは馬鹿にした様に言い放つ。

すると、地下からニコルの悲鳴が聞こえる。  何かあった事に気付く友人達。

ジェンナは、男性の同僚に脅かす様に1時間も前から待機させていたのだとニヤツキながら言った。

其処へ、その男性の同僚が「車が壊れて遅れてしまった」とやって来る。


では、ニコルは誰に襲われて悲鳴をあげているのだろうか?

地下へ降りる階段の頭上から心配そうに覗いている友人達。  ニコルが泣きながら走ってきた。

手を伸ばし、もう少しで捕まえそうになった時…。  他の何者かに地下通路に引っ張られて行くニコル。

もう、悲鳴すら聞こえない…。  



ニコルの行方不明を心配した姉のナタリーが大々的に警察や地元の市民に捜査の依頼をする。

作家であるナタリーは、自分でも出来る事を調べて行く。  

すると、ニコルのボーイフレンドだと言うポールが、ナタリーと話がしたいから電話が欲しいと言うのだが…。


ニコルが地下に入らなければならなくなったのは、看護師達の秘密だった「ミラーゲーム」の事を

恋人のポールに話したからだった。

ニコルから聞いたポールも自宅の鏡に向かって居る時に何者かに襲われて、行方不明になる。


益々、ナタリーの疑問は膨れ上がる。  実は真相を知っている看護師達は事実を隠匿していたのであった。

ナタリーは、ニコルの本の間に挟んであった鏡の写真を見つけるのだが…。

ブラッディ・マリーを呼ぶとマリーが現れ、目玉をくりぬいて行くと言う都市伝説がある。

伝説ではなく、本当にマリーはいるのであろうか?




《***》

「ブラッディ・マリー」の都市伝説は、結構有名で意外と色々な作品で映画化されたりエピソードとして

使われたりしている。


もう少し、上手く脚本が書かれていたら結構面白い作品となっていた気がする。

この作品も90分を切る作品なのだが、全く眠くならずに引き込まれる様に観た。(睡眠時間3時間にも関わらず)

それは、興味を持たせようとワザと良く分らない様なストーリーに仕立てて、マリーの都市伝説を全面に

出しすぎた為、「秘密を喋った」ニコルは誰に?何を?と言うのが分る前にあっという間に出演終わりである。


男性受け狙いか何なのか?  鏡に呪文を言いに行く時はなぜか全裸。

ナタリーのシャワーシーンまで、ご丁寧に差し込まれております。(全然必用の無いシーンでしたわん!)


くり抜いた目玉はケースに収められ、名前も書かれて一つのバットにのせられ、保存されていました。

目玉で言えば、この間観た「シー・ノー・ブル 肉鉤のいけにえ」の方が目玉の数も半端無い程ありましたので

「うひゃぁ~~!」って感じでしたけれども、今回は犯人のヒントにしかなりません。



余りにもB級過ぎるのか、画像も詳しい出演者の事も分りませんでしたが、

ポールがちょっとハンサムな男の子でした。(軟弱でひ弱な役なんだけれど!)


海外ドラマ「スーパーナチュラル」の第5話「鏡の中の真実」にも出てくるよん。

「ブラッディ・メアリー」とこのエピソードの中では呼ばれる。



日本にも都市伝説は色々有るけれどね。 「口裂け女」とかさ~。

海外では、子供の乳歯を集めるおばあさんとかね。  


怖さはあんまり無いけれど、折角精神病院なんかを舞台にしているんだから、もっと怖くもなるだろうにね。

まぁ、お姉ちゃんの裸も見れつつ軽い都市伝説を観るのはDo~?

え?「鏡を見るのが怖くなるかって?」そんなもの、ず~~と前から怖いものがうつるのよ~~!ブタ←こんなの!




《+++》

「ハケンの品格」が終了した。

第一回目は観なかったが、2話から最後まで観た。



最初は、結構面白かったけれど大前春子のスキルの多さにちょっとね!  やりすぎって感が有りましたが、何か?



「くるくるパーマ」も最初はメチャメチャ面白かったんだけどもね。

でも、視聴率も凄く良くて良かったね。  もし、続編があっても観ないけどね!きっと。