★ここが違う!カウンセリングと普通の会話 | *あいのひろ~心のドアをノックして 

*あいのひろ~心のドアをノックして 

青山学院女子短期大学英文科卒。伊藤忠商事入社。東京都公立小中学校でメンタルサポート4年間従事しカウンセラー養成学園を設立。千人以上のカウンセラー輩出。武蔵野大学通信教育部人間科学科・人間科学心理学に入学し心理学士号取得。著書3冊。行政依頼講演も手掛ける。

『カウンセリングと普通の会話って

どう違うんですか?』

 

多くの人に聞かれるので

今日はその違いを書きたいと思います。

 

 

まず、有名な話ですが、

人の心は2重構造になっています。

 

1つ目は、顕在意識

 

2つ目は、潜在意識です

 

これらの言葉、聞かれたことはありますよね。


でもご存知でしたか?

少し簡単にいうと、

顕在意識は『言葉』が担当で、

潜在意識は『もやもや感覚』が担当なのです。

 

 

 

 

胸に「もやもや」を抱えていたり

「なんだかすっきりしない」という時、

その段階ではまだ潜在意識にある状態なのです。

まだ言語化できていない状態ということです)

カウンセリングでは

その「もやもや」を言葉にして、

口(外)に出させる。

 

つまり「もやもや」を

潜在意識から顕在意識に上げていきます。


そして言葉にできた段階でやっと

「ああ、あれが気になっていたんだ」とか

「ああ、私は本当はこうしたかったんだ」と

「もやもや」が言葉となって明確に理解できるようになるのです。

 

人が悩むのは

「自分の気持ちがわからない」

という理由があるゆえに、
「分からないから、決断できない、行動できない」
・・と悩んでしまうのです。

だからカウンセリングとは、

まだ潜在意識でウロウロしている

「もやもや」や「むかむか」の感情を
言葉にして顕在意識に上げること
なのです。

 

それにより、

ご本人が自ら気づき、悩みが解決していくという段階に至ります。

 

 

 


さてその一方で、普通の友人との会話ではどうでしょうか。

 

友人との会話の多くは「出来事」が中心の話になりがちです。
でも「出来事」をいくら聞いても、その方の答えの正体には
なかなかたどり着けない(潜在意識がでてこない)のです。

なぜなら、表面的な悩み(出来事)は、ダミーだからです。

 

つまり、

「感情がコントロールできない」

「あの人との関係がうまくいかない」

などの悩みは、

たとえ解決したと思っても、

それはダミーなので一時的な対処療法でしかありません。


その悩みの本当の答えは、その奥に潜んでいるからです。

 

その奥に潜んでいるもの・・

それは人によっては自己否定感であったり、

過去のトラウマであったり、承認欲求、

共依存や親との関係、インナーチャイルドであったり、人さまざまです。 

 

そうした本当の原因を見つけ出すために

私たちカウンセラーは様々な技法を用いて導いてゆきます。

 

こんな感じで普段の会話とカウンセリングの会話は
アプローチが違うのです^^

 

そういったカウンセラーがたくさん増えたら、

もっと世の中が愉しくなるし、もっと世界から悩みが消える。

そうした想いで心理カウンセラー養成講座を開講しています。

 

心理学士 あいのひろ

 

 

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