放射能汚染対策で有効なのが、
「昆布」だそうです。
以下、古長谷稔著書
「放射能で首都圏消滅ー誰も知らない震災対策」
から引用します。
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首都圏に飛んでくる放射能で、
特に症状が出やすいのは、
放射性ヨウ素による甲状腺異常です。
体内のヨウ素は70~80%が甲状腺にあるため、
放射性ヨウ素が体内に入ると、甲状腺に集まって、
やがて甲状腺ガンを引き起こします。
特に、若い人の発がん性が高くなります。
チェルノブイリ原発事故で甲状腺の異常が増えて、
甲状腺ガンが20年経っても減らないことは
前にお伝えしたとおりです。
これに対する対策は、放射能を帯びていないヨウ素を
先に体内に取り入れて、放射能が飛んでくる前に甲状腺を
ヨウ素で飽和させておくことです。
体内に取り込むヨウ素は、一定量以上になると
蓄積できずに排泄されるので、
それを利用して放射性ヨウ素の被害を避けることが出来ます。
もちろん、第一の対策は防塵マスクで放射能を
体内に入れないことで、これが最も重要ですが、
さらに防御する意味で、日常的にヨウ素を
多く含んだ食品を食べるように意識しつつ、
放射能の危険が迫ったら、間に合うように
ヨウ素をとれば有効な訳です。
ヨウ素を体内に取り込むのに手っ取り早い方法は、
ヨウ素剤です。
服用のタイミングは、放射能に襲われる直前がベスト。
被ばく後でも3時間後で50%の効果があるとされています。
原発から半径8~10Kmの自治体では、
法令に従って、錠剤のヨウ素剤を備蓄しています。
それ以外の地域では備蓄していないので、
前もってインターネットで販売されている物を買っておきましょう。
小さいお子さん用に、液体状にして飲めるキットも売られています。
ただ、ヨウ素に過敏な体質の人は、錠剤を飲むと発疹などの副作用
が現れることがあるので、用量、用法には注意が必要です。
食品でヨウ素をとるなら、副作用の心配はありません。
特に多くヨウ素を含む食品は昆布で、
ワカメの4倍くらい多く含んでいます。
普段から、昆布などの海草類を
よく食べるようにすると共に、
原発で事故が起こったと知ったら、
食べやすいトロロ昆布などを多めに
食べるのが、無理のない、健康的な対策です。
トロロ昆布は、乾いたまま一度にたくさん
食べると腸内で膨張して
危険なので、お吸い物などに入れて食べましょう。
「ヨウ素をたくさん含む食品ベスト10」
乾燥昆布一切れ1枚1グラム
トロロ昆布大さじ販売1グラム
乾燥ワカメ5グラム
いわし中2匹96グラム
さば1切れ100グラム
かつお1切れ100グラム
焼き海苔10枚3グラム
ぶり1切れ80グラム
塩鮭1切れ60グラム
寒天1角の半分4グラム
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いたずらに不安を煽るのも問題ですが、
楽観視して、何も対策せずにいるのもまた問題です。
今から、ヨウ素を備蓄してください。