子育ての悩みから解放 44 学歴は子供の幸せと無関係 | 子供と離れて暮らす親の心の悩みを軽くしたい
 子供が大学に行くために努力しているとき、親が過剰に期待する。また、勉強しろとプレッシャーをかけてくる。一体、なぜ親は、子供が目標を達成のために努力することに対して、過剰に干渉するのでしょうか?それは、親の心にエゴがあるからです。親自身が大学にいけなかったとか、社会的地位をあまり高く評価されなかった、といったような劣等感を持っているのです。すると、その親は、自分の劣等感を子供で満たそうと意識の中で考える。これは親のエゴでしかありません。悲劇なのは、親が、このエゴを子供に対する愛情であると勘違いしていることです。
 どのような大学にいこうが、あるいは別に大学にいかなかったとしても、親はそのことに対してがっくり落ち込んだり、小言を言うべきではありません。本当に子供の幸せを願うのであれば、学歴などは関係ないのです。それよりも、子供がやりたい目標を見つけ、その目標に向けてがんばっている姿を見守ってあげることが大切です。決して、プレッシャーをかけてはいけません。また、仮にその目標が実現できなかったとしても、決してがっくり落ち込んではいけない。
 過剰にプレッシャーをかけ、そして、結果がだめだったときに、がっくり肩を落として落ち込むような親は、子供の深い意識にしっかり劣等感を植え付けてしまうのです。逆に、全くプレッシャーをかけず、そして、結果がだめだったとしても、「お母さんは(お父さんは)試験に落ちたことはまったく気にしてないよ。いままでよくがんばったね」と言ってあげてください。そうすれば、その子供の深い意識に劣等感を植え付けてしまうことはないのです。
 
ヒプノセラピー/潜在意識への扉
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