F9の雑記帳 -157ページ目

2020年1月5日

 午前中母の友人と現在京都に住んでいる幼馴染と母と僕の合計4人で、ある喫茶店でコーヒーを飲み散々喋り、午後3時前に家を出て、午後4時半過ぎに(尾鷲市で今借りている)マンションモーニングサービスに戻った以外は、本を読んだり録画したテレビ番組を観たりして過ごした。

 ○

 午後、三木卓「病室」(『文學界』2020年1月号所収)を読む。途中で主人公の娘(の声)が千葉へ一緒に行っていたと言うピカさえ良く分からなかったが、読み終えて漸く理解でき、自分自身の読解力のなさに愕然としてしまった。ああ、主人公は現実からどれだけ離れてしまっているのだろう。医師団だけは現実だなんて、凄く騙された気分だ…。

 *

 「コミュニケーションをあきらめるとき、無言が内面に訪れるのではなく、むしろ自分の内面の言葉ばかりが発達する。それによってより、他者との言葉を研鑽することがなくなっていく。」(『文學界』2020年1月号、164頁。文學界書店の特集内の最果タヒによる『告白』(町田康著)の紹介文より。)…気になったので書いておくのだが、ああ耳が痛いな。

2020年1月4日

 午後桑名市内のBOOK・OFFに本を売りに行った以外は、本を読んだり録画したテレビ番組を観たりして過ごした。ああ、あっさり一日が過ぎていくなあ…。

 ○

 夜、高橋弘希「飼育小屋」(『すばる』2020年1月号所収)を読む。主人公の中学生の時に見たいじめの光景を中心にした小説だが、終盤に置かれた描写によって戸惑ったものの、読み終えて主人公の行動や心理が良く理解できたなと感じた。僕は同じ状況下にあったら、主人公の様に特定の記憶を再生させる要素を無くす程の行為はしないが、いじめがエスカレートしていくのを傍観し続けてしまうのだろうな…。

2020年1月3日

 午前中自治体の寄合に出席し、午後四日市市に向かい近鉄四日市駅前を彷徨いた以外は、本を読んだり録画したテレビ番組を観たりして過ごした。しかし、(寄り合いで知ったのだが)知人が事故の影響で身体の状態がそんなに悪いとは思わなかった…。

 ○

 午前中、青山七恵『繭』(新潮文庫)を読み終える。個人的には想定外の展開が結末まで続き、読んでいてかなり驚いた。二組の男女が最後は同じ方向に向かい、展開が展開だから仕方ないけれど、結末が始まりになるとは思わなかったな…。