昔、軽井沢にあるゴルフ場に住込みのバイトでいったことがあります。あるとき、職場で休憩中に会社の人から、「お父さんがら電話だよ」と言われました。周りの職員もみんな注目した。わざわざ、会社に電話してくるわけだから、だれかが危篤状態とか亡くなったとか、何か重大な事が起きたのだろうか?と思いました。しかし、親父は電話で息子に伝えたかったことは、次のようなことだでした。
「自宅から通える所で、ゴルフ場が募集広告を出している。履歴書を送ってみたらどうだ。」
既にゴルフ場で働き始めているというのに、わざわざ、会社にこんな電話をしてくる。一体、親父は何を考えているんだ。このときは、全く理解できませんでした。
これは、「自分の潜在意識に植え付けられた劣等感を、分け与える対象がいなくなるのは、とても辛い」ため、親父は、自分の目の届く範囲の場所に息子を置いておきたい、と考えた。これが、軽井沢ではなく、自宅の近くで働くように、わざわざ電話をしてきた理由なのです。
住込みのアルバイトを自分で探して働いている人がいました。また、別の人は実家でゴロゴロ何をするでもなくニートな生活をしていました。親から見て、どちらの子供を心配するでしょうか?アルバイトを自分で見つけて働いている人でしょうか?それとも、実家で仕事をせずごろごろしている人でしょうか?
住み込みのアルバイトをしている子供が心配と答えた人は要注意です。あなたは、自分の手の届く範囲に子供を置いておきたいと思っています。自分のところから子供が離れていってしまうのが「寂しい」のです。それは、親のエゴです。子供の幸せを願っているわけではありません。
自分の劣等感を分け与える対象がいなくなるのは、とても辛いため(深い意識)、親は、自分の目の届く範囲の場所に子供を置いておきたい(表面上の意識)からです。
親が過剰に子供の行動を拘束するようなことをしてはいけません。心配だからと言って、子供の声を聞くために電話しないほうがいいです。子供は圧力を感じてしまいます。また、劣等感を感じてしまいます。なぜなら、親から信用されていないと思うからです。
ヒプノセラピー/潜在意識への扉
あなたについてる事が津波のように押し寄せますように

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