10年間の経過観察をへて、2023年4月にLEGH疑いで子宮全摘手術をしました。
病理検査の結果は、LEGH異型あり
手術が決まってから、LEGHや悪性腺腫を経験した方のブログを読みあさり、参考にさせて頂きました。
私も病気に悩んでいる方の参考になれば…と、10年間のことを思い出して記録を綴りたいと思います。
2012年
妊娠中の検診時、エコー検査で嚢胞が発見される
2013年
出産後、MRI
→おそらくナボット嚢胞だろう
子宮全摘しないと白黒はっきりしない説明を聞きましたが、今のところは経過観察で大丈夫だろうという話でした。
その後、半年に1回子宮頸がん検査
年に1回MRIで経過観察
2018年12月
子宮頸がん検査→クラスⅢ
MRIとコルポスコピー検査→異常なし
引き続き、半年に1回子宮頸がん検査
年に1回MRIで経過観察
2020年頃から子宮頸がん検査の結果がでないことが多くなってきました。2〜3回あったかな。
おりものが多いと結果が出にくくなると医師は言ってました。
再検査するように連絡がありましたが、コロナ感染者が増えていて、再検査を延期にしたり…
自分は大丈夫だろうという過信があって、放ったらかしになっていました。
2022年夏
子宮頸がん検査→クラスⅢ
2023年1月
子宮頸がん検査→クラスⅢ
LEGH疑いで子宮全摘を勧められ、手術を決心する。
2023年4月
腹腔鏡下子宮摘出術、両卵管切除
病理検査結果→LEGH異型あり
摘出した子宮は頸部が腫大していました。
正直、ただのナボット嚢胞だろうと思っていたので、稀な疾患のLEGHと結果が出たのがびっくりでした。10年間何もなくて良かったと…
しかも異型あり…
悪性腺腫になっていたかもと思うとゾッとしました😱
まだ癌化はしていないので、子宮全摘のみで終わりになるようです。
いちおう半年後に検診あるみたいですが、もう終わりだと思っていいと医師は言ってました。
自覚症状は…
若い頃からおりものは多かったように思いますが、ここ2〜3年は常にナプキンをしていないといけないほどおりものが増えてました。
尿漏れ?と思ってましたが、今となってはLEGH特有の水っぽいおりものだったのだと思います。
おりもの以外の症状は特になく、不正出血なども全くありませんでした。
MRIを何回もしましたが、コスモスサインが見えたり、異常があると言われたことは一度もありません。
手術は全身麻酔で腹腔鏡手術でした。
術後は吐き気と熱で一晩苦しみましたが、次の日には歩いてシャワーを浴びに行くまで回復。
食欲もなくなりましたが、日にち薬で、退院前日には病院食を完食できるまで回復。
傷は動かなければ痛くない。
それほど大変は手術だとは思いませんでした。
LEGH疑いで子宮全摘を勧めれた場合、やはり躊躇いがあると思います。
元気なのになんで手術❓💦て。
私は10年間の経過観察、クラスⅢが続いていたこと、47歳という年齢、この状況で決心できたので…
結果的に、私の場合は子宮全摘して本当に良かった✨と思ってます。
でも!
簡単な手術と言っても、やはり臓器を取るのでリスクがあることも忘れず、よく考えて、納得して手術を決めるのがいいと思います。
術後3週間たち体もだいぶ回復しましたが、体力がかなり落ちましたし、まだお腹の中が落ち着かない…食欲も以前に比べて落ちました。
元の体に戻るにはまだまだ何ヶ月もかかりそうだなと感じています。
まだよくわからないことが多いこの病気。
研究が進み、子宮全摘しなくても診断できる病気になることを願います。