子育ての悩みから解放29 子供は親の言いつけを守るいい子である | 子供と離れて暮らす親の心の悩みを軽くしたい
 子供の心に脅迫観念を植え付けないほうがいいです。ある程度のしつけは必要です。だが、子供が言うことを聞かないからと言って、頭ごなしに怒鳴りつけることはしないほうがいいです。
子供の気持ちを理解してあげてください。
 子供が言うことをきかないからと言って、「子供から馬鹿にされている」、とか「子供から舐められている」、といった感情を持つ必要はないのです。子供は母親に対してそんなことを思っていません。ただ、ルーズなだけなのです。言われた事に対して、機敏に反応する習慣が身に付いていないだけなのです。
 子供は「宿題終わったの」とか「いつまでテレビ見てるの」と母親からよく怒られます。母親が子供のしつけのために怒るよくある光景です。だけど、度が過ぎてしまうと問題がでてきます。子供の心に脅迫観念が植えつけられてしまい、萎縮してしまうのです。そして、何をするにも常に怒られるのではないかと、ビクビク怯えるような子供に育ってしまうのです。
 時々、娘と自分が夕方遊んでいると、嫁が「塾の宿題終わったの、遊んでないではやくやりなさい」と怒鳴ります。このようなことを繰り返しているうちに、娘は「もう塾に行きたくない」と言い出しました。「なぜ?」と娘に聞くと、「宿題やりたくないから」と答えました。
 親が、子供に塾や学校の宿題をやらせるのは、ある程度必要なことです。まだ、習慣として身についていない小さな頃は特にそうです。だが、それがあまりにも高圧的な態度で強要するようなら、子供は、いやになり逃げ出してしまうでしょう。宿題をやるようにいうのにも言い方が問題なのです。ただ、頭ごなしに言っても脅迫観念が植えつけられてしまうだけです。
 また、言うタイミングも大切です。たまに家にいる父親と、夕方遊んでいるときに、頭ごなしに「遊んでないで、宿題やりなさい」と母親から怒鳴られては、子供のやる気が起きるわけがありません。
 子供は元々、親の言うことを聞くようになっているのです。また、親の期待に応えようとがんばるいい子なのです。それが、言い方やタイミングを全く考えず、無視して頭ごなしに怒鳴るようでは、子供は言う事を聞かなくなってしまいます。「全くうるさいな」と子供は反発するようになります。
 そのときに親は、「子供から舐められている」とか「子供から馬鹿にされている」と考える必要はありません。なぜなら、子供はただ、「全くうるさいな」と感じるから言う事を聞かないだけだからです。
 では、子供から「全くうるさいな」と反発されずに親の言う事を聞かせる、魔法のような方法があるのでしょうか?
 それは、子供にいやな思いを感じさせないように誘導するのです。また、子供の心を理解してあげるのです。「宿題なんてやりたくない」「テレビみたい」「遊びたい」と子供は誰でも思います。その子供の心を理解してあげるのです。そうすれば、子供の潜在意識は自分のことをわかってくれている、と感じ、とても心地よくなります。そして、一度心地よくなると、もっと心地よくなろうと思います。そのときに、親が子供にやってほしい事柄、(宿題であったり、お手伝いであったり、テレビを見ないことなど)をやんわりと誘導するのです。
 親の立場で考えてしまうと、親は子供を管理し監督する立場である、という発想を持ってしまう人がいます。
 でも、親はみんな昔は子供であったのです。当たり前の話ですが、このことを意識して子供と接している人がどれだけいるのでしょうか?親の立場で子供を見るのではなく、子供の気持ちになって考えるのです。
 頭ごなしに、怒鳴り散らすのはやめましょう。怒鳴り散らすと、一時的には、子供は親の言う事を聞きます。だけど、長期的にみたら、子供は言う事を聞かなくなり逃げ出してしまいます。なぜなら、子供の潜在意識では、無理やりに脅迫的に自分の行動を変えようとする人に対して、心地いい感情を持たないからです。それどころか、反発心が芽生えてしまうのです。
 子供は、元々親の言う事を聞くいい子なのです。そのいい子に対し、強迫観念を植え付けて無理やりに行動させようとすると、「全くうるさいな」となり言う事を聞かなくなる。だけど、子供は元々、親の言う事を聞くいい子なので、反発心もあるが、親の言う事を聞きたい、という気持ちもある。この矛盾した心の葛藤が子供の中に生じてしまうのです。
 子供がまだ幼稚園や小学校低学年位だと、親に生活のすべてを依存しています。親に世話してもらわないと、自分では何も出来ない。どこかへ出かけるにしても、親についていくしか方法がないのです。体格も小さいですし。
 だが、中学生位になると事情が変わってきます。体格も親を追い越しエネルギーも有り余っている。そして、自分で日常生活を行うことが出来る。行動範囲も広がり、どこかへ出かけるにも親についていく必要はなくなります。まだ、小さいころは親に反発心が芽生えても、親に世話してもらわないと自分ではなにもできないために、親の言うことに従わなければならない。だけど、中学生くらいになると、親に世話してもらわなくても日常生活は自分でできるので、反発心が生じたら、その感情はそのまま突き進むことになる。このころになると、親は子供に対抗できなくなるでしょう。
 子供に宿題をやらせたい、またはテレビを見ないようにさせたいからといって、親は子供に強迫観念を植え付けるのはやめたほうがいいです。子供の気持ちを理解し、子供の潜在意識に心地よくなるように配慮してあげてください。そうすれば、子供に脅迫観念を植えつけることなく、親の言う事を聞かせる事ができます。

ヒプノセラピー|ネガティブ思考から解放したい人、癒しの国ハワイで、
潜在意識にアクセスして、年齢退行、前世療法などのヒプノセラピーを体験してみませんか?


↓↓↓
子育ての悩みのご相談受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。

にほんブログ村 子育てブログ パパの育児へにほんブログ村 子育てブログへにほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ
人気ブログランキングへ
いつもクリックして頂き感謝します。
あなたについてる事が津波のように押し寄せますように。