石の話2 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

オーダーメイド以外の

昨日までの注文は

発送を終えております。

 

沢山の注文をいただきありがとうございます。

オーダーメイドに関しては

ここで締め切りたいと思います。

(希望により売り切れた商品をを作る)

 

ありがとうございました。

 

今日の夕方に石が届いたので

早速明日から制作に取り掛かる予定です。

 

ピアス用に作っていたものを

ネックレストップに作り替えております。

 

 

もう早速買っていただいてる方がいるのですが。。

もし、ほしかった方がいらっしゃったら

間に合いますように。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだいろいろ作ってますので

良かったら見てみてくださいね。

 

 

 

さて、今日も石の話2ということで

 

もう少し私の蘊蓄に

おつきあいください。。。笑

 

さて、石と言っても

色々あるわけです。。

 

一番高い物が宝石で

その次がビーズかな。。

いや、石によっては

コレクター用の原石も

高い場合がありますねえ。。

 

まあ、全ては物によるのですが

石のトップは

宝石になれる石です。。

 

そして、宝石に漏れた石

これがビーズになるわけです。

 

で・・・

 

ビーズになる石というのは

見た目がいいものと

見た目が悪いものがあるとはいえ

見た目が悪いものがほとんどなわけです。

 

ビーズとはいえ

見た目が悪いと

やっぱり売れないので

色々なことをするわけです。

 

加熱処理もあるけども

それ以上の染色処理が施されてることもあります。

 

えええ??と思うかもしれません。

 

でも、元々高い石で

いい色の石というのは

当然高価なのです。

 

だから、状態もよく

高価なはずなのに

安い場合は、

その可能性を少し思ったほうがいいでしょう。

 

そして、ターコイズなんかは母岩に

貼り付ける方法をとってることが多いです。。

 

つまり表面だけがターコイズで

下の方はターコイズではないとこは

本当によくあります。

 

まあ、これも種類によりますが。。。

 

これらは全部、何をされようと

一応は本物なわけです。

 

最近見逃せないのが

クオーツという言葉を使った

人工石を

それっぽく売ってること。

 

人工石の作り方は様々で

その石の成分通り

人工で宝石を育てる方法は

所謂、ザ・人工石なわけです。

 

人工で石を作ったとはいえ

成分は同じわけです。

だから、まあ、

人工だけど、その石であることに変わりない。

 

で・・・

クオーツという言葉を使った石は

中身がクオーツなわけです。

 

例えば。。。アクアマリンクオーツ。。

これは、色がアクアマリンぽいけれれど

中身はクオーツ(水晶)

 

アクアマリンの硬度は7.5-8

一方水晶の硬度は7

 

若干低め。。

もちろん、中身も違うわけですが。。

 

だから、

○○クオーツとなっているもの中に

ルチルクオーツとか

本来あるもの以外の名前がついたものは

人工石の中でも

中身も違う程度の低いものだと

思っていてください。。

 

 

もう一つ、

最近よく聞くのがダブレット。

 

これは、何のことかというと。。

本物の石をスライスし

安い石に張り付けて

見ためは本物のようにすること。

 

私が初めて見たのは

スリランカのゴール。

 

ここで、(自称)ムーンストーンキングとあった時

彼に教えてもらった。

 

わざわざ、参考になるようにと

ダブレットをくれたのだ。

 

それをよく見ると

石の底の方に

なんだか妙な線がある。。

 

 

石はカボションと言って

楕円形の

立体型。。

 

底の方に貼ってあった

青いシラーの良い石のおかげで

その石はとてもよく青く光っていた。

 

最近よく

このダブレットを売ってる人を

よく見かける。。

 

これはまあ、所謂偽物系です。


人工石は人工石として売ってることを理解して買う分は

問題ないと思います。

 

私も、石を知るために時々やるのですよ。

 

まあ、ダブレットも

知ってて買う分は問題ないでしょうが

そのダブレットには

本物の石のうっすいスライスがは貼り付けてあるだけで、

他は水晶だと思っていてください。

 

水晶だったらいいかな・・

ガラスのことが多いのでね。。

 

 

で、さらに今度はガラスフィルド。

鉛ガラス含侵処理のことです。。

質の悪いルビーに

鉛ガラスを浸透させることにより

発色・透明度をよくする方法なのです。

主に、ルビー・・サファイアにも最近よく見かけます。

 

モザンビーク産のルビーは

だいたいこの鉛ガラス含侵処理です。。

 

本物を知ってる人は

なんか色が違うと思うはずです。笑

 

処理石とはいえ

この方法で作って売られているルビーは

結構お高いのですよ。

 

人によっては一般的な処理と

言ってるのですが

私個人ではアウトな方法かな。。

 

この方法だと気づいたら

私は見向きもしない・・・ですかねえ。。

 

そして、

ベリリウム処理。

 

 

パパラチアの偽物が

このベリリウム処理で作られて

問題になってましたねえ。。

 

ベリリウムという液に浸して

加熱処理して

石を染色する方法です。

ベリリウム拡散処理といいます。。

これをすると

劇的に色が向上すると言われてます。。

 

まあ、ビーズの類なら

アリなのかもですが

高いコランダム(サファイア系の石)にこれをされたら

一気に値段と価値が下がると言われてます。。

ただ、安定している染色方法なので

まあ、気にしない方には

いい方法なのかもしれませんが。。

 

そのほかにも

色々な処理方法があり

まあ、知れば知るほど

なんて世界だと思うかもですね。笑

 

本物志向であることは

悪いことではないと思うけれども

予算が伴わない場合が

殆んどではないでしょうか。。

 

だから、色々なことを考えず

値段と見た目と

好きだな~という感覚とがあれば

いいのかもしれません。。

 

特に

日常を楽しみたい

アクセサリーは。。。

 

だけど、自分の中で、これは無理だという

ラインがあるはずです。。

 

そのラインを超えないものを

選んでいければ

良いと思うのですよ。

 

石と合うか合わないかは

第一印象だと言われています。

 

 

だから、色々説明はしましたが

ご自身が見て

好きなものを選ぶのが

一番だと思います。。