先祖供養 | 子供と離れて暮らす親の心の悩みを軽くしたい

あなたはご先祖様に対して何かしてますでしょうか?

 

お盆やお彼岸の時期にお墓まいりする方も多ですが、お墓が遠方でなかなかいけなかったりと言う人もいるでしょう。

また、家の中に仏壇を置いて毎日、手を合わせている方もいるかもしれません。

 

人それぞれ状況が異なるので何とも言えませんが、普段の日常生活の中で、ご先祖様に対して供養すると言うことがとても大切になります。

 

なぜなら、あなたが今こうして当たり前のように生きていると言うことは、とても奇跡的な出来事だからです。

 

朝当たり前のように起きて、当たり前のように食事をして、当たり前のように仕事をして、当たり前のように人と会話をして、当たり前のようにテレビやパソコンをみて、当たり前のようにゲームをして、といった普段、あなたが当たり前のように過ごしている日常生活を送ることができるのは、あなただけの力ではないのです。

 

全ての出来事はあなたの両親がいて初めて可能となっているのです。

 

「え、何それ。」

 

と思われたかもしれません。

 

だって、朝起きるのも食事をするのも仕事するのも、他の好きなことをするのも、いちいち両親に手伝ってしているわけではない、自分で全てのことをやっているし。

 

確かにそうです。

 

でも、あなたが今この世に生きていると言うことは、両親がいなかったら成り立たないのです。

 

両親が愛し合ったから、あなたがいるのです。

 

両親があの時あそこで出会っていたから、あなたが今この世で生活できているのです。

 

そうでしょう。

 

この理屈は理解できると思います。

 

また、その両親もあなたと同じようにその両親がいたから、この世で日常生活を送ることができているのです。

 

同様に、その両親もまた、といった具合に、ご先祖様を遡っていかないと、あなたが今この世に存在していることは成り立たないわけです。

 

なので、両親に対してももちろんですが、ご先祖様に対しても感謝の気持ちをお伝えすることがとても重要になるのです。

 

木と大地に例えると、大地が神様(命の元)、その大地からエネルギーをもらっている根っこがご先祖様、その根っこからエネルギを吸い上げている木の幹が両親、その木の幹からエネルギーをもらって生きている枝葉があなた、と言えます。

 

あなたが、普段から常にエネルギーをもらっているご先祖さまに対して感謝の気持ちをお伝えすることで、あなたは生かされているという実感も湧き上がり、守られているという実感も沸き起こることでしょう。

 

ではどうしたら普段からご先祖様に対して供養したら良いかというと、次のようなやり方をお勧めします。

 

まず、御位牌を作ります。

 

専門業者に頼んで立派なお位牌を作る必要はありません。

 

紙に書くだけで良いです

 

その際に名前の最後に男性でしたら「〇〇比古命之霊位」、女性でしたら、「〇〇比女命之霊位」と書きます。

 

また、命日がわかっていたらその日付も脇に書きます。

 

それから、その一家全てひっくるめて「〇〇家先祖代々親族縁族一切」と書いてもいいです。

 

それを仏壇などの所に向かって次のように唱えます。

 

「何年何月何日を現世(うつしよ)の限りとして幽世(かくりょ)に帰りましし〇〇比古(ひこ)の命(ミコト)之(の)霊位(みたまいー)」

 

女性でしたら「〇〇比女(ひめ)の命(ミコト)之(の)霊位(みたまいー)」とその霊を呼び出す気持ちで唱えます。

 

「〇〇家先祖代々親族縁族一切(いっさい)之(の)霊位(みたまいー)」

 

次に両手を合わせて合掌しながら数え歌を唱えます。

 

数え歌とは招霊の際に唱えるものであり、招霊する人が精神統一して招霊の助けになる波動をだす働きがあります。

 

「一二三四五六七八九十百千万」

 

読み方は「一(ひと)二(ふた)三(み)四(よ)五(いつ)六(ムユ)七(なな)八(や)九(ここの)十(たり)百(もも)千(ち)万(よろず)」となります。

 

数え歌を数回唱えたら、次に「この御霊代(御位牌)(みたましろ)に鎮まりませ」と唱えてから「イユーっ!」と気合をかけます。

 

気合をかける際に、合掌している両手の向きをその御位牌に向けます。

 

この気合によって、招霊された霊魂が御霊代(御位牌)に付着して、その御位牌を媒介としてご先祖様と交流ができるようになります。

 

そして、御位牌に対してお供え物をしたりお経と唱えたりすると、直接、そのご先祖様に有線で伝わるようになります。

 

次にその御位牌に対してお経を唱えます。

 

あなたの宗派に応じて、それぞれお経を唱えても良いでしょう。

 

母方、父方で宗派が異なっていたら般若心経でも良いです。

 

それから、この先祖供養は、あなたの夫または妻のご先祖様に対しても行います。もし、離婚している方でしたら、その別れた相手のご先祖様に対しても同様に行います。

 

祖父母あたりまでなら名前を知っていても、その先になるとわからないと言う人も多いと思います。

 

その場合は、市役所に問い合わせして「除籍謄本」を取り寄せるとあなたの直系のご先祖が遡ってわかります。

直系なら教えてくれるので、あなたの家系図がこれで作れてしまいます。

 

霊供養をすると、様々な功徳があなたの身の回りに起きてきます。

 

もし精神的な病を抱えている人でしたら、その病が治ってしまうかもしれません。

 

あなたもぜひ、この先祖供養を日常生活の中に取り入れて行ってみてはいかがでしょうか?