愚痴聴き地蔵さま  愚痴聴き地蔵さま

うちの近くにある公園の、早咲きの桜、

毎年、3月の卒業式前に、開花します。


とても、繊細なピンクの色合いの美しい桜で、

近くのベンチに座って桜を眺めているひとが、ようやはります。


毎年、こんな近場で、お花見を楽しませてもろている桜やけど、

こうして桜を眺めるのも、これがもう最後になるんかなぁ。。と思うと、

なんか、こう、愛おしいような、もの悲しいような、切ない気持ちになってきます。


桜守の佐野藤右衛門さんが、いつも言うてはるように、桜を見るときは、、

桜の木の下にもぐりこんで、下から見上げんとあかん。。

そうやって、桜の枝を見上げてみたら、


    願わくば。。。花の下にて、春死なん。。

            その如月の。。。望月の頃。。。。。


そう詠わはったという、西行さんの想いが、

なんとのう、わかるような気がしてきました。


昨日は、書類の片付けにとりかかり。。。


そして、夜は、永年の仲良しのお友達と、なんでもないお喋りに長じました。

こんなふうにお喋りにつきおうてもらえるひとがいて、ありがたいなぁ。。と

しみじみ思います。


週末に、もう一度だけ、桜、見てこようかな。。と思っています