子育ての悩みから解放 43 海外の学校も選択肢の一つ | 子供と離れて暮らす親の心の悩みを軽くしたい
 
 子供に「いい大学に行きなさい」、「いい学校に行きなさい」、と言う親がいます。いい大学、いい学校とは、一般的に偏差値が高い学校のことを指します。誰もが偏差値の高い学校を目指すので、一時期、受験戦争という言葉がはやりました。子供を、戦争に巻き込んではいけません。子供の自主性にまかせ、子供が行きたいと思う学校に行かせてあげるべきです。
 
 自分は子供のころから、おやじから「大学に行け」、「大学に行け」と繰り返し言われ続けました。その結果、自分の深い意識には、大学に行くことが規定事実としてインプットされてしまいました。大学に合格することが目的であり、その後、大学に入って何をやるかとか、卒業したらどういう道に進むということは、一切考えませんでした。
 
 本来、学校に行くことは手段であるはずです。やりたい事があるので、その分野の勉強ができる学校に行く。このような発想であれば、勉強もしないでサークル活動やアルバイトに精を出すようなことはなくなるはずです。
 アメリカの学生は大学に入ってから本当によく勉強する、と言われます。それは、遊んでいても単位がもらえ、卒業が出来てしまう日本の大学とは、システムが違うからという理由もあるでしょう。しかし、アメリカの大学に行くような学生は、留学生でもアメリカ人でも、「勉強する目的で入ってくる」という発想の違いがそもそもの原因です。自分のような「遊ぶ目的で大学に入ってくる」日本人の発想とは、根本的に違うのです。
 今は、大学全入時代です。偏差値を気にしなければ、全員が大学に入れます。わざわざ浪人して大学に行くような高校生は今、ほとんどいません。自分が大学受験をした「受験戦争」という時代は、過去の話となりました。また、大学はアメリカやイギリスにもあります。日本国内の大学にこだわる必要もありません。本当に勉強したいのならば、外国の大学に行くのも、選択肢の一つです。日本の大学では決して得られない経験が、たくさん出来ることでしょう。
 いい大学、いい学校に行きなさいと、親が子供に強制しても、時間とお金を無駄に費やすだけです。子供が本当に何をやりたいのかを自分で探し、その考えを尊重してあげる。大学にいくことで人生が向上するとか、より偏差値の高い大学にいくことで、子供が幸せになれるという発想はやめたほうがいいです。
 いままでは、学歴があれば出世することができました。多少、人間的に問題があっても、周りから嫌われるような人間でも、学歴があれば出世出来てしてしまう時代でした。
 これからの時代は学歴よりも徳を育てていくことが大切になっていきます。子供の得意分野で人の役に立ちたい、と思えるように育てたほうがいいです。子供のオンリーワンのパワーを育てていくのです。
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