これはスゴイね!
Eclipse(エクリプス)でSolanaが開発するバーチャルマシンとEthereumのバーチャルマシンに互換性を持たせるらしい。
上位の仮想通貨がライバル関係ではなく協力する形で開発を進めてくれたほうが嬉しい。
なんせイーサリアムにはライバルが多いw
2017年からそうだった。
イーサリアムをライバル視するプロジェクトは「我々の開発はイーサリアムを超えている」と公言しちゃうからねw
その時点で負けなんだよ。
どんなにその開発がすごかったとしても。
EOSのプロジェクトがそうだった。CEOは「我々の開発はイーサリアムよりも優れている」と言ってしまった。
現在、イーサリアムは1ETHの時価が20万円を超えている。EOSはどうか?
1EOSが152円である。
この驕り、勘違いは非常にマズイのだ。
2020年に入るときにLINEグループの投資仲間にはEOSは買わないように注意喚起した。
今でも覚えている。
それはなぜか?
トランザクションの処理速度だけイーサリアムに勝っても意味がないからだ。
イーサリアムのプラットフォームを利用する企業や仮想通貨のプロジェクトは多い。
イオスのプラットフォームを利用する仮想通貨は少ない。
イーサリアムのプラットフォームはパンパンの状態である。つまり利用頻度が高いことを意味している。
そのパンパンの状態のところとスカスカのところで比較して「我々のほうが処理速度が早い」って「バカなの?w」って思いませんか?(;´∀`)
通勤時によく渋滞する道路と渋滞しない道路があったとして、「私のほうが通勤時間が短い」って言ってるようなもの。
便利な都心部に住んでいるのかド田舎に住んでいるのかの違いのようなもの。
田舎者がドヤ顔で「私のほうが車の通勤時間が短い」って言ってるの聞いてて恥ずかしくないですか?w
「EOSに投資をする選択はないな」とその時、思った。
実際、EOSがEthereumを超えることがなくてよかったよ。
他のプロジェクトをライバル視して”その部分だけ”を強調して”我々のほうが勝っている”という発想は未来のビジョンがないってことだ。
Ethereumには大きなビジョンがある。たとえETHのトランザクションの処理速度が遅かったとしてもそれは関係ない。
同じプラットフォームの中で他のプロジェクトがトランザクションの処理能力を爆上げすればいいだけの話だからね。
ZilliqaやIOST、Quark Chainなどがシャーディングの技術で1秒間のトランザクションの処理を2万件とか3万件にしてくれることに期待している。
イーサリアムは『決済手段』としての仮想通貨を同じプラットフォーム内にある他のプロジェクトに丸投げすればいい。
そうすれば『送金』『決済』をETHでやる人が減ってイーサリアムの処理の負荷が軽くなる。
もはやイーサリアムは決済手段や送金手段には適していない。
それは他のトークンでやればいい。
イーサリアムの開発は企業向けであったり、ブロックチェーン全体のネットワークであったり、新しい未知の分野の開発に使われるべきだ。
イーサリアムキラーと呼ばれているカルダノエイダやファントムは自分たちで「イーサリアムはライバルだ」とは言っていない。
ただ自分たちの開発しているものを信じて前に進んでいる。
それは彼らには未来のビジョンがあるからだ。
ビットコインやイーサリアムより優れていると言って登場する仮想通貨は消える運命にある。
ただ目立ちたいだけ、注目されたいだけ、認知されるため、中身はスカスカ。
それじゃあダメなんだよ。
賢いプロジェクトは学習プログラムを組んで次の時代に活躍するプログラマーを育てている。
他のプロジェクトに勝った、負けたなんて気にしていない。
自分たちにできることに全力で取り組んで最善を尽くしているところが生き残る。
ただ僕はそう思っている。