ソウルの路地裏のぞいてみれば -48ページ目

海洋深層水の応用分野

海洋深層水は、水深200メートルよりも深い海の水のことである。


水深200メートルを超えると、太陽の光はまったく届かない。


また深い海の水は数千年をかけて地球をゆっくりと周回している。


そのような効果で、非常に栄養分が富みさまざまな効能があると注目されている。


もちろん日本でも全国各地で研究が進んでおり、海洋深層水を使ったミネラルウォーターなどがテレビでCMされている。



韓国では国家戦略として海洋深層水開発を進めるため、取水権を国が管理し、全国で8か所にしか認めていない。


我も彼も製品開発して、過当競争になるのを避けるためだ。そして実際にプラントが稼働し製品開発を行っているのは3か所だけである。


その1つが、ここ高城郡なのである。



海洋深層水の応用分野は広い。


ミネラルウォーター、食品は言うに及ばず、化粧品、医療分野、農業分野など、研究はまだ始まったばかりだ。




毎年8月14日から15日まで、高城郡では「海洋深層水祭り」が行われ、さまざまなイベントが開かれる。


まさにマチを挙げて、海洋深層水にかけているのである。


(つづく)



江原深層水


ソウルの路地裏のぞいてみれば

高城郡の何もない田舎の海岸に、忽然と姿を現す巨大なプラント。


それが「江原深層水」だ。


産官学共同出資の会社で、資本金は222億ウォン。


出資比率は江原道が18%、高城郡が21%、そして韓国の「大教グループ」という民間企業が51%となっている。


大教グループは、韓国有数の学習塾チェーンだ。




会社ホームページ↓

http://www.gwdeepseawater.co.kr/index.jsp


高城郡の沖合6キロの水深605メートルの海底から、取水している。


この取水プラントは去年できたばかり。


商品開発も始まったばかりの状況だ。




そして出資はしていないが、学術・技術面でサポートしているのが、高城郡の「知」を担う「京東(キョンドン)大学」


(東京大学じゃないよ、京東大学だよ)


実践的教育が有名で、就職率9年連続全国1位という大学だ。


技術・資本・行政が一体となって、このド田舎の高城郡をなんとか羽ばたかせようと頑張っているのである。


(つづく)

高城郡(コソングン)へ

長~い旅行記、やっと本題の地方経済視察に入る。




束草市の北に隣接しているのが高城郡(コソングン)だ。


人口12,000人。韓国の東北の端に位置し北朝鮮と接している。


周りには・・・・何もない。


延々と海岸が続き、町らしい町はない。


絵に描いたような「辺境」だ。



そんな高城郡では今、海洋深層水による地域おこしに力を入れている。



産官学共同で「江原深層水」という会社を立ち上げたのが2006年。


以来、研究活動を続け、2008年に取水プラント竣工にこぎつけた。


現在の資本金は222億ウォン。


地域の期待を一身に背負う会社なのだ。



ソウルの路地裏のぞいてみれば

まずは、この高城郡の地域産業発展の基地、「江原深層水」を訪れることにした。


(つづく)




ひとりブデチゲに挑戦! (下)

新村ブデチゲで出てきたブデチゲ



ソウルの路地裏のぞいてみれば

これだけついて6,000ウォン。ラーメン追加で1,000ウォン。


合計7,000ウォン(540円)グッド!



店のおばさん「辛いの大丈夫でしょ? 普通に作るからね」


と言って作ってくれたのがこんな色↓

ソウルの路地裏のぞいてみれば

お~、GREAT!! HOT HOTメラメラ


とにかくうまい。僕は夢中で食べていたが、ふと周りを見渡してみると、新村らしくお客さんは若い男女の学生グループばっかりあせる


やっぱりおひとり様は僕だけだった・・・・



でもよかった。いつも一人のときは「キンパブ天国」(注)でしか食べないからなあ・・・


こういう店を見つけられてよかった。   また来ようっとニコニコ




「新村ブデチゲ」は現代百貨店の脇にあるので、すぐ見つけられます。


日本語(たぶん)不可。


でもおいしかったです。





※注:キンパブ天国・・・韓国いたるところに根を張っている大衆食堂チェーン。


この看板が目印です↓

ソウルの路地裏のぞいてみれば



ひとりブデチゲに挑戦! (上)

江原道の経済事情を勉強する前に、ちょっと腹ごしらえを・・・


韓国を一人で旅すると、困るのが食事の場所だ。


韓国の飲食店は、基本的に「おひとり様」仕様になっていない。


「料理を1人前」という注文が、意外と難しいのだ。



僕の好物の一つにブデチゲがある。


ブデチゲは大抵、2人前からが基本だ。



今回の一人旅、どうしてもブデチゲが食べたかったので、おひとり様でも入れる店を探して、探して、やっと見つけ出した。


その店は新村の現代百貨店のすぐ脇にあった。


名前もずばり「新村ブデチゲ」



「あの~、一人なんですけどいいですかあ?」


と、恐る恐る入っていくと、店員のおばさん


「どうぞ~、こちらへ座って」


と席へ案内してくれた。



そして出てきたのがこれ↓



ソウルの路地裏のぞいてみれば

ブデチゲ1人前。こんなに大きい鍋だけど、まちがいなく1人前です。


(つづく)