吉岡広小路情熱日記「新しい風」 -5ページ目

衆議院解散?

解散の理屈?

 
日本列島が台風18号に振り回された週末。
三次は洪水警報を残して大雨、強風などは注意報までになっているが、事前の大型台風情報による注意喚起がすさまじかっただけに、あまり被害がなくてホッとしている。
全国では被害が大きかったり、まだまだ東日本ではこれからの台風の動きもわからないが、被害の少ないことを願う。
 
カープの試合も今日午前中には中止が決定し、どうも今年も地元マツダスタジアムでは胴上げが難しそうな状況になってきた。
マツダスタジアムがドームだったらなんていう人もいるが、雨も気にしながらウキウキするから野球らしい。
マツダスタジアムには、ドームにはない魅力がたくさんある。
 
こうした日本列島が台風の心配をしている時に、突如として衆議院解散のニュースが入ってきた。
9月28日の臨時国会召集の冒頭で解散し、10月22日か29日の投票日で衆議院選挙を行うことを、安倍総理が決断したという内容である。
 
私は年内解散しかないと思ってきたが、安倍総理の支持率が回復基調にあって、民進党が低迷し小池新党の候補者擁立の準備が整う前に、選挙をした方が傷は浅いと考えたのだろう。
前回自民党が勝ちすぎているので、前回ほどの議席獲得は難しそうだが、自民党が負ける要素も少ないのである。
問題は解散の大義名分であったが、今選挙をして北朝鮮の動きに対応するということで、一応納得される形となった。
臨時国会でも加計学園問題への追及や新しい閣僚への攻撃は続くであろうし、間違いなく安倍総理は解散を断行するはずである。
 
何か現政権批判の受け皿は、小池新党しかなくなってきた。
新党ブームは、間違いなく起きそうである。
 
政治が大きく動きそうな予感である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

日本は安全なのか?

麻生太郎副総理の講演。

 
麻生太郎財務大臣の全国的な後援会組織である「素淮会」の政治経済セミナーが、広島市内で開催された。
昨年のセミナーもこの時期呉市で開催されたが、ちょうどカープが25年ぶりのリーグ優勝を決めた時だった。
今日も本当なら2年連続のリーグ優勝を地元マツダスタジアムで決める日になる予定だった。
何故ヤクルトが今日勝たなければならなかったか、いまだに理解には苦しむが、全広島県民の願いを打ち砕くような結果になってしまった。
明日も地元マツダスタジアムでの試合が予定されているが、台風18号で中止が確実視されている。
台風が逸れてくれることを祈る人頼みどころか、台風頼みである。
 
麻生副総理の講演を聞いて思うこと。
経済の今後の動きは別にしても、日本は本当に安全なのだろうか。
金正恩という多くの常識ある人の理解を超えた独裁政権のもとでの北朝鮮の動きを、誰が正確に把握することが出来るのだろうか。
昨日のように度々日本の領土の上空をミサイルが飛んでいる現状で、日本は安全だと言い切れるのだろうか。
経済制裁を繰り返していれば北朝鮮はおとなしくなって、戦争など考えられないということを誰が確信をもって言えるのだろうか。
 
マスコミの報道することや評論家の分析など本当は全くあてにすることは出来ないのではないか、我々は平和ボケしてしまっているのではと感じる思いは強い。
 
 
 
 
 
 
 

 

「妖怪博物館」建設見直し陳情。

6752名の署名は重い!

 
昨日三次市議会総務委員会が開会され、「妖怪博物館」建設を中断し、見直しを求める陳情書が審議された。
まず陳情書を提出された市民団体の代表から意見を聴取された。
 
「収支計画が赤字なのは考えられない。せめて3年とか5年の収支計画を出して、市民に説明すべきだ。」
「個人の趣味の妖怪の展示をするために税金を使って博物館建設をすべきでない。賛同者を募り自分たちで資金を調達し、進めるべきだ。」
「国の過疎債などの支援があるといっても、すべて私たちの出している税金である。無用なハコものに使うべきではない。」
「短期間で予想をはるかに超える署名が集まった。まだ多くの人が見直しの思いを持っておられる。真摯に市民の気持ちを受け入れて欲しい。」
 
行政側は、「建設を望む声が多い」とか、「交流人口を増やすには妖怪博物館に変わる対案はない」とか、「赤字の収支であるが、経済効果は大きい」であるとか、根拠のない説明が続く。
 
市執行部に陳情者の直接意見を聞く機会を設けるように、意見交換の場を提案した形で、委員会の陳情の結論は持ち越しとなった。
 
いずれにしても大多数の市民が「妖怪博物館」建設に疑問を持ち、その見直しを求めることや詳細な収支計画を示すことを求めている。
6752名の市民の署名を、軽んじてはいけないし、重い陳情書である。