週末はお天気が崩れそうなお話やったんで、、梅小路公園の朱雀の庭に、お花見に
行ってきました。
庭のお休み処の前にある、紅しだれ桜は、今が、満開で、紅しだれ桜ごしに
日本庭園を眺められる景色は、とても贅沢なもので、また、今日は滝の水もしっかりと
流れ落ちていて、
滝つぼの前にある、紅葉の木々は、今、こんなふうに、小さく赤い花をたくさん
つけています。
こ1時間、いえ、もう少しいたでしょうか。。。でも誰もいらっしゃらなくて、
ずっとこの美しい眺めを独りじめで。。ほんまに贅沢な時間でした。
ここ3年ほどは、ずっと、1年を通して、この朱雀の庭の景色を楽しませてもらって
きています。
できることやったら、また来年も、ここでこうして、この桜を眺めることができたら
ええなぁ。。。と、願いつつ、お花見させてもらいました。
うちの近くにある公園の、早咲きの桜、
毎年、3月の卒業式前に、開花します。
とても、繊細なピンクの色合いの美しい桜で、
近くのベンチに座って桜を眺めているひとが、ようやはります。
毎年、こんな近場で、お花見を楽しませてもろている桜やけど、
こうして桜を眺めるのも、これがもう最後になるんかなぁ。。と思うと、
なんか、こう、愛おしいような、もの悲しいような、切ない気持ちになってきます。
桜守の佐野藤右衛門さんが、いつも言うてはるように、桜を見るときは、、
桜の木の下にもぐりこんで、下から見上げんとあかん。。
そうやって、桜の枝を見上げてみたら、
願わくば。。。花の下にて、春死なん。。
その如月の。。。望月の頃。。。。。
そう詠わはったという、西行さんの想いが、
なんとのう、わかるような気がしてきました。
昨日は、書類の片付けにとりかかり。。。
そして、夜は、永年の仲良しのお友達と、なんでもないお喋りに長じました。
こんなふうにお喋りにつきおうてもらえるひとがいて、ありがたいなぁ。。と
しみじみ思います。
週末に、もう一度だけ、桜、見てこようかな。。と思っています。
ご無沙汰しております。
なかなか更新できなくて、申し訳ありません。
桜の花が少しずつ開花し始めてきました。梅小路公園にある桜は各種、
いろんな種類があるのですが、まず、小彼岸桜、熱海寒桜、大山桜、ソメイヨシノ
らが、花をつけてきています。
そして。。。
毎年楽しみにしているのが、朱雀の庭にある、紅しだれざくら、です。
今、滝の水が機械の故障で流れていないのが残念ですが、
ほんとに、誰もいない、日本庭園と紅しだれ桜を
ベンチに座って、ゆっくりと楽しめるのは、
ほんとに、眼福、そのもの、です。
桜は綺麗だけれど、どこへいっても人が多くて。。。
というみなさん、ぜひ、午前中、早めの時間に、この
梅小路公園の朱雀の庭に、紅しだれ桜を愛でに行ってみてください♪
先日、梅小路公園の梅林で初めて＜八重寒紅＞が咲いたと
書きましたが、
再訪してみて、とても嬉しいことがありました。
まだ開花しているのは、2本の梅ノ木だけで、花も３～４個だけなのですが、
梅の香りをかごうと顔を近づけていると、
散歩中らしい年配の女性の方が、近づいてこられて、
＜梅の花が咲いたと、テレビかなんかでいってたので、
梅林をずっとさがしてきたんやけど、この木のことやったんやね～＞
と言って、梅の花をしばし眺めておられました。
新しく開花していた梅のお花の、今日撮った写真をアップしておきますね。
今日は雲ひとつない青空で、梅林のお隣の芝生広場に座って
ぼぉ～と、青空を眺めているのがとっても気持ちよかったです。
青空と、梅の花のピンクの花びらはとっても、お似合いです♪
梅小路公園の梅林に、今年初めての梅の花が咲きました。
咲いたのは、＜八重寒紅＞。昨年のブログを見てみると、1月22日に初めて梅の花が
咲いた、と写真がのっていたので、今年は、5日ほど遅い開花になりました。
北野さんの梅が咲いたというニュースを聞いてから、数日に一度、
梅林を見て回っていたのですが、1月27日の午前10時頃に、この八重寒紅が
一輪だけ、咲いているのを見つけました。
最初の写真の白い建物は、京都水族館です。
去年の3月にオープンしたので、
昨年、梅の花が咲いた頃は、まだ、建築工事中でした。
京都水族館のいるかスタジアムの芝生広場をはさんで、真正面の梅林に、
この、八重寒紅の咲いている梅の木があります。
梅小路公園にお越しの際は、ぜひ、見に行ってあげてください。
秋の和の花展には、幾度も足を運びつつ、なんど撮っても、うまく撮るのがむずかしい
花のひとつが、この左の吾亦紅（われもこう）です。
