ソウルの路地裏のぞいてみれば -10ページ目

悪友くん イーテウォンヘ行く(8)

“その時”・・・・・つまり部屋へ上がる時、再びホジュン氏登場。


まずホジュン氏に2万円を払う。そしてボーイが呼ばれ、2人をホテル内へと案内していく。



あとに残った僕と彼女。


彼らが帰ってくるまで、二人っきりで楽しくおしゃべり。


彼女の名前はテギョンちゃん。


お互い打ち解けあったころ、「実はね」と話し始めた。




「あなたと部屋へ行かないと、私にとってはマイナスになるの・・・・」




え~、そうなの?


飲むだけでいい?って、あれだけ念を押したのに・・・・





あー、そうか。そういえば、さっき店長みたいな人と話してたもんな~


「何でおまえは行かないんだ」 的な感じで・・・・・


テギョンちゃん、きっと怒られるんだろうな~





「でも、このお客さんは最初から行かない条件で入店したからって言っておいた。だから大丈夫よ。気にしないで」





くぅ~っっ、健気だラブラブ


いい子だ。


自分には一銭も入ってこないのに、いやな顔ひとつせず、ふてくされることなく、僕と楽しくおしゃべりしてくれる。


こんな子はなかなかいない!!



(注1:女の子は、客と部屋へ行って初めて売り上げになり、給料が入ってくる)

(注2:そしてこういうパターンの時、韓国の女の子はすぐふてくされて、態度が悪くなる)





僕は申し訳ないので、彼女に10万ウォンを握らせた。


お詫びのしるしに・・・・チップとして。



あ~あ、飲み代が2万円になっちゃった。


この子いい子だから、まあいいや。


(つづく)






悪友くん イーテウォンへ行く(7)

結局、悪友くんは言葉の通じない若い子を取った。



8人の中で1人だけ、この子はかわいいかもラブラブと思える女の子がいた。


しかし、悪友くんは違う子をチョイス。


後で聞くと、どうせ言葉が通じないのだから、カラダで選んだ、とのことあせる




まあいいや。じゃあ僕はあのかわいい子指名するよ。


ただし、僕は飲むだけ。部屋へは行かない。今日は僕が案内役なので、部屋へは行かないよ。

と念を押し、その子を指名した。




さあ、韓国語会話の時間だ。

2時間半、かわいい子といっしょにいられて韓国語で会話ができて、これで1万5000円なら大満足だ。

山盛りフルーツも出てきたしいちごさくらんぼリンゴ




悪友くんは・・・・と向かいを見ると、




完全に硬直しているあせる






人間は言葉が通じないと、心で通じ合おうと努力する・・・・・だから無口だ。


そして人間は言葉が通じないと、ボディランゲージで通じ合おうと努力する・・・・だから密着だ。



「ねえhiro、いつ部屋へ行けばいいの??」



俺に聞くなよ。


好きな時に行けばええやん。



入店して50分後、いよいよ、“その時”がやってきた。


(つづく)





悪友くん イーテウォンヘ行く(6)

Pホテルの2階にそのクラブはあった。ただし入口はホテルとは別だ。


入口でボーイに「どなたかのご紹介ですか?」と聞かれる。もちろん韓国語だ。


「ホジュン支配人だよ」と言うと、「あー、ホジュン氏ですか! どうぞこちらへ~」と店内へ案内された。




店内は全室個室。8人は入れるであろう立派な部屋に通された。


そこへホジュン氏登場。


「あ~、本当に来てくれたんですね。うれしいですよ」と、満面の笑み。


「さ~女の子を呼びますから、選んでください」と、室外に合図を送る。




来た。



来た!!




来たドキドキ






女の子が8人、ずらりと部屋に並ぶ。




きれい?  かわいい?



うーん、微妙かも・・・・・・




僕が質問 「日本語が話せるのは誰?」




8人の中に1人だけ、付き添いのおばさん風の女性がいた。最初は本当に付き添いだと思った。


するとなんと、彼女だけ手をあげるではないか。





え?




あなたホステスなの?



他の子は日本語できないの???叫び




どうする悪友。



日本語のできるおばさんを取るか、言葉の通じない若い子を取るか?



(でもホテルの部屋に入っちゃえば、言葉なんかいらないよねニコニコ



と、ちょっとおもしろい僕なのだった。


(つづく)












悪友くん イーテウォンヘ行く(5)

食事を終え、街をブラブラしていた僕たち。


悪友くん、妙にホジュン氏が忘れられないよう。


いや、昨日の清涼里の残像がまだ残っているよう。




ホジュン氏、女の子は全員きれいで日本語も通じるって言ってたな・・・・


僕は韓国語で平気だが、悪友くんは言葉が通じないと、ちと辛い。



ちらっと時計をみると、時間は午後7時。クラブの開店時間だあああ時計



悪友くん  「hiro、とりあえず飲みに行ってみようか。気に入らなければ飲むだけで帰ればいいんだし」



この言葉を合図に、僕たちは「ホリデーカラオケクラブ」がある明洞のPホテルへと向かったのだった。


客引きについていく、という、旅行では絶対にしてはいけない禁を破って・・・・


特攻作戦の始まりだった。




◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇


ロッテホテルなどの超一流ホテルを除けば、ソウルのホテルには大抵カラオケクラブが併設されています。


そして、お客さんは気に入った女の子を連れて、ホテル内の部屋へと消えていくのです。


お客さんはもちろん、宿泊客ではありません。地元の人たちです。


部屋はクラブ側(またはホテル側?)が用意しているのです。


僕は大抵、リーズナブルなビジネスホテルに泊まります。ボーイに案内されて女の子を連れていくお客さんを何度も目撃しました。


一緒のエレベーターになったこともあります。


いつぞやは、その「お部屋」が僕の泊まっていた隣の部屋だったことがあり、サービス中の“音声ラブラブ”が聞こえてきたこともあります。




こういうところのお客さんは地元の人たちなので、大概、日本語は通じません。



さて、悪友くんの運命はいかに・・・・・


(つづく)




悪友くん イーテウォンヘ行く(4)

僕たちの後ろのテーブルには女性の親子連れ(日本人)、そして隣りのテーブルには女子大生とおぼしき団体(こちらも日本人)が座っていた。


そんな女性ばかりに囲まれた席で、ホジュン氏、クラブとソープのシステムの説明をしだすのである。


もちろん日本語であせる


これはかなりスリルを味わえるガーン



曰く、カラオケクラブは2時間半飲み放題で一人1万5000円。女の子は選べて、おさわりもOK


ホテルの中にあるクラブなので、気に入れば部屋まで上がって・・・・それは1時間で2万円。



酒はいらないと言うのであれば、直接ソープへ。


こちらは2万5000円。




かいつまんで言うと、こんな感じだ。




僕、韓国語で牽制。


「カラオケは飲むだけで帰ってもいいの?」



ホジュン氏


「それでもいいですよ」



「その場合は本当に1万5000円でいいんだよね?」



ひととおりシステムの確認をすると、じゃあ気が向いたらいくよ、とホジュン氏とは別れた。




さあ、どうする悪友?


昨日の清涼里とはちがって、時間は長いぞグッド!



(つづく)