もうすぐ誕生日なのだ~
この1年何してきたんだっけ・・・?
ワンコとヒトのアーユルヴェーダ svasti dog (スヴァスティ ドッグ)
とみかわひろへです。
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毎度おなじみアーユルヴェーダ古典書勉強会。
チャラカサンヒター第1巻第6章、季節の過ごし方の続きです。
ちなみにチャラカの季節の分け方は
冬至から夏至まではアーダーナ(奪う)
冷え冷えする季節(厳冬)
燦燦と輝く季節(春)
暑い季節(夏)
夏至から冬至まではヴィサルガ(与える)
雨季(雨季)
実りの時期(秋)
寒い季節(冬)
の6つになっています。
ただし、春夏秋冬は今の体感上のそれとは少し違うのだ。
前回のおはなしはこちら
今回は「暑い季節」からになります。
暑い季節には太陽によって油性が奪われてしまうので、甘味、冷性、流動性、油性の飲食物を取るように書かれています。
これらの条件を全部満たさなければならないので、そんな食べものあるかいな?
先生いわく、フルーツジュース、麹の甘酒、流動性を拡大解釈してそうめんなどがイイそうです。
昼は白檀を身体に塗って家の中にいて、夜は月光浴、真珠の宝飾品を身につけるとか、森林浴するとか、冷たい水や花を楽しむとか、風流なことが書かれています。
ピッタが増えないようにこれ全部冷性が入ってるのよ。
まるで、暑くなってきたらこんなお楽しみがあるよ!と言われているよう。
「過ごし方」って聞くと、アレやれ、これやっちゃダメ、みたいなことを思いがちだけど、こんな環境になってきたらコレやって楽しんでね!ってなるとなんだかワクワクしてきませんか~?
だから季節の「お楽しみ」のほうがしっくりくるかな?
と先生はおっしゃっていました。
たしかに!
冬になって寒くなると焼き芋屋さんが来たり、夏はビヤガーデンで生ビール飲んだり。
今は年がら年中あるけどさ、生ビールなんて夏しかなかったもんね。
昔は季節ものだったじゃない?
コンビニの肉まんやおでんも。
そういう意味で現代は季節感を感じることに鈍くなってきてるなぁと思ったのでした。
太陽は奪うものなので、暑い季節に奪われた身体の力が弱くなると、消化の力も弱くなります。
そして雨季に突入すると、すべてのドーシャが悪化する可能性があるのです。
雨水はヴァータとカパを、雨季の水は酸性に変化するのでピッタとカパを、地面から立ち上る水蒸気は全てのドーシャを増悪させるのです。
消化の力が弱くなって、ドーシャも増悪すれば、スロータスのはたらきも悪くなっちゃう、そして身体の構成要素が十分に作られなくなる・・・という恐ろしい悪循環に陥ってしまうのです。
特にヴァータは悪化するとピッタとカパも引きずられて悪化するので、まずはヴァータ対策をすればよろし。
酸味、塩味、油性が含まれているものを食べるといいのです。
大麦、小麦、乾燥地の動物の肉か豆で作られたスープを食べましょうですって。
おかゆとか白湯にはちみつを少し入れたものを飲むとイイかも。
はちみつはたくさん入れると逆にヴァータを悪化させるので少しだけね。
日本の梅雨の過ごし方も、同じように過度の運動や昼寝を避けて、食べ物も酸味塩味油性をとるといいですね。
雨季が終わって実りの時期になると、また暑さがぶり返してきます。
まだまだ続くんだけど、長くなったのでまた次回。
季節のお楽しみ、いい響きだ~
コタツでぬくぬく、も季節のお楽しみだよね~
マルマとはズバリ!
「お前はもう死んでいる!」で有名な秘孔、急所のことです。
インドでは古くから口伝だったのであまり知られていなかったのですが、アーユルヴェーダの古典にものっているのです。
マルマをなでたりさすったりして、プラーナ(気)の流れを正常にして、自己治癒力を高めるのがマルママッサージです。
肉体的にも精神的にも負担の少ない、つまり、痛くないのでどうぶつ、特にシニアのワンコには最適な施術です。
ぜひ一度、お試しくださいませ
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