季語短歌24-6-17 | ひろちん。のエスキス

ひろちん。のエスキス

廣珍堂と同じひと

  先週 X(旧Twitter)で詠んだものです。一部推敲・詠み直ししています。

 1,  = そらまめ =

 箸先に青ひろがりてそらまめに調理師だけが知る軽さあり 


 2, = 守宮(やもり) =

 マンションも多くの守宮に守られて家族が揃い夕餉となりぬ 


 3, = 若竹(わかたけ) =

 若竹は今日にしなるを覚えたり土のいまだにやはらかき場所 


 4, = 入梅(にゅうばい) =

 コンビニの傘の売り場が移動した10センチほど近づく入梅 


 5, = 鈴蘭(すずらん) =

 鈴蘭の匂いが背中にくっついて白と緑の香水は来る 


 6, = 風青し(かぜあおし) =

 病棟の窓は一切開かずとも新米看護師に吹く風青し 


 7, = 蝿(はえ) =

 ハイキング途中で出会う便所蝿 休憩場所は昭和の匂い