母は2022年の11月要介護2からいきなり要介護5の認定を受けた。

それまでは私独りで足の悪い母を何とか起こせたが、この頃から誰かに手伝ってもらわないとベッドから起こせなくなったと思う。

それから約1年半

みるみる母自身の出来る事が少なくなり、いつからか完全介助の日々

その間、兄も義姉も旦那もギックリ腰を経験 ハッ

私も骨盤ベルトをして、気をつけていたにもかかわらず昨年11月には、独りで母の体位を変えようとした瞬間、腰にピキッと稲妻が走ったような痛み ハッそのまま座り込む。
ついにやってしまった・・・
幸いゆっくりなら何とか歩けたけど、介助は出来そうもない・・・アセアセ

通常私がメインで、私と誰かで母の介助
その私が戦力外となると私が治るまで毎日、朝夕晩と誰か2人にお願いしないといけない。
平日は兄も旦那も仕事だし・・・

母がお世話になっている「みどりの風のショートステイ」は人気で、希望日の2か月前に予約しないと、キャンセル待ちしてもほとんど取れないが、ダメもとで電話してみる。電話

何と奇跡 キラキラ

翌日から1週間キャンセルが出た。
この日は日曜で皆がいるので、今日をしのげば何とかなる。

助かった。腰は痛めたけど私は運がいい。

今まで罪悪感があって長くて2泊だったけど、私が動けないのだから仕方ない。
母も私の状況を理解したようで、しぶしぶ承諾。

初めて1週間お願いすることになった。

これは少し休みなさいということか・・・ラブラブ

腰が痛いのでその間整体に行ったり、本読んだり、仕事の準備であっという間に過ぎた。

初めて1週間預けて帰って来た日は、不機嫌で怒りまくり攻撃的 ムカムカ
でもしばらくすると落ち着いたのか、あまりキレなくなりホッ。

この時は上手くことが運んだけど、今後のことを真剣に考える時期が来た アセアセ

母を施設に預けるか、このまま家で介助の日々か・・・

要介護5の介助については前回のブログに詳しく書きました。
「尿が出ない 要介護5の介助はキツイよ~」
https://ameblo.jp/hiroko-asakawa/entry-12848864784.html

葛藤 もやもや

自分の親だから大変だけどずっと一緒にいたい。
独りで全て出来るのならまだ頑張りたいけど、誰かの手を借りないと介助出来ない今の状態。
自分の思いだけではどうしようもないのは分かってる。
母のことは好きだけど、日々の介助にイライラもする。

決断できない

悶々と過ごす日々。

しかしこのままでは周りの人たちにも迷惑をかける。
ケアマネさんにも色々と質問、相談し、納得し、兄弟に相談。

ついに決心し昨年の暮れ、2023年12月3日に、兄、義姉と3人で特養の申し込みをした。

10日ほどして送られてきた入所判定会議の結果は、入所待機102人中21番目
何故かホッとした ハート


年が明けて今年の1月21日母の88才のお誕生日。
兄弟3人で米寿のお祝いが出来た。

 



その時のブログはこちら
「母めでたく米寿を迎えました!」
https://ameblo.jp/hiroko-asakawa/entry-12840040720.html

一緒に暮らしたいと思いつつも、日々イライラしながらの介助。
それからは程よくちょくちょくショートステイにお世話になる。

予定があったので、今年の3月5日からまた1週間ショートステイを利用。
その前日に義姉がまたギックリ腰 ハッショート入れてて良かった。

またしてもセーフ。

しかし3月7日。母が38℃の熱を出す。
とりあえず様子を見て37℃に下がったとの連絡の際に
協議の結果特養の順番が次に繰り上がりました。」と告げられる。

えっ次 ! まだ先だと思ってたからうろたえる気づき
でも今すぐ入所って訳じゃないし・・・

そうこうしてるうちに母の熱が再び上がり、他の方にうつすと困るので、急きょ家に帰されることに・・・

そんなことあるんだ・・・ 私が仕事だったらアウトだった。
今回は1週間なんて喜んでいたら、3日で帰って来た ガーン
あ~あなんて思っちゃったけど、戻った母の目はうつろ反応もない アセアセ

