左の薄紫のお花が、バイカカラマツ、薄紫の色合いがとても美しいです。
右の写真は、エビネ、準絶滅危惧種だそうです。
こうやって朱雀のお庭に通って写真を撮らせてもらっているなかでも、
この1枚のために、今日は来る気になったのかも。。そんなふうに思わせて
くれるお花がときどきあるのですが、
このバイカカラマツの淡い紫のグラデーションは、まさに、そんな感じです。
白いお花もあります。だいたいが下向きに咲いているので写真を撮るのが
難しいです。
そして、右の紺色のお花が、マツノハクワガタです。
ここのところお天気がいまいちですが、
晴れて青空が広がった日は、朱雀の庭が背景に
青空とお花のブルーが合って、とてもいい感じです。
家族の風邪をもらってしまったので、なかなか朱雀のお庭にいけないのですが、
はやくすっきり治して、慈雨のあとのお花、見に行きたいです。
左はチャボリンドウ、ヨーロッパアルプスなどで咲いている花だそうです。
青空の下で、くっきりとした青がとても鮮やかです。
右のお花は、フジシダレザクラ、です。
枝が柳のように、たおやかにしなっていて、この鉢ごしに
朱雀の庭全体を眺められます。
右の薄むらさきのお花は、深山オダマキ、です。
白い花もありますが、このお花の、薄い紫のはなびらの色合いが好きです。
よく、なんでそんなしょっちゅう、和の花、見に行くの?
と聞かれるんですけど(笑)
お花の表情いうのは、ほんの数分、で変わります。
和の花、いうのは、だいたいが、下向きに咲いていて、
うつむき加減に咲いてるお花の写真をとるのは、なかなか難しいんですけれど、
木洩れ日がお花にふっとかかる瞬間、光を浴びた瞬間のお花の表情が、
いちばんええ表情、美しい表情やないかと、思います。
その一瞬を見たくて、通ってしまうんですね。
また、展示されてるお花は、園芸業者さんのものもありますが、
愛好家の方が、育ててこられた鉢もぎょうさんあります。
今年は、冬が天候不順で、嵐のようなときもあって、お花にとっても厳しかったと思いますが、
そういうときにも、展示会できれいなお花を見せてくれるように、と、育てておられた皆さんは
きっと気遣いながら、大事に見守ってこられたんやないかと思います。
それだけに、その一番綺麗な瞬間を、誰かが、そこにいて、見ていてあげたい、
そんなふうにも、思います。
まだ少し蕾なのですが、左が、つばきで名前が<友の浦>です。
ピンクの可愛らしい花びらが印象的です。
右の白いお花は、ニリンソウです。
イチリンソウと似ていますが、お花の真ん中をみると
違うってわかるようになりました。
今日はいいお天気でしが、朝がたは1時間ばかり、ひとりでのんびり
朱雀の庭の散策ができました。
陽射しも強くなってきましたので、午前中の早い時間がおすすめの
鑑賞タイムです。
昨年の春も寄らせてもらったのですが、また違う種類の野の花も出展されているようで、
今日、魅かれた2つの野のお花、アップします。クリックすると大きくなるので大きくして
ご覧ください。
左が、ハルユキノシタ、右の白いのがハルトラノオで、
ハルユキノシタのピンクのほうが、準絶滅危惧種だそうです。
まだすべての花が開いているわけではありませんが、
清楚で可愛らしいお花が沢山咲いています。



















