前編では、

 


部下と距離が縮まらない原因の多くが
上司の“無意識のクセ”にあるとお伝えしました。

 

 

 

例えば、正論で遮ると本音は隠される


これは多くの上司が陥る落とし穴です。

 

 

 

では、どうすればいいのか?

 

 


後編では 質問と傾聴のコツ
そして 3つの無意識行動 を解説します。

 

 
 

 

 

 

 

質問はまず、例示(例を示す)

 

 

 

場面によって違いますが、
質問と傾聴をうまく使い分けるのが

上手な会話と思っています。

 

 

質問のコツは、まず例示(例を示すこと)です。

例えば、

🔷週末は○○に家族と家で過ごして、

 すごろくしたよ(自己開示してから)

 どんな週末だった?

 

 


🔷進捗はどう?

 50%くらい?(スケーリング)

 

 


🔷(企画に対して)私は、

 この部分は、良いと思って、

 あの部分は、わからなかったのだが、

 どう感じた?(部分わけ)

 

 

 

オープンな質問で、

聴くと答えづらい場合があるのは、

答えの方向が広すぎて外す心配をするからです。

 

 

 

例示があると、方向もわかって安心ですね。

 

 

 

 
 
 

違いも受け止める傾聴

 

 

 

また、この後、「違うんです」という意見も

尊重してくださいませ。

 

 

 

ここで、違いをしっかり傾聴することです。

 

 

 

意見が違っても、まずは

「そういう考えもあるね」と受け止めていたら、
信頼の土台は大きく変わります

 

 

 

 

 

 

信頼を壊す、3つの無意識の行動

 

 

 

1.1on1・面談で自分ばかり話してしまう
 

 本来は相手の思考を引き出す場なのに、

 アドバイスや経験談ばかり話していませんか?

 

 

 

2.正論で論破する
 

 間違いを正すつもりでも、

 「この人には話せない」という壁を

 作ってしまいます。

 

 

 

3.反応が薄いとき、諦める
 

 その瞬間こそ、相手が「試している」

 可能性があります。

 続けることが信頼の種まきです。

 

 

 

信頼を育てる3つのポイント

 

 

 

信頼は 「話しやすさ」「安全さ」「一貫性」

この3つで育ちます。

 

 

 

あなたは、部下との会話で
例示をして質問 → 傾聴できていますか?

 

 

 

どれだけ相手の言葉を受け止めていますか?

 

 

 

本まだ前編を読んでいない方はこちらから  

信頼関係が築けない理由とその正体【前編】

 

 

 

 

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