息子がバスケを始めて
今年で四年目。。
スポーツ全般
才能がないタイプの動きをする
残念な選手だったが
いまはそこそこ
動ける選手になった。。
背の高さと
体格だけで
プレーするのだが。。
正直、スポーツの体格の部分は
生まれ持ったギフトなわけで。。
それを生かせるようになれば
まあ、いい選手になるのかもしれない。
ただし、それはいいチームがあっての話。
高校受験前
いくつかの高校から
バスケットでの推薦の話が来た。
これに対して
息子は一切反応しなかった。
私は、それでもいいと思っていたが
一応忠告はしていた。
「強いチームにはいれば
面白い選手もいるし
プレーで結果を出せば
公平な扱いを受ける。
何より指導者がいるので
ひたすらにバスケができる環境がある。
しかし、下手なチームに入れば
きっと理不尽な思いをすることもあると思う。
下手だから、何が大切で
何をしなければいけないのかがわからない。
指導者がいないから
好き勝手やる。
だから、できる選手が
嫌な思いをすることはよくあること。」
この話をしていた。。
これは、自分の実体験に基づくアドバイスだ。
昔、強いチームにいたころ
全て周りに起ることが
当たり前だと思っていた。
強いチームと練習試合ができること
強くなるための練習ができること
強くなるために指示が出ること
強くあるためにチームが一丸となること
強くなるためにお互いを尊重すること。
しかし、これらは
いつも整うような条件ではない。
それを知った高校時代。
1年生のころ
部活の先生が言う言葉も
部活の先輩が言う言葉も
耳を疑うようなことが多く
「ああ、これが普通なのだ」と
早くに諦めた。
息子のチームは最初から強くはないチームなので
ここまでの違和感を感じないのかもだが
それなりに頑張ろうとした選手の集まりだったので
そうでない人が集まった時に感じる
違和感とか
矛盾とかを
感じる可能性は高い。
そう思って助言したことが
高校に入り現実となる。。。
もともとバスケ部が強くないことは知っていた。
とはいえ、
強くないなりに
一生懸命ならそれでいいし
そこで勝ったり負けたりを経験するのも
いいかもしれないと
思っていたのだが。。
違和感に気づいたのが
3年生の引退試合。
息子が1年生でユニフォームをもらえた。。
おお。いいねえ。
そう思いつつ。。
3年生の引退試合だから
出ないことは知っていたのだが
まあ、どんなチームか見ようと
迎えに行くがてら
試合を見た。。
感想は・・・
絶句。
勝てない感じのチームなのは
確かにそうなんだけど、
なんでそうなった?
みたいな戦術で戦っている。
なんと。。。。
コートにいるメンバーの全員が
3ポイントシューター。。汗
バスケがわからない方に
説明をすると
3ポイントシュートというのは
3ポイントというラインから打つ
遠くから打つシュートなので
かなりの難易度なのであります。
高校生のうまい人でも
確率が高い人は
そうそういない。。。
2本に1本はいるなら
それはすごい確率。。
しかし。。。うちはそんなに強くはないので
全員、多分2割いってないかな?な確率。。
そして、なんといっても
全員3ポイントシュートのラインに並んでるので
確率低いのに
誰もリバウンドをとらない。
いや、とれない。。。
リバウンドが取れないから
直ぐにボールが相手に渡って
ドリブルで切り崩されて失点。
いや・・
そりゃ、勝つの難しいわ。
単純に計算しても
勝てる要素がない。
こっちが失敗して
そのボールで相手が得点するのなら
計算上まず勝てない。
3点シュートが連続で入らない限りね。
そんなことはないんだけどね。
しかも、
全員3点シュートのラインに並んでるので
相手がマンツーマンでディフェンス付けば
3点シュートさえ打てない
抑え込まれ始めるという。。
まあ、私が相手の監督さんでも
その指示にするかな。。汗
そんな戦術
誰が教えのだろうか?
ちなみに、指導者はいない部活。
顧問はいるが全くの素人先生。
きっとみんなで考えた?
