ファーマーズマーケットにて・・ぶち切れるの巻 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。


先日、ファーマーズマーケットに行ってきた。
実はバーレーン、冬場と春にかけて
このマーケットを開く。
農家が直接販売するのだ。

このマーケットは屋外。
だから、気候がいいこの時期開催されるのだろう。

このマーケット
実は大人気。
この国で一カ所しかないからなのか
ものすごい人が集まる。

それはそれはお祭りのような人ごみ。
歩くのもやっと。

もちろん、野菜はとれたて直送。
朝取ったんだな・・・とわかる野菜の新鮮さ。

キャベツが堅くて食べれないバーレーンだが
このマーケットのキャベツは
まるで春キャベツのような甘さと柔らかさ。
大根も甘い。

トマトも安いし
なすびは皮が硬くなく・・・
ものすごく美味しい。



木や花も売っていたりする。


バーレーンにも

おいしい野菜があるんじゃないの~!
と思うほど。

出店もあって・・・


地元で採れたコーンや
自家製のジュースやケーキ
アラブの料理等々
いろんな出店があり・・・


植物公園内なので
緑も一杯!!


横でお弁当を広げてピクニックする家族の多い事。
実はアラブ、ピクニック好き。
しかも、本格的。
時々ガスコンロ持参で
本格的に作ったりする人もいて・・・
とにかくピクニック大好き!
色々な方法で思い思いに楽しんでいる。



残念な事に
このマーケットは気候がいい半年間の
土曜の午前中のみ。
安くて新鮮・・・しかもこの時期だけ。
だから、みんな一生懸命1週間分買い溜める。
私もそうだ・・。


マーケットが開かれていない場所は
このように長閑・・・
しかし、一旦野菜を売っている場所に行くと・・・
中はものすごく混雑している。

だから、順番を待てないアラブは
時々順番を抜かしたりして。。。
まあ、仕方ないのだが・・・。

しかし、何も言わなければ
一生買えない。
たかがキャベツが欲しいのに
ここまで順番を何度も抜かされると
さすがにムカつく。

ということで
「あの、私が先に並んでいたので、次にしてください。」と
大人しく冷静に言ったものの
聞こうとしないし、
店の人も、アジア人の私の言う事より
地元の言う事にしか耳を貸さない。
こういうときは黙って待つしか無い。
こうして揉みくちゃになって
やっとキャベツGET。

そこまでしなくても・・・
と思うだろうが
マトモな野菜が手に入る機会が少ないバーレーンで
この機会を逃す事は
お金も、美味しい食事も
逃す事になるのだ。
だから、苦労しても
順番抜かされても
揉みくちゃになっても
行く必要が私にはあるのだ。

しかし・・・
子供が絡むと話しが別だ。
私は黙っちゃいない。

この日、娘はコーンを買いたかった。
だから、順番待ちをしていたのだが・・・
アラブの子供が次から次へとやって来て
順番を平気で抜かしていく。

アラブ、順番待ちできない一番は子供。
甘やかされて育っているので
何しても無法地帯。
だから、お店の人も順番待ちしなさいとは言わないし
仮に店の人が注意しようものなら
親が「何を私の子供に言った?」と
ぶち切れる。
だから、言えないし、言わないのだ。
だから、やりたい放題。

次に順番待てないのはアラブの女性。
女性は虐げられていると思いがちだが
それと同時に優遇もされている。
だから、何処に行っても優遇されていると
勘違いした女性が平気で順番を抜かす。
これ、いつも・・・。

次はインド人・・・。
特に労働者・・。
しれーっと順番を抜かす。

さて、今回も例に漏れず
子供10人ほど順番ぬかしをされる。
まあ、この国のやり方なんで、
私が説教する事でもない。
本当はやかましく言いたいが
私はしがない外国人。
ぐっとこらえる。
私の前で待っていたイギリス人の女性も
私と同様、小さな子供を連れていた。
しかし、ずーっと待っている。

すると私の方を振り返って
「もう・・・順番待ちしてる意味ないわ・・・」と苦笑い。

あまりに私達を無視して
アラブの子供や
それに便乗したアラブの女性が順番を抜かすので
待って20分後
「彼女はずっと待ってるのよ。こっち先にしてあげて。」と
店の人に私が言う。

こうでも言わないと
多分閉店までコーンにありつけない。

そして、私の言葉に耳を貸してくれた
店員が彼女の注文を聞く。
彼女はやっとコーンをGET。
最前列に並んで30分
やっとの思いでありつけたそうな。

今度は私の番。
私と娘は一緒に最前列で並んでいた。
そして、お約束通り
数人に順番を抜かれ・・・
店員がやっとこちらの注文を聞く。

私が注文している横から
一人のアラブの女性が
手にお金を持って
前のめりで注文しようとする。
つまり、堂々と順番をぬかそうとした。
しかも、その彼女の前には小さな我が娘がいて
彼女のお腹で押しつぶされそうになった。

これにぶち切れた私は
彼女の顔を見て
「ちょっと待てない?
私、もうすぐ終わるから、
次に注文したらいいでしょ?
私の娘が押しつぶされているから
前のめりはやめて。」と・・・

しかし、彼女は私の言う事はムシ。
どれだけコーン
食いたいんじゃ💢
と言いたくなる・・・。

頭に着た私は
「あのね、私の子供が危ないから
大人しく
待ちなさいって
言ってるでしょ
💢
と超~激怒。

そしてやっと、私が怒っているのが
わかったようで・・・
少し小さな声で
それでも注文を辞めないこの女性。
(彼女は英語は分かっているのであしからず)

私はこの女性を思いっきり睨みつけ
このままでは娘が危ないので
娘を私の前まで移動させた。

たった数分、私がコーンを
受け取るのさえ待てない・・・。

まあ、アラブだから仕方ないけども・・・。
自分の子供に危害を加えられると・・・
さすがに分かっていても文句が出るものだ。
まだまだ修行が足りないのかもしれない・・・。

こうして死闘の末手に入れたコーンは
それはそれは美味しかった。

なにはともあれ
アラブに揉まれて、アラブと喧嘩しつつ
なんだかんだ言って
平和に暮らしている私なのでありました。