子育ての悩みから解放26 ママがしてほしいようにする健気な子供 | 子供と離れて暮らす親の心の悩みを軽くしたい
 親は子供のためを思って過剰に心配します。また、過剰に期待します。そして、子供の行動を拘束します。これは、子供のためでもなんでもありません。親自身の深い意識にあるコンプレックスを子供に分け与えているだけだからです。子供にわざわざ劣等感を植えつける必要ありません。
 親が子供に劣等感を植え付けるために過剰に心配したり期待したり拘束したりします。親は仕事上で受けたストレスを子供に向けて憂さ晴らしをします。子供の行動に対して過剰に注意します。ちょっと一言で注意すればいいものを、強い口調で怒鳴る。これは、親が受けた仕事上でのコンプレックスを子供に向けて憂さ晴らししているだけです。このような親は決まってこう言う。「子供のためを思って注意している。」このように注意された子供は、いい子になろうとして、必死に親の期待に答えようとします。
「早く支度しなさい」とか「遊んでないで早く食べなさい」などは、一般的に母親が子供に対して注意する言葉です。子供の方は「ママがしてほしいようにする」と母親に対して泣きべそをかきながら謝ります。
 コンプレックスを持っている親にとって、子供は「獲物」なのです。親自身が持っている劣等感を分け与えている対象が子供なのです。その劣等感を植え付けられた子供は、親から元気を奪われます。その子供は、劣等感を植え付けられて元気を奪われたのにもかかわらず、その親に対して「ママがしてほしいようにする」と泣きべそかきます。
 親の表面上の意識では「子供のためを思って言っている」と信じています。しかし、その親の深い意識では、「子供に対して劣等感を植え付け」ているのです。親はその深い意識で思っている事に気がつきません。だから、親のそのような言動が子供に対して劣等感を植え付けている、と言われても理解できないのです。あくまでも「子供のためを思って言っているんだ」「親の愛情である」と主張します。
 人が不幸になる原因は劣等感です。親自身もその親から「愛情」とい名の「劣等感」を植え付けられてきたのです。親自身が植え付けられた劣等感を今度は自分の子供に植え付ける。そして、またその子供に…と「劣等感」は親子代々何世代にも渡って受け継がれてきたのです。この劣等感は、いくら出世しても、金銭的に不自由ない所得を得たとしても、解決されることはありません。また、家族がちやほやしたりしても解決されることはありません。飲み屋にいって、ホステスから、チヤホヤされても解決されることはありません。逆に女性がホストクラブに行きホストから、チヤホヤされても根本的に解決されることはありません。店を出た瞬間から、意識の上にはいつもの劣等感が現れてしまうからです。
 劣等感がある親には特徴があります。大きな声で怒鳴ったり、ねちねち愚痴を言い続けたり、威張り散らすような人です。常にねちねち愚痴を言わないほうがいいです。ちょっと、一言「だめよこんなことしちゃ」とか「早くかたづけようね」「早くたべようね」「遅れるからはやく支度しようね」と言って一緒に片付けたり、食事してあげたり、服を着替えるのを手伝ってあげればいいのです。「だめじゃないの、まったく、何回言ったらわかるの、云々…。」と延々とやらないほうがいいです。このような親の深い意識には劣等感があります。そして、深い意識はその劣等感を子供に植え付けようとしています。ところが親の表面上の意識では「子供のため」と思って言っているので、「劣等感」に関してはまったく認識していないのです。
 親は完璧な人間ではありません。そしてその子供も完璧な人間ではない。完璧な人間ではないけれども、それなりにがんばって、生活しているのです。その未熟な人間ががんばっている事に対して、尊重してあげればいいのです。親自身がそうであるように、子供に対しても、尊重してあげればいい。「すごい、がんばったね」とほめてあげればいいのです。


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