吉岡広小路情熱日記「新しい風」 -3ページ目

「小池新党」は、「希望」?

「日本ファースト」が分かりやすい?

 
今日安倍総理は国連総会から帰って来て、28日に衆議院の解散をするための大義づくりと、自民党としての政策づくりに入ったという。
選挙の公約は口約束で守られないものという意識から、元三重県知事の北川正恭先生がマニフェストを提唱し、政権公約は年次や財源手当ても明確に示し、きちんと国民=有権者との約束を交わすということになった。
しかし、民主党が自民党に代わって政権を奪取した時の政治がお粗末で、マニフェストが守られないことによって、マニフェスト=民主党=公約が守られないものということが定着してしまったのは、誠に残念なことである。
 
未だにその時のことを国民はよく覚えていて、絶対に民進党への政権交代だけは嫌だという思いが強い。
このことが今回の「小池新党」に期待をし、ブームになるという予感をさせる国民の心理ということになる。
大阪は維新の党、「小池新党」は東京中心の都市部中心で、とても中国地方や広島で広がる気配はないが、大きな勢力になりそうな予感がある。
 
しかし今日の報道によると小池東京都知事の代名詞である「ファースト」が新党名には使われないで、「希望」になりそううとのこと。
「日本ファーストの会」も何のことかわからないが、小池知事をすぐに連想させるのは、このネーミングの方が良いと思うのであるが、どこまで風を吹かせることが出来るのであろうか。
 
 
 
 
 
 
 

 

「妖怪博物館」の意見交換会!

意見を交換するつもりがない?

 
現在三次市議会9月定例会の会期中。
『「妖怪博物館」建設を中断し、見直しを求める会』から同様の陳情書が議会に提出され、現在総務委員会で審議されている。
 
今日は総務委員会の中で、市長や副市長が参加しての市執行部と見直しを求める会との意見交換。
建設的な意見が出来ればよかったのだが、どうも執行部は理解が足りなくて説明会のような模様になってしまった。
「妖怪博物館」建設に疑問を持つ多くの方が7000名近い署名を取られ、陳情されているのに、その赤字の収支計画の見直しや建設の意義を示さなければ、意見交換などできない。
 
多くの方が意見や思いを述べられても、その思いに真摯に答えようとする姿がなければ決して分かり合えることはない。
限られた時間の中で、説明にばかり時間を費やしても疑問は解けない。
多くの大多数の市民が同じ思いであることを、理解していない。
 
市役所や議会は市民の思いを受け止めて、答えを出すことが出来るのだろうか。
 
責任の重さばかりを強く感じる日々である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

小池新党に風は吹くのか?

衆議院選挙は、10月22日で決定?

 
安倍総理は国連で解散・総選挙を意識した演説を繰り広げる。
北朝鮮の繰り返し行われるミサイル実験や核実験に関して、トランプアメリカ大統領に同調して、対話でなく強硬姿勢で臨むことを強調する。
日本国内の長期的な安定政権が、北朝鮮に対する対抗手段であることを国内向けに発信する。
 
確かに自民党による長期安定政権は今の日本には必要なことかもしれないが、日本として絶対に守り続けなければならないテーゼがある。
今日国連では50か国の国々が核兵器禁止条約に署名したが、日本はその条約に反対した。
唯一の被爆国である日本は核兵器禁止を世界に訴えなければならない立場であるはずなのに、米国などの核兵器を抑止力として、核の傘によって守られているという筋の通らぬ理由によって、米国に追従した形になった。
偉そうな演説をしながらも核兵器禁止条約に署名しなかった日本の重みは何かを、しっかり考えてみる必要がある。
 
解散は28日臨時国会冒頭、10月10日の告示、10月22日の投開票が確実視されている。
もう注目は小池新党の立上げはいつで、小池東京都知事が党首になるのか、一体何人の候補者が擁立できるのかが、争点になってきた。
小池党首でなければ何も魅力もない新党になってしまうし、それしか新党の勝ち目がないのも確かである。