立冬すぎたら寒くなってきましたねぇ。
ワンコとヒトのアーユルヴェーダ svasti dog (スヴァスティ ドッグ)
とみかわひろへです。
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毎度おなじみ古典書勉強会。
勉強会の前に質問をしたのです。
「冬はカパが蓄積すると言われていますが、日本の冬は乾燥しているのでヴァータがたまるのではないですか?」
それに対する先生の答えは、「ヴァータは冬に蓄積するのではなく、悪化するのです。」
ドーシャは蓄積→悪化なので、カパは冬の間は蓄積する。
冬の冷たい風と乾燥が蓄積したヴァータを刺激して悪化していくのです。(すでにヴァータは秋に蓄積されている)
なるほど~。
と、ここで勉強会へ。
季節についてなんですけど、どんぴしゃりの内容でした。
寒い季節の過ごし方について書かれていたのです。
ちなみにチャラカの季節の分け方は
冬至から夏至まではアーダーナ(奪う)
冷え冷えする季節(厳冬)
燦燦と輝く季節(春)
暑い季節(夏)
夏至から冬至まではヴィサルガ(与える)
雨季(雨季)
実りの時期(秋)
寒い季節(冬)
の6つになっています。
ただし、春夏秋冬は今の体感上のそれとは少し違うのだ。
寒い季節と冷え冷えする季節の違いは、アーダーナかヴィサルガかの違いで、冷え冷えする季節の寒さは乾性と、雲・風・雨から生まれる寒さなんですって。
でもやることは同じ~。
健康な人(「力のある人」と書かれている)、と言う前提がありますが、冬は冷たい外気にさらされるので、皮膚は毛穴を閉じて体温を身体の中に閉じ込めて、熱を外に出さないようにするのです。
なので、本来は冬は体温が高めになるのです~。
でも現代人はそういう調整がヘタクソで、体温低いし、免疫力も落ちてるし、だからちょっとしたことでヴァータが悪化しやすいのです。
ヴァータは冷えたり乾燥したりすると悪化します。
夏でも冷房ガンガンだとか冷たいものたくさん食べたりすると悪化するのだ。
ってことは、冷え対策は、ヴァータの悪化を防ぐことに注力すればいいってことよね?
肌寒い間は、油性で酸・塩味の魚介類や豚・イノシシのお肉をあげモノとかオイルかけるとかして食べるといいそうです。
おでんもイイって。
オイルマッサージして、温かい部屋で過ごしましょう。
運動もいいよ!
いやぁ今回もかなりタイムリーな話題でしたな、自分的に。
実は10月くらいから、乾燥してきたな~と思っておフロあがりにせっせと身体にオイルぬってます~。
ちゃんとやってるじゃん!わたし。
本来は寒い時期にはカパが蓄積するから、カパの性質とは反対のものを取ったほうがいいんだけど(それはヴァータの性質を持っているもの)、今ヴァータが悪化しちゃうとそっちの方が厄介だからまずはヴァータを鎮静させましょう、ということなのです。
カパが悪化するのはあったかくなってからだから。
そして、
寒い季節が終わると、「燦燦と輝く季節」がやってきます。
寒い季節に蓄積したカパが、太陽の光を受けて溶けだして(流動化)、スロータスのはたらきを邪魔するのです。
すなわち、カパの悪化。
なので重性、酸味、油性、甘味の食べ物と、昼寝をしちゃいけないのだ、これらはカパの性質を持っているから。
運動やうがい、全身を洗って、脂肪分の少ないお肉を食べるべきと書かれています。
新緑の森林を楽しむのもいいらしい。
今回はここまで~。
次回は暑い季節の過ごし方になります。
マルマとはズバリ!
「お前はもう死んでいる!」で有名な秘孔、急所のことです。
インドでは古くから口伝だったのであまり知られていなかったのですが、アーユルヴェーダの古典にものっているのです。
マルマをなでたりさすったりして、プラーナ(気)の流れを正常にして、自己治癒力を高めるのがマルママッサージです。
肉体的にも精神的にも負担の少ない、つまり、痛くないのでどうぶつ、特にシニアのワンコには最適な施術です。
ぜひ一度、お試しくださいませ
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