このお花を見ると、いつも、我も恋う（われもこう）というフレーズが頭に浮かび、
この独特の赤い色合いのお花をなんとか、そのイメージが感じられるように
撮りたいと、思うのですが、なかなかそれが、大変です。
けれど、この1枚は、クリックして大きくして見てもらうと、なんとなく、そのイメージが
出ているような感じがするのですが、どうでしょうか（笑）
右のお花は、名前がわからなくて残念なのですが、平清盛の八条第跡の石碑の
そば、紫式部の鉢のそばに置かれていたお花です。
まるくて、クリームイエローのなんともいえないやさしい感じがします。。
葉っぱのほうは、朝陽を受けて、なんだかスターウォーズに出てくる、
光る剣のようでした。こちらもクリックしてみてください。
＜ぬばたま＞をめぐるあれこれ。
数日前の写真で、＜ヒオウギ＞という、オレンジ色っぽい、お花を載せた
ことがあったのですが、そのヒオウギの花の種子が、＜ぬばたま＞と
呼ばれています。
万葉集のなかにも、＜ぬばたま＞を詠んだ素敵な歌があります。
ぬばたまの 黒髪変り 白けても 痛き恋には 逢ふ時ありけり
（黒髪が白くなって年老いても、 これほどまでに胸を痛める
せつない想いに 出逢うこともあるものなのですね。。。）
というとても素敵な歌です。
そして、この上の2枚の写真、どちらも＜ぬばたま＞なのですが、
左の青空の下の写真が、今年の藤袴と和の花展、で展示されていたもの、
そして、右の写真が、昨年秋の藤袴と和の花展で展示された＜ぬばたま＞です。
まったく同じ花の種なのですが、背景がちがうと、これほどにイメージが
変わるのが面白いなぁと思って、比べてみました。
青空のほうは、今年、小高い丘の上に鉢を配置されていたので、
バックに青空が映りこんで、秋の澄んだ感じが、します。
やや暗いところで、ぬばたまの玉が光ってみえるのは、
昨年、入口からほど近い、木造の、とても落ち着ける休憩処があるのですが、
その柱の隣に、鉢が配置されていたので、休憩処の屋根のすきまから
朝陽が射し込んで、＜ぬばたま＞を照らしたために、あのような写真になりました。
どちらも、それぞれに、好きなのですが、
万葉集に謳われた、あの切なさのイメージとしては、
右のほうの写真になるような気がします。
それにしても。。。
万葉の頃から、ひとの想いは、かわらないのだなぁ。。。とこの歌を聞いて、感じました。
この切ない想いは、その後、どうなったんでしょうね。。。。気になるところです。
今朝、朱雀の庭にうかがったところ、台風のもたらした雨で、藤袴のお花が
かなり倒れていたりしているのを一枝一枝、ていねいに、職員さんが、お世話されて
いるところでした。
今日は、好きなお花を２つ。
左は、青葉大文字草です。
昨年の秋の和の花展で、見せていただいた、大文字草が、たいそう美しくて
今年も再会を楽しみにしていたところ、今年は、この青葉大文字草が
出展されていました。
とても小さなお花なんですが、葉のかたちが大文字の送り火の大文字に
似ていて、ピンクの雌しべ（雄しべ？）がとても可愛らしい、可憐なお花です。
ちょうど朝陽に照らされているところで、クリックして大きくしてみてもらえると
幻想的な感じがします。
右は、ベンケイソウ、です。
ピンクのお花がようやく咲きはじめたところで、この花もとっても
可愛らしいので、毎年楽しみにしています。
ベンケイソウの鉢が配置された後ろが、いのちの森、なので、
緑の背景に、ピンクのお花がとても美し映えます。
明日は台風が接近しているので、せっかく咲いているお花の写真、どれか
撮り忘れているものはないかなと思って、歩いてみました。
初日に咲いていたお花のいくつかが、すでに閉じてしまっていたりするのは
残念ですが、一方で、初日には、まったく蕾だったお花が、咲いているのに
気づくと、嬉しさがふれます。
左の写真は、ヤマハッカというお花だそうです。
たいそう小さいお花なので、私の、簡単デジカメでは、ピントあわせに
一苦労、二苦労でしたが（笑）、またひとつ、可愛いお花に出逢えて、
嬉しく思いました。
右の写真は、アキチョウジ、の花です。
このお花は、どうしても、上手に撮ることができなくて、何度も
撮ってみてはいるのですが、濃い目でありながら、透明感のある紫の
花の感じが出なくて。。でも、今日やっと、少し、透明感が出てるかなと
いう写真になりました。クリックして大きくしてもらえると、わかりやすいと
思います。
さて、台風はどうでしょうか。。。
できるなら、被害がでないように、お花も傷まないように、
海上へとぬけてくれるといいのですが。
