心理カウンセラー養成講座を始めて10年が経ちました。
この10年で、143名の方にご受講していただきました。
心から感謝申し上げます。
この講座は
『人の話が聞けるカウンセラーが世の中に増えたら、
もっと気持ちが楽になる人が増えるかもしれない』
と思って始めた講座です。
すると、カウンセラーになりたいという方はもとより、
介護職・看護職・保育士・セラピストなどの方達が
多くご受講してくださり、現職に役立ててくださっています。
内容は、
大きく2つに分けています。
基礎編は「心の理由を知る心理学」(自分を知る心理学)
実践編は「人の話を聞く技術」です。
基礎編では、
基礎的な心理学の知識を入れて、
自分に照らし合わせながら学びます。
なぜなら、
自分が癒されていないと
人の話を聞くことがとても辛い作業になるからです。
実践編では
基礎編の心理学の理論を基に
お話を聞きます。
『心理学の理論を基にお話を聞く』ということ。
そこが、カウンセラーと友人との会話の違いだと思います。
カウンセラーは、心理学の知識をもとにお話を聞きながら、
問題解決のアプローチをしていきます。
基礎編では
●ストレス理論
●コミュニケーション理論
●ジョハリの窓・アイメッセージ
●自己肯定・他者否定(交流分析)
●共依存
●インナーチャイルド
●防衛規制
というカウンセリングには必須で基本的な知識を
学びます。
私も主婦のときに心理学を学んだため、
お金・時間の余裕がなかったので、
お話を聞く上で必要最低限のものだけをカリキュラムとして構成しています。
実践編では
●傾聴技術
●来談者中心療法
●ゲシュタルト療法
●ABC理論
●認知行動療法
●フォーカシング
などと共に、じっくりとお話を聞けるようになるために、
合計20時間以上の傾聴練習をたっぷりします。
全12回を約7ヶ月かけてじっくり向き合います。
一回一回がカウンセリングのような授業内容なので、
自分と向き合い、人と向き合う時間になります。
終了後の
『子どもからお母さんがお話を聞いてくれるようになったと言われます』
『仕事でも日常でも心理学の知識がとても役立ってます。』
といったお声が何より嬉しいです。
『人の話が聞けるようになる』ということ。
それは今後の人生においても
素晴らしいギフトになると思うのです。
なぜなら人間関係や信頼関係の基本は
『話を聞くこと』と
『相手を理解すること』だと思うからです。
人の話が聞ける人を増やしたい。
それによって家庭が、職場が、周りが平和になったらいいな。
その一心で、これからも続けていきます。
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【心理学基礎・傾聴実践「心理カウンセラー養成講座」】
■「心理学基礎科」と「傾聴実践科」の二部構成です。
・「心理学基礎科」は心の基礎を学び、自分を知るプログラム。
・「傾聴実践科」は心理学を応用して傾聴ができるようになるためのプログラムです。
■受講することで
・心がどのように成り立っているかが明確にわかります。
・心の悩みを自ら解決したり、時には心を育てたりする方法が身につきます。
・心理学科と実践科の全授業を修了することで学園認定心理カウンセラーの資格が得られ、独立開業や専門家として多くの方々のお役にたつことができます。
・また自分はもとより家族や大切な方、お仲間の心のカウンセリングができるようになります。
【第19期】午前オンライン隔週水曜10-13時
基礎科 1/18, 2/1, 2/8, 3/1, 3/8, 3/22
実践科 5/10から水曜午前(5/24, 6/7, 6/21, 7/5, 7/12)
■Zoom 残3名様
■受講生 現在134名
■受講料 全12回 120,000円
(一括振り込みの場合100,000円)
(あいのひろ60分オンライン無料カウンセリング付き)
●分割払い可(paypalまたは毎月銀行振込)
●欠席の場合は録画をお渡しするか次期に振替できます。
【詳細内容】
■第一回 カウンセリングとは、ストレスの構造
●カウンセリングの意味と目的を学ぶと同時に、カウンセラー姿勢を学ぶ。
●ストレス理論による体と心の影響、解消法を学ぶ。
⚫︎自分を知る6つの窓ワーク
■第二回 コミュニケーション理論(ジョハリの窓・受容ライン・怒りの感情・Iメッセージ)
●コミュニケーションとは
●怒りの奥にあるもの
●ジョハリの4つの窓
●受容線によって変わる相手への接し方や
●相手の心に届く伝え方Iメッセージ
⚫︎秘密のワーク
⚫︎ストロークで他画像を知るワーク
■第三回 交流分析理論・時間管理/他者からみたエゴグラム
●サザエさんの登場人物を使った性格成分を学ぶ
●普段の生活でどこがストレスになっているかを学ぶ。
●三方向から自分を分析する
⚫︎「自分から見た自分」の性格分析ワーク
⚫︎「役割からみた自分」の自己分析ワーク
⚫︎「人から見た自分」を知るワーク
■第四回 共依存
●人に依存してしまう「共依存」を学ぶ。
●その回復方法および境界線を引く知識を学ぶ。
⚫︎自分の共依存性を知る
⚫︎境界線を引くワーク(動のワーク)
⚫︎境界線を引くワーク(静のワーク)
■第五回 インナーチャイルドセラピーワーク
●インナーチャイルドの成り立ち、乗り越える過程を学ぶ
●機能不全家族で育った子の5つの役割
●インナーチャイルドカウンセリングの3段階
⚫︎自分のアダルトチルドレンを知る
⚫︎インナーチャイルド瞑想
⚫︎サイコドラマ
■第六回 防衛機制・人生グラフ
●心の安全装置である「防衛機制」「抑圧」「投影」などを学ぶ。
⚫︎自分の中の防衛機制に気がつく
⚫︎人生グラフワーク
基礎科修了後、傾聴実践科では、
第一回 来談者中心療法
第二回 傾聴実践
第三回 ゲシュタルト療法
第四回 フォーカシング・認知行動療法
第五回 積極技法
第六回 60分カウンセリング
と、傾聴の実践練習中心に行います。
(実践科のご案内はこちら)
心理基礎科と傾聴実践科の全時間を修了することで
学園認定心理カウンセラーとして正式活動できます。
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●皆さんのお声はこちら
心理学士 あいのひろ