いや、みんな好きなことしたらそうなったな
感じが気がしてならないんだけど。。
バスケットにはポジションがある。
それぞれに役割があるから
そのポジションがあるわけで。
チームで勝つために
それぞれの役割を果たしつつ
互いをサポートしたり
攻撃しやすいように
相手をひきつけたりしながら
得点を重ねるのが
バスケットだったはず。。汗
素人ながら知ってる私のバスケットの概念を
根本から覆した戦法に
私はある意味びっくりし
釘付けだった。
もちろん結果は完敗。
ちょっとかわいそうだけど。。
家に帰り
私は息子に
一体どんな練習をしているのか
聞いてみた。。
すると・・・
3ポイントシュートの練習
だそうで。。。
うん、確かにそれも大切だけども
他は??
と聞くと
先輩はスタミナがないから
きつい練習はしない。
とな。。
そうなのか。。。
走りたくないから3ポイントなんだろうか。。汗
で・・
一番驚いたのが
3年生の引退試合での反省会。
議題に上がったのが
「リバウンド」らしい。
まあ、順当な考え方だけど・・
何で今なんだろうねえ。。汗
とツッコミどころ満載。
せめて先輩が引退する前に
その反省に行きついてほしかったな。。。汗
で、せっかく反省会で
普通のバスケット第一歩の
解決案が出たのに。。
未だにリバウンドはせず
全員3ポイントのラインに並んでいるらしい。汗
反省だけ。。なのね。汗
きっと毎回反省には出るけど
実行して練習するまでには
至らないんだろうなあ。。
勝てないチームあるあるだけども。。
息子の練習はというと
息子はセンターなので
ゴール下での役割を全うしようとしてるらしい。
しかし、リバウンドをとっても
誰もボールを取りに来ないので
3ポイントシュートのラインにいる人に
パスを渡すのだが
皆に囲まれてるゴール下から
3ポイントのラインの距離が遠すぎて
途中でカットされることが多いらしい。
いや、そうだろうねエ。。
3ポイントシュートうった後でもいいから
ボールを取りに行けばよいものを。。
たまに取りにきて
せっかくパスを回しても
切り込んでシュートせずに
3ポイントのラインまで戻って
シュートするらしく
それを外すらしい。。
「マミーどうすればいい??」
という息子に
「まあ、先輩が引退するまで
待つしかないね。」
といった割り切った答えを言う私。
だって、先輩は良かれと思ってやってるわけで。
変わらないだろうからねえ。。
しかしまあ。。
185CMの長身の選手がいても
使わずに
全員で3ポイント。。
まあ、気づいてないので
仕方ないね。
ちなみに、専門の先生(女子の先生)がアドバイスしても
無視するらしい。
まあ、これも勝てないチームあるあるだね。
負ける癖に
なぜか、プライドだけは高いというか
学ぶ姿勢はないみたいな。。。
私の高校の時のチームも
そういうのを平気でやるチームだったから
何度も注意したんだけどねえ。。
ダメだったねエ。。
勝ったことないから
どうすればいいのか知らないのは仕方ないのだろうが
その態度はあり得ないということを
わかってないのだなあ。。。
勝てないのなら
アドバスをくれる人の言葉くらい
聞く必要がるんだけどねえ。。。
まあ、この理不尽な世界というか
自分とは考え方が違う
理解しがたい人がいることを
息子は今学んでる最中なんだろうねえ。。
子供って
小さい世界から
どんどん大きな世界にいくわけで。。
その途中でいいこともあれば
悪いこともある
これ全て学びなんだろうけどね。。。
出来ればいい体験させてあげたいんだけどねえ。。
まあ、仕方ないね。
ということで、
息子は前途多難なバスケ部で
毎日首をかしげながら
練習をしているらしい。。
頑張りたまえ。。息子よ。
ジュエリー関係のお知らせ
今日の午前中までの注文は発送を終えてます。
オーダーメイドはまだ発送されてません。
今一番手のかかるところをやってるので
もう少々お待ちを・・・・。
もうすぐフランスに行くため
今月7月18日で一旦販売を中止いたします。
ギリギリだと何かあった時に対応できないので
なるべく早くがいいです。
なので、今、スピード発送を心がけています。
何かありましたら
遠慮なくチャットよりご連絡くださいね。