束草といえば「ケッペ」~束草の旅(2)
束草観光第一弾、と言えば「ケッペ」である。
束草の観光名物と言えば「ケッペ」なのである。
ケッペ・・・写真のような渡し船のことである。
青草湖という汽水湖(海水が出入りしている湖)があるのだが、その砂州の対岸まで渡る渡し船のことである。
対岸までわずか50メートル。陸地を行こうと思うと、ぐるっと湖を一周しなければならないが、ケッペならわずか1分程である。
このケッペ、渡し船というよりは「はしけ」に近い。
そして人力で動かす。お客さんも一緒になってワイヤーを引っ張るのだ。
↑船にワイヤーが通されていて、このワイヤーを引っ張って動かす。水上版ロープウエーだ。
乗船料は往復で200ウォン(15円)。切符売り場は対岸にしかない。
どうせ帰りもケッペを使わないと帰れないので、対岸にしか売り場がないのだ。
この束草のケッペの話、以前にも紹介したが↓の本でも紹介されている。興味のある方はどうぞ。
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束草(ソクチョ)という町~束草の旅(1)
束草(ソクチョ)は人口85,000人ほどの小さな町だ。
韓国では夏に海水浴を楽しむリゾート地として知られている。
また雪岳山(ソラクサン)国立公園があり、春と秋には登山客がどっと押し寄せる。
風光明媚な景勝地なのだ。
(雪岳山の名は、日本では焼酎「鏡月」のCMでおなじみだ。鏡月は雪岳山の天然水で作られている)
1996年には人口10万人を超えていた束草だが、年々人口減少が進み、今では85,000人まで減ってしまった。
主要産業が一次産業という典型的な田舎町だから、どうしても若者は大都市へ流出してしまう。
日本でも韓国でも、地方の経済構造はいっしょなのだ。
そんなド田舎の経済状況と産業振興について学ぼうというのが今回の旅の趣旨である。
・・・・でもその前に、やっぱり観光しておきましょう![]()
というわけで、明日からは観光編![]()
おなかがすいたら ケランパン!
束草へ着くまで1週間もかかってしまったので![]()
ちょっと休憩。
ちょっと小腹がすいたとき、街角の屋台で何か軽食を買うのもいいものだ。
代表的な屋台メニューがケランパンだ↓
要は「おやき」である。
目玉焼きが入った「おやき」である。
皮は日本のおやきとちがって、ホットケーキのように甘い。
そして中に、甘くない目玉焼きが入っている。
その組み合わせがちょっとビミョー、と僕は思うのだが、日本人観光客らしきおじさんたちが、3人並んで
「うまいねえ、こりゃうまいわ」
と食べていた。
そいういえば、悪友君もおいしいって言ってたっけ・・・・
ロッテホテル前の屋台で1個2,000ウォン(150円)
高っ![]()
新村なら1,000ウォンなのに・・・・
38度線を突破!~韓国・バスの旅(7)
高速を降りると、そこは江陵(カンヌン)の町だ。
ここから海沿いを北上する。
そしてついにバスは38度線を突破し、北へ!!
射殺されないかな![]()
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・・・・射殺されますよ。本当に国境を越えたら。
でも、今はここは国境ではない。
第二次世界大戦終了時、朝鮮半島は38度線を境に南北に分断された。ここはかつての「国境」である。
ところが朝鮮戦争で南北軍が一進一退を繰り返し、現在の「国境」である休戦ラインは斜めになっている。
東側では韓国の領土は38度線よりも北に張り出している。
西側では逆に南にへこんでいる。
束草はかつて、北朝鮮領だった。
戦争の結果、ここは韓国領になったわけだが、北から避難民が大量に押し寄せ、難民村を作った。
彼らはいつか故郷へ帰ることを夢見、困窮を極めた生活を送ったのだ。
そんな避難民に思いを馳せながら、ようやく束草に到着した。
(バスの旅編 終了)
平昌(ピョンチャン)の夢~韓国・バスの旅(6)
文幕を出発したバスは、江原道を一路東へ走る。
山また山の、町の景色らしい景色がない、本当に田舎を走る。
この辺りの風景は、北海道の田舎の高速道路と驚くほど似ている。
やがてバスは平昌(ピョンチャン)に入った。
平昌はとんでもない山の中にあるだけに、韓国のスキーのメッカだ。
「冬のソナタ」のロケで有名になった竜平スキー場も、ここ平昌にある。
ウインタースポーツのメッカである平昌は、冬季オリンピック開催に名乗りを上げている。
2010年はカナダのバンクーバーに3票差、2014年はロシアのソチに4票差で惜しくも落選。
目下、2018年の誘致を目指し、三度目の挑戦をしている。
↑希望! 2018年平昌冬季オリンピック・・・と書いてあります。
でもこんな山の中の田舎で、本当にオリンピックができるのかいな、と車窓を眺めながら思ってしまった。
健闘を祈りますが・・・
(つづく)






