子供自身はどこも体の不調を感じていません。しかし、母親は、自分は病気なのだと言う。すると、その子供は本当に病気になってしまう可能性が出てきてしまいます。子供の潜在意識では「自分は病気なのだ」とインプットされてしまうので、何の不調もなかったのに本当に症状として現れてきてしまう可能性があるのです。
よく、「病は気から」といいます。この言葉は気休めでもなんでもなく、本当に、気持ち(意識)の持ちようで、病気にもなり、また、健康でいられたりするのです。
もし、親が、何の病気の症状がでていない子供に対して、「あんたは丈夫な体だね、強いね」、と口癖のように言っていたら、どうなるでしょうか?おそらく、その子供は、病気になることはほとんどなくなるでしょう。
逆に、学校の定期検査で再検査の通知がきました。親が過剰に反応して、「自分の子供は病気なのだ」と決め付けてしまったらどうなるでしょうか?医者から、「なんでもないですよ」と言われても、そのうち、本当に病気になってしまうかもしれません。
親の子供にあたえる影響は絶大です。親の子供に対する気持ち次第で、子供を病気にすることもでき、また、健康のままにすることもできるのです。
自分は中学生のとき、学校の尿検査で再検査の通知を一度だけもらいました。その通知を見ておやじは、自分を近所の医者に何箇所も連れて行きました。また、自宅でできる尿検査のキットを買ってきて、毎朝トイレで検査させられました。そして、食事の際、「これは腎臓の薬だから食べなさい」と言うのが口癖になりました。ちなみに再検査の結果は正常でした。
この結果、子供の深い意識では、「自分は腎臓の持病がある」というインフォメーションが植えつけられてしまいます。そして、将来本当に腎臓系の病気になってしまう事が、もしかしたらあるかもしれません。
以前勤めていた会社で、ある人が生命保険に入るために健康診断を受けました。そして再検査の通知が来ました。その人は自分は病気なのではないかと心配していろいろ調べていました。調べるほど、重病なのではないかと不安になっていました。だけど、再検査の結果は正常でした。
このように、たとえ健康診断で再検査の通知が来ても、再検査で正常といわれるケースはあります。再検査で問題なければ、それは問題ないということです。なぜかというと、たまたま、検査の前日に徹夜してしまったとか、遅くまで酒を飲んでいたとか、不摂生な食生活をしたときに、検査値が異常になってしまうことがあるからです。
親は子供がいくつになっても心配なものです。しかし、過剰に心配すると、子供に劣等感を植え付けてしまいます。また、病気でもないのに過剰に反応して、子供を病気扱いする必要はありません。なぜなら、健康な子供を病気もちであると決め付けてしまうことで、本当に病気になってしまう可能性があるからです。病は気からなのです。
10代の子供の気持ちがわかる方法
あなたについてる事が津波のように押し寄せますように
ヒプノセラピー/潜在意識への扉

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