子供が学校に忘れ物をしたとします。親は心配して子供の為に、忘れ物を届けにいきました。そのとき、子供はどう思うでしょうか?
子供は余計なお世話と感じます。また、劣等感も持ちます。なぜなら、手取り足取り何から何まで、親が心配して世話をしてあげないと、子供は生きて行くことができない、と子供は思うからです。はっきり、意識するわけではありません。言葉で表現するわけでもありません。意識の深いところでそのように感じるのです。
自分が中学生のとき、おやじが傘を届けに学校に車で乗り込んできたことがありました。校門のところで「傘持ってきたから取りに来い」と大声で怒鳴っていました。他の生徒は大騒ぎでした。自分は恥ずかしくて、教室の中で隠れていました。
普段は、家の方向が同じ傘を持っている友達と一緒に帰っていました。あるいは、雨が小降りになるまでしばらく教室で雨宿りしていました。
子供が忘れ物をしたからといって、親が心配して学校まで届けに行くのはやめたほうがいいです。子供のほうから、「どうしても今日必要なものだから、届けにきてほしい」と言ってきた場合はかまいません。
しかし、子供から頼まれたわけでもないのに、勝手に学校まで心配して届けに行くのは、過保護な親ばかでしかありません。子供に劣等感を植え付けてしまうだけです。
子供のためといって過剰な心配をする必要ありません。それは子供のためでもなんでもない。子供を苦しめるだけなのです。
ヒプノセラピー/潜在意識への扉
あなたについてる事が津波のように押し寄せますように

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