妻の誕生日プレゼントにお花を贈ろうと思い、ネットで日付指定で注文しました。
注文したのはアメリカの会社ですが、日本に送るのに、日本のフラワーショップに委託していました。
誕生日過ぎても、妻から何の連絡もなかったので、その委託先のフラワーショップに電話してみました。
おじさんが電話にでて、「その注文についてはこちらでキャンセルしました。」
と回答。
何で勝手にキャンセルしたの?と聞き返すと、「そこの番地に家がなかったので、キャンセルした。電話しても通じ
なかった」とそのおじさんは、悪びれた感じもありません。
送り先の住所地に家がないので、キャンセルするのは当然、といった態度でした。
思わず、スイッチが入り、頭が沸騰してしまいました。
「何で勝手にキャンセルするの?」
「家に誰もいなければ不在票何でいれないの?」
「本当に配達したの?」
とこちらがいえば
「あんたは、クレーマーですか?」
「この電話は録音してます。しかるところに提出します」
とおじさんの言葉。
日本から持ってきたiphoneで20分以上も話してしまいました。
電話代がいくらかかったことか。
しかし、このときはそんなお金の心配も頭から吹っ飛んでました。
らちが明かないので、日本の花キューピットにネットでバラの花を注文しました。
せっかく、妻の誕生日に合わせて花を贈ろうと注文したのに、がっくりでした。
しばらく、この事でイライラしてました。
次の日、ヒプノでセッションを受けました。
イマジネーションがいまいちでしたので、家に帰りながら、思いました。
普段からイメージトレーニングの練習しようと。
このとき、昨日のフラワーショップのおじさんの事を思い出しました。
そうだ、このおじさんは、毎日クレーム対応の電話に応じ、同じような話をしているのかもしれない。
あるいは、このおじさんは奥さんと喧嘩したばかりだったのかもしれない。
もしかしたら、フラワーショップの業績が悪く、このままでは店を閉めなければならないと、頭を悩ませていたのかもしれない。
いろいろと、勝手にイマジネーションしてみました。
そうしたら、不思議な感情が沸いてきました。
昨日は、あんなにイライラしていたのに、イライラが哀れみに変化したのです。
妻に花をプレゼントしようとしたが、妻の誕生日に送ることができなかった。
そして、そのフラワーショップのおじさんと20分以上もくだらない言い争いをした。
ここまでは事実です。
今までの自分はこの事実に対して、イライラして終わりでした。
しかし、イマジネーションを働かす練習をしてみたら、イライラが消えて、平常心でいられたのです。
十年以上も前に読んだ「道は開ける」という本のなかに、こんなことが書いてあったのを思い出しました。
「人は、起きた出来事や状況に対して、どのように受け止め、感じるか、が重要だ」
この本を読んだときは、ただ、「なるほどな」、で終わってました。
しかし、今、ヒプノセラピーでイマジネーションをして、いろんな体感をしている中で、この事の意味がわかってきました。
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