前回の「調和の祈り」をやっても許すことができない場合は、次の方法を試してみてはいかがでしょうか?
親であったり、嫁や姑、夫や妻など、同居していて身近な家族が対象であったりすると、根が深くて許すことができない場合があります。
そういう時は、紙に書いてみるというワークがお勧めです。
紙に書くということをすると、それまであなたの心が強く握っていた感情を手放すことができます。
外に発散することになるので、その効果で、あなたの心の中にグツグツと溜め込んでいた思いが解消されていくと言う理屈になります。
ではどのような内容を紙に書けば良いかと言うと、何でも構いません。
あなたが思っていたことを素直にそのままの言葉で書けば良いです。
例えば、「クソババア!」とか「ふざけるな!」とか、とても相手を目の前にして言えないような暴言を、紙に書いていくのです。
ある嫌な出来事を思い出しながら、それについて詳しく書いて言っても良いでしょう。
「お前があの時、あんなことをしたから、こうなったのだ」とか被害妄想でも構いません。
とにかく、道徳的にとか倫理的にとか言う理性を外して、思いのたけを素直にそのままの言葉で紙に書いていきます。
全て吐き出したら、次にその紙を火をつけて燃やします。
そのまま机の引き出しに置いておくとかすると、いつか、その本人にその紙が見つかってしまう恐れもありますので、紙に書いたら後回しにせずに、その場ですぐに燃やしてしまいましょう。
(その時はくれぐれも火の取り扱いは注意してください。)
そして、燃やす時に、神様に懺悔の言葉を言います。
「神様、申し訳ございません。まだ、私はこのような醜い感情を持っていました。どうかお許しください」
と言うような言葉を言います。
次に、お経を唱えます。
お経を唱えることで浄化作用がありますので、その黒く廃になった紙に向かってお経をとなえます。
特にあなたの信じている宗教がなければ、何でも構いません。
仏教徒でしたら「般若心経」とか、神道系でしたら「大祓の祝詞」などでも良いでしょう。
これで証拠はなくなりましたのであなたも安心です。
そして、あなたの心に強く握っていた、「許せない!」という感情も浄化されていき、手放すことができました。
この浄化のワークも試してみてはいかがでしょうか?