ホノルル美術館のファミリーサンデー 4月21日 | 新アロハ日記 ハワイの今を毎日お届けします

新アロハ日記 ハワイの今を毎日お届けします

ハワイの日々の移ろいの備忘録をほぼ日記でお届けします

もう二週間ほど過ぎてしまいましたが、ホノルル美術館の今年二度目のファミリーサンデーは、4月21日に行われました。

 

 

青空のもと、センターコートでは、ライブミュージックの準備が行われています。

 

 

この日の浮世絵の展示は、北斎の「百人一首うばがゑとき」シリーズから。私はこのシリーズの作品を見るのは初めてだと思うのですが、持統天皇の「春すぎて」の歌など、どれも百人一首の和歌から連想される光景を描いたものでした。

 

 

僧正遍昭の「天津風」による雅楽の舞台の描写は風雅な雰囲気を感じます。

 

 

小野小町の「花の色は」による一枚は、中央に桜が描かれています。

 

 

山部赤人の「田子の浦ゆ」からの風景は富士と海の対比です。

 

 

この日の展示は百首からの15図ほどでしたが、北斎の素晴らしさを改めて認識しました。

そのあとは、仏教美術の部屋でクールダウン😃。鎌倉時代初期のお地蔵さまの穏やか御姿にホッとします。

 

 

また4月12日から9月1日までは、ハワイの衣装であるアロハシャツやムームーの歴史と移り変わりの企画展が、キナウ通り側の二つのギャラリーで行われています。

 

 

エヴァ側のギャラリーの入り口には主要なメーカーのロゴが展示され、会場には貴重なデザインのアロハやムームーを見ることができました。

 

 

展示はテーマごとにコーナーが設けられ、こちらは花をモチーフにしたムームーやアロハ、


 

宝船や水墨画など日本や東洋モチーフのアロハのコーナー。年代ものなのですが、鮮やかな色彩です。

 

 

そして入り口右側の主に日本に関連する企画展が行われるギャラリーでは、「雅」をテーマにした展示。江戸時代初期の狩野派の屏風や草紙を見ることができました。

 

 

今回も見どころの多かったホノルル美術館のファミリーサンデー、次の開催が楽しみです😄。