何とか夕食を食べさせ、風邪薬は「お薬飲めたねイチゴ味」に混ぜて飲ませた。
これだと口を開けて飲んでくれるから買って良かった。

3月21日。月1回のケアマネさんの自宅訪問日。

2021年3月にデイサービスからの変更で、お世話になった恩人のケアマネ大森さんから

どんなお世話になったのかはこちらのブログで
「私の生活を激変させてくれた人」
https://ameblo.jp/hiroko-asakawa/entry-12666423308.html?frm=theme


代わった2人目のケアマネ高野さんもとてもいい方で、母が食欲ないとか飲み込みが悪いとか相談するたびに、「こんなものがあるので試してみてください」とサンプルのとろみやハイカロリーの飲料やゼリーを持って来てくれる。
特養の話や食事や病気など、何でも相談できるありがたい存在だ ラブラブ

いつものように今後の計画書を確認。ショートステイの予約も希望日全て取れ、ホッとしたのも束の間。

ケアマネさんが帰ったすぐ後に、特養の方から電話が・・・電話

何と空きが出たとの事。

覚悟はしてたけど、一緒にお花見  桜  は出来るかな?なんて思ってたからうろたえる ガーン

以前ケアマネさんに特養の順番が来ても、必ずその時に入所しなければならないということはありませんのでと言われていたので、一瞬その次にして下さいって言おうかと思ったけど、その時は家族と相談しますと返事。

早めに返事しないと次に待ってる人が沢山いる・・・

そうなると3月中には決断しないと・・・
あと1週間強しかない、どうしよう・・・ ガーン

でも現実にはもう独りでは無理だから、引き伸ばしても・・・もやもや

そう思ったら涙があふれてあふれて止まらない えーん

母に話をすると「ふぅ~ん」って 
分かってないのか、覚悟してたのか、介護は大変だけどこのまま離れるのも寂しい。

母の顔を見る度泣けてくる ショボーン
でも決めないと共依存になっちゃう。 
いつかは預けるんだし、これきり会えないという訳でもないし・・・

余談ですがこの日、大谷翔平選手の通訳の水原一平氏解雇のニュースに世間が驚いた日でした。

翌日22日からは私が仕事のため、2泊でショートステイ。

義姉と母を起こしていたら「手が冷たい、痛い」と怒る ムカムカ
やっぱりこのペアだとトイレが大変だ アセアセ

 


 
「今日は泊りで、それから施設決まったよ」と話したら
私なんか邪魔ものなんでしょ」 「楽になっていいでしょ」とキレた ムカムカ
「だって歩いてトイレ行けないじゃない」
「歩けるよ」
「2人でサポートしないと無理なんだよ」と言ったら
「嘘でしょ?」

と、時々自分の状態を忘れてて「うっそ~」と驚く。

でも文句言えるぐらいだからこの日はすごく元気!口ブクブクもすぐ出来た グリーンハーツ

朝食はご飯にミートソース。すると「何か舌が・・・」と言う。
かけ過ぎて味が濃すぎたみたいで、卵かけたら完食。
味覚はまだ正常なんだよね。

食事中ずっとブルブルしてる。
薬飲んだ後、自らウンチしたいと言うので、旦那のサポートでトイレ。
立たせるとその圧でウンチが出てくる ので、すかさず私がペーパーでウンチをもぎ取る。
その後しばらくするとポチョンと落ちた音。
でも立たせてお尻を拭くとまた出てくるので、少し座らせておいたら、太いのが出た。

この所ずっとデイサービスで摘便だったから、自力で出せて良かった ラブラブ

 

摘便とは・・・直腸の中に手指を入れ、固くなった便を掻き出す医療行為。

自然排便ができない等の理由で腹圧がかけられない患者さんに対して行うケア。

特に、肛門の手前で硬い便が蓋をしてしまって排泄ができないといった場合によく実施。

 

個人では出来ないから、本当にデイサービスの看護師さんには感謝しかありません


やっぱりとろみつけてチョコチョコ水分摂らせてたからだね。
今まで飲まないんじゃいいやと放っておいたから・・・
もっと気を付ければ良かったと後悔はあるけど、もうしょうがない・・・タラー

旦那とショートステイに送り出した。

そして3月24日
ついに心を決め、母をショートから送り届けてくれた特養の担当者さんに注げる。

「3月31日に入所したいと思っていますが・・・

今回も長文にお付き合いいただきありがとうございました。